食は文化なり…と言いますか、多種多様なマレーシアでの食体験はとても刺激的なものでした。
カラフルなソフトドリンク。マレーシアの食文化を象徴しているようだ。
日本のラーメンが多種多様であるように、カレーやラクサと呼ばれるマレーの代表的料理も、一言では語れません。
帰国後、その刺激的な味に取り憑かれ、マレー料理にチャレンジしてしまう人が続出。本場の味をいかに再現するか? 映像作家の熱いクリエイティブ魂を鎮めるのは大変です。
映像作家 S:「バクテー」に使う豚肉は3種類くらいにしようか?
その妻:えっ!? バラ肉だけじゃダメなの?
映像作家 S:ダメに決まってるだろ! 同じにするんだよ。骨付き肉とか、モツみたいなのとか買わないと。
その妻:でも、本場のはあそこの部位もあったよ! 日本じゃ売ってないし…。
映像作家 S:買えないかな?
その妻:無理だよ!
写真:田中廣太郎作「バクテー」、中沢あき作「ラクサ」