輸液・栄養製剤
経口摂取が不可能な場合において１、体液、水分バランスの補正、２、体液バランスの維持、３、栄養の補給、原疾患の治療を目的とする。
循環血液量と末梢組織循環の維持→pHの補正、電解質の補正→栄養の補給という手順を踏む。
１、体液、水分バランスの補正
1日の水分必要量は尿量＋不感蒸泄（皮膚、肺からの水分喪失）＋発汗＋その他水分喪失量から推定される。
２、体液バランスの維持
体液バランスの維持においては電解質、ナトリウム、カリウム、重炭酸イオンのバランスを特によく考える必要がある。
３、栄養の補給
適切な栄養補給は重要であるが特に入院患者においては多くが栄養不良であると考えられる。栄養の補充においては１、総エネルギー２、蛋白質、３、脂肪の摂取に特に留意する必要性がある。
薬剤
塩化ナトリウム製剤
塩化ナトリウム：塩化Na補正液、塩化ナトリウム注１モル「テルモ」、塩化ナトリウム注10％「テルモ」
カリウム製剤
塩化カリウム：塩化カリウム、K.C.L、KCL補正液、KCL注、塩化カリウム「St」
グルコン酸カリウム：グルコンサンK L－アスパラギン酸カリウム：アスパラカリウム、アスパラカリウム注10mEq カリウム・マグネシウム製剤
L－アスパラギン酸カリウム・マグネシウム配合：アスパラ
マグネシウム製剤
硫酸マグネシウム水和物：硫酸Mg補正液１ｍｌEq/ｍｌ
リン酸剤
リン酸二カリウム：リン酸２カリウム注20ｍEq
リン酸水素ナトリウム水和物・リン酸二水素ナトリウム水和物：リン酸Na補正液0.5ｍmol/ml
内服用複合電解質
ソリタＴ配合顆粒2号、3号
酸性化剤（クロール製剤）
塩化アンモニウム：塩化アンモニウム補正液５meq/ml
アシドーシス補正用製剤
炭酸水素ナトリウム：メイロン、炭酸Ｎａ「フソー」
Ｌ－乳酸ナトリウム：乳酸Ｎａ補正液
ブドウ糖（グルコース）製剤
ブドウ糖：大塚糖液、大塚糖液５％ＴＮ、大塚糖液５％２ポート
キシリトール製剤
キシリトール：キリット、キシリトール
マルトース製剤
マルトース水和物：マルトス
果糖：フルクトン アミノ酸輸液製剤
10％アミノ酸製剤：モリアミンS、ハイ・プレアミン、モリプロンF、アミニック、アミノレバン、アミゼットB 12％アミノ酸製剤：プロテアミン12
経口アミノ酸製剤
ＥＳポリタミン
小児用アミノ酸輸液製剤
小児用アミノ酸製剤：プレアミン-P
腎不全用アミノ酸輸液製剤
ネオアミユー、キドミン
腎不全用経口アミノ酸製剤
アミユー
肝不全用アミノ酸製剤
アミノレバン
モリヘパミン
肝不全用経腸栄養剤（成分栄養）
へパンＥＤ
肝不全用経腸栄養剤（半消化体）
アミノレバンEN
脂肪乳剤
ダイズ油：イントラリポス
末梢静脈栄養用（PPN）用輸液製剤（糖・電解質・アミノ酸配合）
ブドウ糖7．5％加アミノ酸製剤：プラスアミノ 、ツインパル
（糖・電解質・アミノ酸・ビタミンB1配合）
パレセーフ、ビーフリード
（糖・電解質・アミノ酸・脂肪・水溶性ビタミン配合）
エネフリード
中心静脈栄養（TPN）用基本液 ハイカリック液 小児用中心静脈基本液
リハビックス-K 腎不全用中心静脈栄養基本液
ハイかリックRF
中心静脈栄養（TPN）用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸配合） ピーエヌツイン
中心静脈栄養（TPN）用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸・ビタミン配合）
フルカリック
中心静脈栄養（TPN）用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸・ビタミン・微量元素配合）
エルネオパNF、ワンパル
中心静脈栄養（TPN）用キット製剤（糖・電解質・アミノ酸・脂肪配合）
ミキシッド
微量元素製剤
エレメンミック
ボルビサール
亜セレン酸ナトリウム：アセレンド
経腸栄養剤（成分栄養剤） https://maru-homecare.com/nutrient/#index_id4
エレンタール 、エレンタールP
経腸栄養剤（消化体）
ツインラインNF 経腸栄養剤（半消化態）
エンシュア・リキッド
エンシュア・H
エネーボ、ラコールNF
イノラス
経腸栄養剤（半消化態・半固形）
ラコールNF半固形体
血漿増量薬
低分子デキストラン
低分子デキストランL
サヴィオゾール
ヒドロキシエチルデンプン70000：サリンヘス、ヘスパンダー
ヒドロキシエチルデンプン130000：ボルベン
脳脊髄手術用洗浄掃流液
アートセレブ
心筋保護薬
ミオテクター