なぜ自費診療なの?
一時的塞栓物質として使用している「イミぺネム・シラスタチン(チエナム)」が、既に抗生剤として厚生労働省に認可された「医薬品」であることから「塞栓物質(医療機器)」としては認可されず(二重認可になるため)、自費診療となっています。
アメリカやドイツではすでに保険診療としてカテーテル治療がなされていますが、日本でも医療機器として使える新しい塞栓物質を開発しており、数年以内の保険適応を目指しています。
血管内治療は痛い?
動注治療に使用する針は採血の物より細く、痛みは採血と同程度です。
カテーテル治療は、局所麻酔の際の針が少し痛い時もあります。
また、どちらも薬剤投与時に患部がピリピリと熱かったり痒みのようなものを感じる場合がありますが、とても低侵襲の治療です。
初診では何をしますか?
問診、身体診察、エコー検査の他、必要に応じてレントゲン検査、CT/MRI検査などを行い、動注治療やカテーテル治療でどれくらいの治療効果が期待できるかを判断します。
カテーテル治療は
入院の必要がありますか?
入院の必要はありません。
来院時は、トイレ付きの個室をご提供します。
カテーテル治療当日にご来院いただき、個室で着替えなどの準備をしたら治療開始。
治療後は個室で2〜3時間休んでいただき、止血を確認したら歩いて帰ることができる日帰り治療です。
カテーテル治療後は
どれくらい通院が必要?
症状や疾患により異なりますが、通常は1〜3回程度の追加注射治療やコンディショニング指導などをお勧めしています。
通院の間隔は約2週間〜2ヶ月に1回です。
なおカテーテル治療後は、2回の外来受診と追加治療が無料となります。
加入している
医療保険は使えますか?
痛みのカテーテル治療は手術扱いとなるため、民間医療保険の種類によっては手術一時金などを利用できる可能性があります。
ご加入されているプランにより異なるため、詳しくは加入されている保険会社にご確認ください。
保険会社へ問い合わせる内容をお知りになりたい方は、お気軽にお申し出ください。