The Allure of Toxic Leadership

Class of 2007

• MGT 365 The Allure of Toxic Leadership (4 units)
• 教授
  • Prof. Jean Lipman-Blumen
• 授業内容
  • リーダーシップ系の科目として、悪いリーダーとそのフォロワー達の関係に着目し、ネガティブな結果をもたらす人間の集団行動の力学を、歴史的出来事や最近の企業スキャンダルを題材に学びます。その上で、そのようなリーダー・フォロワー達を見抜き、予想されるネガティブな結果を避けるための戦略を考えていきます。
  • また、授業の一環として、ロスにある”Museum of Tolerance”を訪れます。ここはホロコーストの記録を中心に、人間の持つ闇の側面を隠すことなく伝えています。人間が本来的に持つ闇の部分をコントロールするというこの授業の目的に沿った場所です。
  • 期末プロジェクトにおいては、世の中の全ての事象の中から任意に選択したものを題材に、クラスのテーマに沿った発表をチームを組んで行います。例年恒例のようですが、最後の授業は教授のご自宅にてプロジェクト発表を行います。
• 成績評価
  • クラス貢献 及び 期末プロジェクト （比率は公表されません）
• 感想
  • まずは、教授の豊かな人間性に心を惹かれてしまいました。心底、人類の平和を望んでおり、そのための教育の重要性を説いておられます。
  • 授業で扱うテーマは、人間の心とその歴史及び未来であり、ビジネスに留まらずもっと次元の大きな、壮大なものだと感じました。要求される読書量も半端ではありません。しかしテーマが壮大であるが故に、個々人の心に優しく触れてくる教授の人間性は、この授業を教授するに相応しいものでした。また、自分自身の未熟さと“Toxicity”に痛いほど気付かされる時でもありました。
• 文責 長井信市朗 （ Class of ２００７）