私は、大学3年次に3ヶ月間ニュージーランドに留学しました。留学期間は、現地の学校で英語を学ぶとともに観光地で週2回職場体験ができるボランティアもさせていただきました。私にとって留学は、自分自身を深く知る重要な機会となりました。普段とは違う環境で違う経験をするため、留学中様々な感情がわかりやすく現れました。これは、エントリーシートや面接で使用する自己分析や留学経験をアピールする上でとても役立ちました。

留学後は、英語を使うグローバルな仕事がしたいという思いを強く抱きました。しかし、業界は絞れていなかったため、できる限り多く、業界の区別なく説明会に参加しました。このことにより、出会える企業が増え、自分自身が興味をもつ職種、業界を定めることができたと思います。また、現地で日本の商品や車があたりまえにある光景を目にしたことも業界を絞るきっかけになりました。日常のあたりまえを支えている物流の中でも、日本の輸出入の99パーセントを海運が占めていることに感心し、海運業界にエントリーしました。

留学経験を就職活動に生かすためには、あらゆる点において、留学経験を振り返ることが重要であると考えます。

自分の中だけで悩んで動かない状態でいるよりも、些細なことでも周りに相談することで次の行動に移すことができると思います。国際センターやキャリアセンターなど頼れる場所を最大限に生かすことをおすすめします！