キャリアモデルのレベル判定では通常、関連付けられたすべてのタスクで判定条件を満たすことが条件になっています。
しかし、中には「5つあるタスクのうちどれか3つを満たしていればレベル判定される」などの変則的な条件を設定したいケースもあります。
OR条件はこういった際に利用する機能です。
例えばLevel 1に「3」が設定されたOR条件があるとします。
この場合、判定条件として設定され、このOR条件が設定されたタスクがいくつあったとしても、そのうち3つが判定条件を満たしていればLevel 1の判定条件を満たしたことになります。
タスク分類は設定されたOR条件ごとに1つのグループとして扱われ、すべてのOR条件を満たして、かつOR条件が使われていない判定条件もすべて満たすことでレベルが判定されます。
OR条件を新規に作成します。
「OR条件名」は「判定条件パターン構成」画面でタスク分類に紐づけるときの識別名です。
ここで指定した名称が「OR条件」指定画面(ポップアップ)でリスト表示されます。
「各レベル」に指定する値は数値で、判定に必要なタスク分類の個数です。
「判定条件パターン構成」でこのOR条件を紐づける設定すると、レベルに必要とされているタスクのうちここに入力した個数ののタスクを習得していれば条件を満たしている判定となります。
※OR条件は判定方法:加重平均には対応しておりません。
既存のOR条件を編集します。
詳細は新規作成時と同じです。
OR条件をコピーします。
既存のOr条件をベースに一部を改変したOR条件を作成したいときなどに使用します。
サブメニューから「OR条件使用状況」をクリックすると、OR条件が使用されている一覧リストが表示されます。
どの専門分野のどのタスクに関連付けられているかがリスト表示されます。
また、再利用判定を使用している場合、連携されているキャリアモデル第二階層のリストも表示されます。