この画面では、キャリアモデルのレベル判定するための判定条件を設定します。
キャリアモデルの第二階層ごとに、レベル判定する方法を設定します。
選択できる判定方法は以下です
・平均値
スキルナビ標準の判定方法です。各専門分野に関連付けられたタスク内のスキル回答値の平均値でレベル判定されます。
平均値はタスクごとに集計され、専門分野内のすべてのタスクで判定条件を満たすと専門分野のレベルとして判定されます。
・クリア条件個数
各回答ランクを満たしたスキルの個数でレベル判定されます。
判定はタスクごとに行われ、例えばLevel1の条件としてR1のスキルが3つとR2のスキルが2つ必要、といった具合にレベル判定に必要なスキルの個数を設定する判定方法です。
・タスクレベル
回答値をベースに自動判定されたタスクレベル(タスクごとに判定されたレベル)を条件とした判定方法です。
関連付けられたタスクごとに、そのタスクの任意のレベルを判定条件として設定します。
・判定レベル再利用
他のキャリアモデルのレベル取得を条件とした判定方法です。直接タスクと関連づけるのではなく、他のキャリアモデルでレベル判定された時点で再帰的にレベルが判定される特殊な判定方法です。
・加重平均
各タスクごとの回答平均値に重み付けをした加重平均を用いた判定方法です。
該当キャリアモデルの第2階層を構成する最下層のタスク毎に加重を考慮した配点比率(全体を100として何点配点するか)を指定して設定します。
キャリアモデルの第2階層(例.専門分野)ごとに使用したい判定方法を選択した後に、必ず画面上部の「更新」ボタンをクリックしてください。
実際に判定条件を設定する画面に遷移します。
詳細は判定条件パターン構成のページを参照してください。
判定条件の他に、レベル取得に制限をつけることができます。
・子要素を追加
レベル制限として設定できるのは以下の4項目です。
キャリアモデル(判定レベル)
試験
研修
資格
レベル制限の条件を満たさない限り、判定条件を満たしていてもそのレベルに判定されることはなくなります。
例えば下記の例では、必要個数が「2」個であることから、試験「プログラマー昇格基準」で70点以上のスコアを取り、かつ、資格「Oracle Master Bronze 」を取得しないとLevel1以上にレベル判定されなくなります。
また、仮に下記の例で必要個数を「1」個にした場合、表示されている試験と資格のいずれかの達成によりレベル制限の条件を満たしたことになります。
レベル制限を追加するには「子要素を追加」から制限の上限として設定したい項目を選択し、試験の場合は必要な点数を入力した上で「更新」ボタンをクリックしてください。
設定済みの制限を削除したい場合は各項目右の「削除」をクリックして表から削除した上で「更新」ボタンをクリックしてください。
・子グループを追加
子グループの追加によって、レベル制限の条件を階層的に設定することができます。
例えば下記の例では、最上部の必要個数が「3」個であることから、試験「プログラマー昇格基準」で70点以上のスコアを取り、かつ、資格「Oracle Master Bronze 」を取得し、その下に記載されている子グループを達成しないとLevel1以上にレベル判定されなくなります。
子グループの達成には、必要個数が「1」個であることから、研修「Javaによるデータ構造とアルゴリズム 」の受講、資格「基本情報技術者試験(FE) 旧「2種情報処理技術者」を含む 」の取得のいずれかを満たす必要があります。
「子グループを追加」をクリックして子グループを追加し、レベル制限に必要な子要素を追加し、グループごとに必要個数を指定します。
キャリアモデルの再判定を全ユーザー一括で行います。
判定条件パターンを変更して判定条件データを再作成した場合などに再判定を一括で行う機能です。