レヴィナス特集号(2015)

レヴィナス哲学とユダヤ思想

【序文】

小野 文生 絶えざる解体、あるいは儀礼抜きの語り直しのために —特集号「レヴィナス哲学とユダヤ思想」刊行にあたって—

【講演】

ジェラール・ベンスーサン レヴィナスの作品におけるナアセー・ヴェニシュマー

【コメント】

合田 正人 、杉村 靖彦

【論文】

市川 裕 タルムードの聖書解釈に込められたユダヤ賢者の実存的関心

中 真生 レヴィナスにおける女性的なもの —性差と主体の二元性—

堀川 敏寛 ヘブライ語聖書における対面の意義 —ヤコブ物語における[長子権、顔、祝福]の使用法より—

竹内 裕 エマニュエル・レヴィナスと聖書 —〈 顔 〉〈わたしはここに〉〈 隣人〉をめぐって—

【報告】

合田 正人 レヴィナスと解釈学論争

後藤 正英 倫理をめぐるカントとレヴィナスの交差点

手島 勲矢 エルサレムと京都 —ヘブライ語圏のレヴィナス理解に思うこと—

伊藤 玄吾 詩篇、韻律、ハルモニア —詩としての聖典の解釈をめぐって—