キャリアモデルのレベル判定に使用する判定条件パターンを作成する画面です。
判定条件パターンについては判定条件パターンについてのページをご覧ください。
この画面では平均値判定とクリア条件個数判定で使用する判定条件パターンを作成することができます。
新たに判定条件パターンを作成します。画面上部の「新規作成」ボタンをクリックすることで新規作成画面に遷移します。
必要事項を入力して「新規作成」ボタンをクリックしてください。
最初に判定条件パターン名と表示順を入力します。
・平均値
スキルナビ標準の判定方法です。各専門分野に関連付けられたタスク内のスキル回答値の平均値でレベル判定されます。
平均値はタスクごとに集計され、専門分野内のすべてのタスクで判定条件を満たすと専門分野のレベルとして判定されます。
各レベルの判定基準値になる平均値を入力してください。
この判定条件を使用するキャリアモデルの最大レベルまで、必ず平均値を入力してください。
入力する平均値はスキルで使用する回答ランクパターンの回答値上限を超えないように注意してください。
・クリア条件個数
クリア条件個数の判定条件パターンを作成します。
画面中部の「クリア条件個数」タブを選択することで平均値判定から入力画面を切り替えます。
クリア条件個数判定では回答比率をレベルと回答ランクのマトリックスにマッピングさせパターンとして保持します。
例えば レベル3の マトリックスにR2が15%、R3が10%と設定した「判定条件パターン」を作成して、人材モデルに紐づいたタスクに適用すると、登録されている設問数x設定率%で算出された回答ランク個数が実際の判定条件として設定されます。
該当スキルに20問の設問が用意されていた場合は、R2以上の回答した設問が3つ以上ありR3以上の回答した設問が2つ以上あることがレベル3判定の条件になります。
このように「判定条件パターン」を回答比率で保持してキャリアモデルのタスクに適用することで個別に判定条件に必要な回答ランク個数を定義する必要がなくなります。
管理するキャリアモデルやスキルによっては複数のパターンが必要になりますが、パターンをマスタ化することで 判定条件の定義を効率よく行うことができます。
また判定条件パターンを継続的に改良することでより精度の高いレベル判定を行うことができます。
また、クリア条件個数判定の場合はパターンを選択した後に「判定条件カスタム構成」を行うことで初めて実際の判定条件パターンが作成されます。
キャリアモデルの各レベルで、それぞれの回答ランクごとにスキルの数の何%を越えればいいのかの割合を入力していきます。
率に指定する値: 0% の意味
0 を指定した場合は、そのまま0%という意味を持ちます。
つまり0%の場合には、該当の設問は当該ランクを取得する必要がないという指定を明示的にすることになります。
NULLの場合に補足される値
値(%)を指定したセルの上位レベルの同一回答ランク入力フィールドをNULLにした場合、スキルナビは下位のレベルで指定された値を引継ぐかどうかを判断します。
値が上位レベルでも有効な値であると判断した時には、下位レベルで指定した値を自動的に補足します。
例えば上記例では、LEVEL3のR2に指定されている値(15%)はLEVEL4のR3で指定された値(20%)よりも小さいため判定条件として意味を持たない値と判断され引き継ぎません。
ただしLEVEL3のR2がLEVEL4のR3で指定された20%より大きな値、例えば30%だった場合には、LEVEL4のR2には自動的に30%を設定します。
この時のLEVEL4の判定条件は、R2以上の回答が30%以上でかつR3以上の回答が 20%以上ということになります。
また上位の回答ランクで指定した値より小さな値を下位の回答ランクで指定することは意味がありませんので登録時の確認ウィンドウで削除されます。削除されたセルは確認ウィンドウで赤枠で示されます。
既存の判定条件を編集します。
「編集」ボタンをクリックすると編集画面に遷移します。詳細は新規作成と同一です。
判定条件パターンをコピーします。
既存の判定条件パターンをベースに一部を改変したパターンを新たに作成するときなどに使用します。
サブメニューから「コピー作成」をクリックすることでコピーされた判定条件パターンが作成されます。
判定条件パターンがどの専門分野のどのタスクで使用されているかを一覧表示します。
サブメニューの「判定条件パターン使用箇所一覧」をクリックすると以下のような子画面が表示され、一覧表示を確認できます。
クリア条件個数判定を使用する場合にのみ利用する機能です。
クリア条件個数判定の場合、パターンを関連付けた後に「判定条件カスタム構成」で細かな調整をして最終的な判定条件を確定する必要があります。
この画面で判定条件パターンのマスタを更新しただけでは「判定条件カスタム構成」で確定した判定条件は修正されないため、
パターンの反映を行うことで修正されたパターンを利用して「判定条件カスタム構成」と同様に最終的な判定条件を更新します。
平均値判定の場合はこの操作は不要で、パターンを更新したら直ちに新しい判定条件が適用されます。
調整値を考慮してパターンを反映
パターンを反映した後に、判定条件カスタム構成で設定した調整値を適用します。
調整値を無視してパターンを反映
純粋に新たなパターンを使用して判定条件を確定します。判定条件カスタム構成で設定してあった調整値は無視されます。
使用されていない判定条件パターンは削除することができます。
削除されたパターンを元に戻すことはできないので注意して操作してください。