FigureBackground

FRETImageProcess2.FigureBackground 関数

顕微鏡画像におけるbackground intensityを求める。

8x8ピクセルの領域を4ピクセルずつ動かしていき、

それぞれの領域における平均輝度のうち最小のものをbackgroundとする。

顕微鏡画像の四隅は暗いのでbackground判定には使わない。

パワーポイント図はこちら

タイムラプスイメージでは、

1 timepointの画像で求めたbackgroundの値を全てのtimepointの画像から引くか、

それぞれのtimepointの画像についてbackgroundを計算して引くことになる。

(藤田プロジェクトでは前者の方法を用いている。)

Background_intensity = FigureBackground(Image)

引数

Image (2次元行列またはTiffオブジェクト)

画像データを格納した数値行列またはTiffオブジェクト。

数値のデータ型は何でもよい。

小数値を含む場合はround関数により四捨五入される。

戻り値

Background_intensity (整数)

background intensityの値。

この関数はbackground intensityの値を求めるだけで、

画像からbackgroundを引くことはしない。

backgroundを引くには以下のように書く。

background = FRETImageProcess2.FigureBackground(image);

subtracted_image = image - background;