~「矢沢、音楽、こうやって、幸せだよね」(矢沢永吉)~
野球史上初!石井親子バッテリー&アベック本塁打の偉業!13安打の猛攻に攻守充実でメガシティに快勝!
いよいよ3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークに突入、前日の土砂降りが雲や空気中のゴミを洗い流し、この日は気温18度の晴天、爽やかな風が吹き抜ける最高のコンディションで、まるで菅平合宿かと思わせる小豆沢公園にビッグアプセットナインは集結、メガシティとの今期14戦に臨む。
試合前の気持ちの盛り上がりのままビッグアプセットはプレーボール直後の初回表に電撃先制攻撃だ。先頭塚野敦也とひとり挟んで3番山下がいずれもフォアボールを選び盗塁でワンアウト2・3塁、ここで4番芝田がセンターに弾き返すタイムリーで塚野敦也が先制のホームイン!さらに5番田辺、7番櫻町の内野ゴロがいずれも相手エラーを誘いこれでそれぞれ山下、芝田が生還し2点追加、そしてツーアウト満塁とチャンスがつづくところで、西村の鋭い当たりが相手サードを強襲するヒットとなりこれで田辺がホームインで初回いきなり4点の先制だ!
4点リードをもらったビッグアプセット石井大和はその裏、先頭打者を三振にきってとる好調な立ち上がりだったが、ワンアウトから相手2番にサード内野安打を許すと、その後フォアボールに内野安打、詰まった当たりが外野の前に落ちるアンラッキーなヒットなど不運も重なる4連打を浴び3点を失い早くも4-3の1点差に詰め寄られる。さらにワンアウト満塁と逆転の大ピンチが続くが、ここでセンター塚野敦也のスーパープレーがチームを救う。相手8番のセンター前のハーフライナー、これに素早く反応した塚野敦也は快足を飛ばしこれをナイスキャッチすると、そのままセカンドへ素早いランニングスロー、飛び出していた相手2塁走者が戻れず間一髪のゲッツー!逆転の窮地を救う塚野敦也のファインプレーにビッグアプセットベンチもやんやの大喝采だ。
初回いきなりジャブの応酬で4-3でスタートした試合は、2回から膠着状態に入る。ビッグアプセットは2回、ワンアウトから大河原が見違えるフルスイングで左中間の青空に舞い上がるビッグフライ、ビッグアプセットベンチも大歓声で総立ちとなるがこれは相手レフトに好捕されアウト。3回はツーアウトから芝田のヒット、田辺のフォアボールで1・2塁とするが後続つづかず無得点。4回にはワンアウトから佐藤がライトフェンス直撃のツーベースで出るが、ツーアウトから石井の快心の左中間の打球が再び相手外野の好プレーに阻まれチェンジと、どうしても追加点が奪えない。
一方石井大和も2回以降気持ちを入れ替えてメガシティ打線に立ち向かう。2回を三者凡退に抑えたあと3回、先頭にレフト線へのスリーベースを打たれ続く相手3番フォアボールでノーアウト1・3塁のピンチを迎えるが、ここで相手一塁走者の盗塁をキャッチャー石井のレーザービームでアウト!さらに後続4・5番をピッチャーゴロ、三振に抑える完璧ピッチングでこちらも4回まで相手に追加点を許さない。
膠着状態のままどちらが先に追加点を取るのかが試合を動かす雰囲気で迎えた5回表のビッグアプセットの攻撃、ここでついに試合が動く。この回先頭、ほぼ1年ぶりの参加となった木全がしぶとくライト前に落とすヒットで出塁、早実・荒木大輔からヒットを放ち野球部監督も歴任した野球エリートが久々のヒットでチャンスメーク、するとさきほど目の覚める大飛球を放った大河原が今度は外角ストレートをジャストミートするとこの打球が相手セカンドを激しく強襲するヒットとなり、木全・大河原でノーアウト1・2塁のチャンスをつくり上位打線を迎え何かが動く予感、打席に入った1番塚野敦也にベンチからも「内容じゃなく結果だ!」と激が飛ぶ。すると気合を入れなおした塚野敦也はストレートをフルスイング、これが完璧ジャストミートとなって左中間を切り裂くライナー、ボールがグランドを転々とする間に木全・大河原が必死の形相で全力疾走、塚野敦也も快足を飛ばしてダイヤモンドを駆け抜けるスリーランホームランだ!一気に試合を動かしたビッグアプセットだが攻撃はまだ続く、ベンチの興奮がまだ収まらないなかで続く2番石井大和も内角球を思いっきりひっぱたくと、これも快心のライナー、これがライトスタンドに突き刺さる柵越えホームラン!驚異の1・2番連続ホームランでこの回4点を追加、試合の流れを一気につかんだ!
