110030:支払時の値引入力方法を知りたい(支払査定表で処理する場合)
【回答】
支払時の値引き入力は2種類の方法で処理することができます。
1.原価を減額して処理する方法
→090019:支払時の値引入力方法を知りたい(原価を減額する場合)
2.原価はそのままで、支払伝票・支払査定で処理する方法
●支払伝票での処理方法
→120007:支払時の値引入力方法を知りたい(支払伝票で処理する方法)
●支払査定での処理方法
こちらの方法で処理する場合は、区分別支払予定表の支払区分に未使用の欄がないと
支払査定だけでは処理ができません
未使用の欄がない場合は、値引き分だけ支払伝票で入力してください
a.科目分類:入出金に値引科目を追加します
b.区分別支払予定表の「その他」欄に値引分の金額をプラスで入力します
※値引用の項目はその他欄でなくてもかまいません
使用していない項目を値引用に割り当ててご使用ください
c.支払伝票作成の進み、[F4科目設定]で、値引用の割り当てた支払区分欄に「a」で
追加した値引科目を設定します
d.設定ができらた、[F12実行]で支払伝票を作成します
※集計表で支払額を集計した結果には全額支払されたものとして表示されます
【入力例】
仕入金額100万円(税込)に対して、支払時に5万円値引になった場合
※転記する場合の仕訳は下記のようになります。
買掛金 1,000,000 / 諸口 1,000,000
諸口 950,000 / 普通預金 950,000
諸口 50,000 / 値引 50,000
【補足】
支払区分欄に空きがない場合の処理
※支払伝票の支払日は支払査定作成伝票の日付と同じ日付にしてください
※支払伝票で値引き分を入力することによって、次回査定時に繰越に値引き分が表示されなくなります
※転記する場合の仕訳は下記のようになります。
買掛金 950,000 / 諸口 950,000 <===支払査定作成伝票(1行目)より生成
諸口 950,000 / 普通預金 950,000 <===支払査定作成伝票(2行目)より生成
買掛金 50,000 / 値引 50,000 <===支払伝票より生成