090007:立替金を入力したいときは?
【回答】
仕入伝票で科目に「立替金」を入力すると「立替先」(仕入先コード)の入力ができます。
メニューバー_「集計処理」_「立替金明細書」で集計できます。
仕入伝票で立替金を登録した場合は、支払伝票も科目を「立替金」とし、
仕入伝票で指定した工事を指定してください。
立替金は「科目集計」でも集計できます。
ただし、立替金の残高管理はできません。
【入力例】
1.仕入先甲より外注先乙のA工事分として税込材料費220,000円を立替仕入した
※立替先の仕入先コードを入力します
仕訳転記を行う場合は下記のような経理仕訳になります
立替金 220,000 円 / 買掛金 220,000 円
(仕訳例は弥生会計で「仕入先」の変換先を「買掛金」に設定した場合の例です)
2.外注先乙より立替分も含めた1,100,000円の請求書がきた
仕訳転記を行う場合は下記のような経理仕訳になります
外注費 1,000,000 円 / 買掛金 1,100,000 円
仮払消費税 100,000 円
(仕訳例は弥生会計で「仕入先」の変換先を「買掛金」に設定した場合の例です)
3.仕入先甲に立替分の支払をした
仕訳転記を行う場合は下記のような経理仕訳になります
買掛金 220,000 円 / 普通預金 220,000 円
(仕訳例は弥生会計で「仕入先」の変換先を「買掛金」に設定した場合の例です)
4.外注先乙に支払をした
※通常の支払分と立替分を2行に分けて入力します
仕入伝票から複写した際も同様に分けて入力してください
仕訳転記を行う場合は下記のような経理仕訳になります
買掛金 880,000 円 / 普通預金 880,000 円
買掛金 220,000 円 / 立替金 220,000 円
(仕訳例は弥生会計で「仕入先」の変換先を「買掛金」に設定した場合の例です)
※注意※
・基本的に立替金の科目については仕入伝票と支払伝票で同一工事を必ず指定します。
仕入伝票で「その他工事」を指定したら支払伝票でも「その他工事」を指定してください。
立替先の工事残高管理が可能になります。
・立替先に売掛金があり、売掛金と相殺して支払った形を取った場合は
「相殺」科目を使用してください。