その裏石井大和はメガシティ打線にホームランとタイムリーで2点を許すが、迎えた6回表のビッグアプセットの攻撃、先頭櫻町が1・2塁間を破るヒットで出て続く佐藤の内野ゴロでセカンドに進むと、初回にもタイムリーを打っている西村がセンターに弾き返すヒット、これで2塁から櫻町が激走でホームイン!さらに続くバッターは石井、今期首位打者宣言しながらなかなか打率の上がってこない石井はここで打ち気満々でフルスイングを繰り返し、最後は内角球をジャストミートするとレフト線を鋭く抜ける快心の打球、ベンチの歓声とともに石井は必死の激走、さすがに後半ペースダウンは否めないが何とかそのままホームを駆け抜けるホームラン!これでこの回3点を追加、その後石井大和は6回も2三振を奪う完璧ピッチングで6イニング完投、攻守充実のビッグアプセットは11-5の快勝だ!
この日石井・石井大和は初の親子アベックホームラン、ネット検索によると草野球界では親子アベックホームランはかつてあったようだが、親子でバッテリーを組みかつアベックホームランはおそらく世界野球史上初の快挙と思われる。石井大和は初回こそ流れをつかめなかったものの、伸びのあるストレートにチェンジアップが効果的に決まるピッチングで安定感あるピッチング、石井父のエース奪還を寄せ付けない快投だ。
打撃陣では4番芝田が3安打猛打賞で打率4割に急接近、西村はタイムリー2本で打撃復調宣言、久々登場の木全がナイスヒットを放ちひさびさの野球を堪能、久々完璧長打の出た佐藤達道は守備でも再三のナイスプレーで石井大和を援護、セカンド田辺は再三の体を張ったストロングボディプレーを繰り返しビッグアプセットナインを鼓舞、大河原のレフト・セカンドへの目の覚めるような連続ジャストミートは58歳にしてついに打撃覚醒か、秘密特訓を重ねている大河原もその成果に思わず笑いがとまらない。
鮮やかな晴天、爽やかな風、攻守充実した快心の勝利に野球の喜びを全身で感じるビッグアプセットナインの笑顔も全開、幸せだよね、というヤザワの声を感じながら、2年前コロナ直前にこのグランドでの試合後に佐藤達道が発見した志村坂上の路地裏名店になだれ込むビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
今年の好調な打線を象徴するかのような打線爆発でチーム13安打11得点、出場メンバー全員出塁、塚野敦也くん、石井さん、大和くんの3本のホームラン❗️文句なしの快勝でした。
芝田が猛打賞で今季15本とヒット数でトップ、大和くんは4割に乗せ、西村もマルチヒットで調子を上げ、木全は久々の復帰戦で見事にヒット。さらに大河原は左中間への大飛球に続き、2打席目はセカンド横へ火の出るような痛烈ライナーのヒット❗️大河原自身「今日のような痛烈ライナーは初めて打ったかも」と喜ぶ素晴らしい当たりを見て、芝田も思わず「大河原の着ぐるみの中に誰か別人がいるんじゃないか」と大興奮。黒須さんの渾身の指導に始まり、石井さん、芝田、村上と続く名コーチの汗と涙と大河原の地道な素振りがついに実を結んだ瞬間でした。
さて来週ゴールデンウィークの5月7日(土)は12時から柴又野球場A面で野球です。
みなさんの出席表明お願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️