解析プログラムはスクリプトと6つの関数ファイルから構成される。
(基本的なセットは以下の通り
FCCSanalysis_PCNCKd.m
Func_AcXcFit.m
Func_correlation.m
Func_detrend.m
Func_dirNumber.m
Func_Fitting.m
Func_tifToTimecourse.m
MATLABのFCCS解析プログラム説明.xlsx)
解析したいときはスクリプトを実行する。
関数ファイルはスクリプトあるいは関数ファイルの内部で呼び出される。
スクリプトの説明
ポジコン、ネガコン、タンパク結合データのそれぞれについて
顕微鏡で計測したGFP, HaloTagの生データを読み込んで自己相関、相互相関を求め
correlation curveをフィッティングしてパラメータを推定し
そこからKdを推定するまでを行う。
ポジコン、ネガコンの解析だけをする。
関数ファイルの説明
どのフォルダにFCS/FCCS計測データが入っているのかを調べる。
GFPおよびHaloTagの計測データを読み込み、自己相関、相互相関を計算し、
それらの相関曲線をフィッティングする。
この関数の中で以下の4つの関数が呼び出される。
読み込んだ計測データが2次元行列となっているのを1次元ベクトルに直す。
計測データのintensityが徐々に変化していくのを修正する。
GFPおよびHaloTagの自己相関と相互相関を計算する。
自己相関、相互相関のデータに対してフィッティングを行う。