第13号(2022)

【巻頭言】 根占 献一「学者たちとの出会い―ユダヤの歴史とともに―」

第14回学術大会シンポジウム

誰が「ユダヤ人」とされてきたか — 自意識と他者のまなざしから —

【提題】

大澤 耕史「 ヘブライ語聖書〜第二神殿時代における「ユダヤ人」

津田 謙治「二、三世紀の教父文献に見られる「ユダヤ人」像 ―同一の神と相違する信仰―」

櫻井 丈「「新生児」としての改宗者 ―バビロニア・タルムードにみる血縁擬制としてのラビ・ ユダヤ教改宗法規再考」

山城 貢司「諸種族・諸国の⺠・セクト主義者: 古代ユダヤ教におけるminim概念の再考に向けて」