ナガランド民族社会主義評議会
National Socialist Council of Nagaland
インドの武装勢力のミャンマー支部
インド北東部からミャンマーに跨る地域にナガ族の独立国家”ナガランド”を樹立することを目的に掲げ、インドでは1950年代から激しい独立運動を続けており、NSCA‐Kという分派がミャンマーのサガイン管区で活動していた。
2008年憲法でナガ自治区が認められ、2010年以降国軍との間で表立った武力衝突はなく、2012年4月9日政府と停戦合意を結んだ。その際、多くの兵士が脱走、さらに停戦の際、見返りとして国軍から非課税の車を15台、優遇税率付きの運転免許証を30枚受け取ったのだという。
2019年1月29日、NSCNがインドの武装勢力に潜伏場所と軍事訓練を提供していたとして、国軍はNSCN の複数の施設を占拠し、インド武装勢力の関係者とともに NSCNのメンバーを逮捕したが、NSCNは応戦しなかった。
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