ワールド・ステージ・プログラム（WSP）

ワールド・ステージ・プログラム（World Stage Program：WSP）は、新しい留学支援として2024年度から全学年を対象にスタートします。留学に必要な語学力の進捗を示す目安としての「ステージ（段階）」とそれに連動した奨学金制度によって、個々の目的にあった留学（＝世界とつながる経験をする「ステージ（舞台）」の実現を支援します。WSPへの参加は、登録が必要です。 

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ステージに応じた奨学金制度

①チャレンジチケット（1年生対象）

「チャレンジチケット」とは1年生で留学にチャレンジする人を広く支援する制度です。3カ月未満の海外セミナーにチャレンジする1年生全員に対して、一人につき1回に限り一律5万円が支給されます。または、ステージ奨学金における金額が5万円を超える学生に対しては、ステージ奨学金の額が支給されます。

②ステージ奨学金

学生一人ひとりのステージ（言語能力）と留学プログラム（派遣地域・期間）に応じて金額を算出します。ステージレベルと派遣地域によって週ごとの金額が定められており、派遣期間（週数）で学生個々の支給金額を算出する仕組みとなっています。この奨学金では、ステージレベルが高く、留学期間が長いほど金額は高くなります。これにより、自分の目標設定にあわせたステージ要件を選び、自主的かつ計画的なステージアップを目指すことになります。3カ月未満の海外セミナーの場合は各留学プログラムごとに5名以内が、3カ月以上の海外セミナー及び交換留学の場合は派遣者全員が採用されます。 

ステージ要件

語学力の目安を示すステージにはＡ（英語資格）、Ｂ（英語以外の外国語資格）、Ｃ（英語以外の外国語科目修得単位）の３つの要件があります。3つの要件を意識しながら、海外セミナーへの参加や交換留学など、自ら設定した目標の達成をめざします。

＜ステージ要件表＞

英語以外の外国語ステージ別履修推奨科目

ステージ要件C（英語以外の外国語科目修得単位）は、以下の科目が対象となります。ステージ要件Cの単位数は、英語以外のすべての外国語科目修得単位数の合計ですが、留学プログラムで学修上求められる言語の科目を必ず含んでいることが条件です。

例：学修上求められる言語が「ドイツ語」の場合、下表の「ドイツ語資格」の科目を修得している必要があります。

＜2024年度生以降＞

＜2023年度生以前＞

留学プログラムで学修上求められる言語

＜海外セミナー＞

＜交換留学＞

交換留学で学修上求められる言語は派遣先国言語または英語です。

履修モデル

ステージをのぼるための国際理解科目（留学・言語文化・言語）の推奨科目や履修モデルを用意しています。希望する留学先や、自分の目標にあわせて、様々な科目を選択することが可能です。

以下は留学先に対応した履修モデルを用意しましたので、履修計画の参考にしてください。

履修モデル①：英語圏・海外セミナー（短期）

履修モデル②：アジア圏・海外セミナー（短期）

履修モデル③：ヨーロッパ圏・海外セミナー（短期）

履修モデル④：英語圏・交換留学（中期～長期）

履修モデル⑤：アジア圏・交換留学（中期～長期）

履修モデル⑥：ヨーロッパ圏・交換留学（中期～長期）

留学後

留学後は成果報告会で参加・発表をしてもらいます。また、フォローアップ科目の履修や、留学の成果を測るため資格試験の受験を推奨します。加えて、大学内での諸活動（バディ、RA（レジデント・アシスタント）、iCafeピアなど）への積極的な参加をお勧めします。

Certificate（WSP認定証）の発行について

卒業時には、希望者に対して、達成した外国語ステージを記したCertificate（WSP認定証）を発行します。

さらに、WSPに登録し海外に留学した学生で、在籍期間中、以下の複数の基準を満たした学生については、Special Certificate（WSP特別認定証）を発行します。

①ステージレベルが2以上アップした

②国際センターが提供する複数の留学プログラムに参加した

③異なる複数の言語の資格試験にチャレンジして成果を示した

④RA（レジデント・アシスタント）、バディ、iCafeピアとして、学内交流事業に貢献した

⑤国際交流に係るボランティア活動やユニークな活動が社会的に認められた

⑥その他、①～⑤に準ずる活動や成果が認められた

WSP認定証およびWSP特別認定証は卒業時に付与します。

就職に向けての取り組み

WSP登録学生を対象に、キャリアセンターとタイアップし、キャリア形成を図るためのガイダンスやグローバル企業等への就職ガイダンスの実施、世界を舞台に活躍をしている卒業生との交流・懇談等を予定しています。