MGT 145Y English for Organizational Behavior (non-credit)
教授
Prof. Lissa Petersen
使用テキスト
Managing for the Future-Organizational Behavior & Process
by Ancona, Kochan, Scully, Van Maanen, and Westney.
(MGT345 Organizational Behavior と同じ教材 )
授業内容
International Fellows Program (以下、IFとします)の 1 科目で 1 年目の秋学期に受講します。この科目の主な目的は、 MGT345 Organizational Behavior (組織行動論の基礎を学ぶコア科目。以下「 OB 」とします)の事前準備・対策です。というのも、 OB は 1 年生にとっては初めて受けるディスカッション形式の科目であり、成績評価に占めるクラス貢献(クラスでの発言)の比率(40%)が高いクラスです。 1 年目の留学生にとってはハードルの高い OB の授業で、英語のハンディを克服しクラスに貢献することを目的にしています。
毎週、 English for OB の教授が OB の授業にも出席し、我々留学生の様子を観察します。そして、この授業で前回の OB クラスのフィードバックと次回 OB クラスに向けたディスカッションを行います。その他、 OB での提出レポートである「 Self-Analysis Paper 」の事前ピアレビューを行います。また、 OB ではレポート提出が課されていますので、ライティング力向上のため「 Think piece 」と呼ばれる1-2枚の短いエッセイを毎週提出します。また、スピーキング力向上のため「 Tutorial Sessions 」 ( 40分間 ) と呼ばれる、クラスメートとペアで外部講師と時事問題についてのディスカッションを毎週授業時間外に行います。
成績評価
Participation 70%
Writings ( Think pieces, Final self-evaluation ) 20%
Tutorials 10%
感想
留学生の英語教育に対する教授の熱意はすばらしく、親身になって留学生の英語力向上、 OB でのクラス貢献度向上に努めてくれます。あるクラスメートからの申し出がきっかけで、授業終了後に 45 分間のリスニングにフォーカスした特別セッションを設けてくれたほどです。
この授業で、次回の OB で扱う題材・主題に対する自分の考えを事前にブラッシュアップする機会となりますので、 OB でのクラス貢献度は確実に上がります。ただ、MBAが始まる前に行われる夏学期のIFと異なる点として、夏学期はMBAのクラスが始まっていないのでIFに集中できますが、この秋学期ではMBAの授業が始まります。他のMBAの授業に気持ちが向いてしまうと、このクラスの準備が不十分になり、それが逆に OB のクラスに跳ね返ってきます。IFとMBAの授業のバランスをとることが重要になります。
また、クラスメート全員が夏学期に 2 ヶ月間一緒に International Fellows Program を受けたメンバーですので、他のMBAの授業で疲れた自分をリラックスさせてくれるクラスでした。