※福岡ペインケアクリニック院長の坂井伸彰が、ながさきハートクリニックで治療した1例です
30代 循環器内科医/男性(伸彰医師の兄)
◆ 長年悩んできた肩こり・首こり、そして月1の頭痛
医師という職業柄、長時間のPC作業や緊張の多い仕事が続く中、常に肩と首に痛みを感じていました。
特に朝起きたときの首こり・肩こりがつらく、月に1回は頭痛で仕事に支障をきたすことも…。
朝晩のストレッチ、整骨院通い(月1~2回)、サウナでの血流促進など、できることはすべて試していましたが、根本的な改善はありませんでした。
◆ 最初は半信半疑だった「カテーテル治療」
そんな中、「痛みに対するカテーテル治療」という選択肢を知りました。
正直、**“本当に血管を治療して痛みが良くなるのか?”**と半信半疑でしたが、論文や情報を読み漁るうちに「これは試してみる価値がある」と思い、受けてみることにしました。
◆ 手首からのカテーテル治療、痛みは全くなし
治療は両手首からカテーテルを挿入する方法で、局所麻酔の後、薬剤が入るときに首と肩にピリピリする感覚がありました。
しかし、治療中の痛みは一切なく、リラックスして受けられました。
◆ 翌朝から、もうストレッチをしていない自分に驚いた
治療後すぐに効果を感じ、まず驚いたのは、毎朝の日課だったストレッチをしなくなっていたこと。
常に感じていた肩・首の痛みが和らぎ、1週間ほどで大きく軽快。
気づけば月1回あった頭痛も消えていました。
◆ 体だけでなく、心まで前向きに
「首や肩の硬さ」が、治療後にはふわふわと柔らかく感じられるようになり、
身体の変化とともに、気持ちも前向きになりました。
◆ 再発しないよう、リハビリも継続中
痛みが取れた今、再発防止のためにリハビリや運動にも取り組んでいます。
同じように悩んでいる方がいたら、この治療の選択肢があることをぜひ知ってほしいです。
この医師が受けた治療は、モヤモヤ血管と呼ばれる異常な炎症血管を対象にしたカテーテル治療です。
痛みの原因となる血管を一時的に塞ぎ、首や肩の痛み、頭痛の根本改善を目指すものです。
安全性が高く、局所麻酔・日帰り対応可能な低侵襲治療で、福岡ペインケアクリニックとながさきハートクリニックで実施しています。
カテーテル治療(手術)名:経動脈的微細血管塞栓術
治療の説明:足の付け根(鼡径部)や手首から、カテーテルという太さ0.6mmほどの「くだ」を血管の中に挿入し、異常な炎症新生血管(モヤモヤ血管)を減らします。カテーテル挿入箇所の局所麻酔のみで行う30分〜1時間ほどの治療です。
施術の副作用(リスク):カテーテル挿入部位の内出血(約4%)、造影剤や薬剤による蕁麻疹などのアレルギー反応(約2%)、治療部位の一時的な疼痛の増加(約5%)
施術の費用:143,000〜440,000円(税込)