130013:入金時の値引入力はどうする?(売上高を減額する場合)

【回答】

入金時の値引き入力は2種類の方法で処理することができます

1.売上高を減額して処理する方法

請負金額や売上額を減額して管理する場合に使用します

a.売上伝票で売上日を入金日と同じ日付にします

b.売上伝票で減額したい売上科目を入力して、金額をマイナスで入力します

c.入金伝票で値引き分を引いた金額を入力します

※請負金額を減額しないまま、使用した場合、未請求額(請負金額-売上金額合計)が

残ったままになります

2.売上高はそのままで、入金伝票のみで処理する方法

請負金額や売上額を減額せずに管理する場合に使用します

140004:入金時の値引入力はどう処理する?


【入力例】

売上金額100万円(税込)に対して、入金時に10万円値引きした場合

●売上伝票

売上日を入金日に指定し、金額をマイナス10万円と入力します。

●入金伝票

入金伝票では金額を90万円と入力します。

※転記する場合の仕訳は下記のようになります。

売上高 100,000 / 売掛金 100,000 <=== 売上伝票より生成、マイナス逆仕訳

普通預金900,000 / 売掛金 900,000 <=== 入金伝票より生成