Class of 2021
- 授業内容
- プロジェクトのキャッシュフロー分析から、企業価値の測定に至るまで、コーポレートファイナンスの体系を、レクチャー、グループプロジェクトを通して学んでいきます。ベースの教材はMBAでは定番のFundamentals of Corporate Financeを使います。学期を通じて、一つ企業を決め企業評価と分析を行い、アナリストの出すようなレポートを作るグループプロジェクトもあります。恐らく、授業の難易度やグループワークの大変さも含めドラッカーMBAの中で一番タフな授業ですが、その分非常に勉強になる授業です。
---------------------------------------------------------------------------------------------以下、過去内容---------------------------------------------------------------------------------------------------------
Class of 2020
- 教授
- 使用テキスト
- Fundamentals of Corporate Finance, 9th ed., by R. Brealey, S. Myers and A. Marcus ISBN # 978 -1 - 259 - 72261 - 5
- 授業内容
- この授業はファイナンスの基礎科目で、通常、一年目の春学期で履修するコア科目です。
- 財務管理に必要な基本的な知識の理解とテクニックの取得を目的としています。企業は“その価値を向上させるために投資を行う” という原則を基本概念とし、その上で、資金の調達方法からリスク管理まで体系的に学習します。具体的には、時間価値の理論から始まり、証券/債権の評価方法、配当政策、資本構成の選択基準、リスクとリターンのトレードオフと、実務で必要なファイナンスの基本的事項を網羅しています。
- 教科書は使用せず、教授が作成したパワーポイントに基づいて授業が進められた。
- 試験は計3回(中間2回、期末1回)あります。電卓のみ持込み可。
- 最終プロジェクトは選択した米国企業の適性株価の分析、投資判断のリコメンデーションでした。 (ロッキード・マーチンを選びました。)
- 成績評価
- 65% Exams
- 30% Final Project
- 5% Report
- 感想
- 教授のパワーポイントで十分です。足りない部分はネットやブルームバーグを利用し補完すれば大丈夫です。
- 教授は授業内や放課後などいつでも親身になって説明してくれます。しかし、試験やプレゼンテーション等の為の完璧な解答を求める質問には答えてくれないこともあります。上手に接すると非常に優秀で親切な方です。
- 日本人以外とのチームとなりました。企業選択の時点から、各々が注目した企業がある為に議論となりました。その後は、フリーライダーが多かった為に5人中2人で主要な作業を行いました。非常に優秀な生徒がチームにいたことで、問題なく全ての作業をクリアしました。
Class of 2017
Class of 2016
- MGT 335 Corporate Finance (4 units)
- 教授
- 使用テキスト
- Fundamentals of Finance, 7th Edition by Richard Brealey and Stewart Myers
- 授業内容
- この授業はファイナンスの基礎科目で、通常、一年目の春学期で履修するコア科目です。
- 財務管理に必要な基本的な知識の理解とテクニックの取得を目的としています。企業は“その価値を向上させるために投資を行う” という原則を基本概念とし、その上で、資金の調達方法からリスク管理まで体系的に学習します。具体的には、時間価値の理論から始まり、証券/債権の評価方法、配当政策、資本構成の選択基準、リスクとリターンのトレードオフと、実務で必要なファイナンスの基本的事項を網羅しています。
- 教科書は使用せず、教授が作成したパワーポイントに基づいて授業が進められた。
- 試験は計3回(中間2回、期末1回)あります。電卓のみ持込み可。
- 最終プロジェクトはマクドナルドの適性株価の分析、投資判断のリコメンデーションでした。
- 成績評価
- 65% Exams
- 30% Final Project
- 5% Report
- 感想
- 教授のパワーポイントがわかりやすく、教科書を読まなくても理解することができました。途中2回Examがあるので、適度なペースで勉強することができた。放課後に個別に質問しに行っても丁寧に教えてくれる。
- 日本人以外とグループワークのチームを組みたかったのだが、全員日本人のチームになってしまった。日本語で打ち合わせできるのは楽だが、留学してる意味がないと思った。これについて、MBAオフィスに改善を求めたが、反応は鈍かった。ドラッカーは全体が少人数な上に日本人比率が高いので、MBAオフィスが工夫しないと同じチームに日本人が複数入ってしまう。
Class of 2007
- MGT 335 Corporate Finance (4 units)
- 教授
- 使用テキスト
- Principles of Corporate Finance, 8th Edition by Richard Brealey, Stewart Myers, and Franklin Allen
- 授業内容
- この授業はファイナンスの基礎科目で、通常、一年目の春学期で履修するコア科目です。
- 財務管理に必要な基本的な知識の理解とテクニックの取得を目的としています。企業は“その価値を向上させるために投資を行う” という原則を基本概念とし、その上で、資金の調達方法からリスク管理まで体系的に学習します。具体的には、時間価値の理論から始まり、証券/債権の評価方法、配当政策、資本構成の選択基準、リスクとリターンのトレードオフと、実務で必要なファイナンスの基本的事項を網羅しています。
- 授業は教科書の内容に従い講義中心で進められ、ケースは殆ど利用しません。宿題は授業で行った内容についてほぼ毎週課せられ、試験は計3回(中間2回、期末1回)あります。※但し、チートシート持込可
- 成績評価
- 20% Homework
- 25% Midterm I
- 25% Midterm II
- 30% Final
- 感想
- Prof. Binayは30代半ばのMr. Bean似のトルコ人助教授ですが、将来、きっと学会の星として現れてくるであろう当校自慢の教授だと思います。彼の英語は、留学生、特に我々日本人に とっては聞き取りやすく、授業の進め方も上手かったと思います。特に、彼のクラス全員をコミットメントさせる能力は抜群で、講義中心の授業とは言え、 コールドコールが絶えず降り注ぎ、学生はいつも緊張感を持って受講していました。
- その一方で、彼は例題を用いて理論を丁寧に説明して、学生の理解度を常に確認しながら授業を進めてくれたので、ファイナンスに抵抗を感じていた学生もかなり好感を持ったのではないかと感じます。3度の試験と毎週課される宿 題は、履修中かなり負担になりますが、その分理解も深める事ができ、今では本当に良いクラスだったと思います。
- 文責 履修生一同( Class of 2007 )