~「シャワーとビールは裏切らない」(バズーカ山下)~
天王洲での今期初ナイター、神宮前グリーンビーンズとの逆転につぐ逆転の接戦は守備の乱れで惜敗!
長かった酷暑の夏もようやく終わりの兆しがみえるこの日、ビッグアプセットナインは今年初のナイターに天王洲公園に集結、先週にひきつづき牧、さらに久々に「組長」伊東を招いて総勢12人でいまや定例となった神宮前グリーンビーンズさんとの試合に臨む。
初回表グリーンビーンズの攻撃、ビッグアプセット先発のライアン小川は制球が定まらず三振をはさんでフォアボール2つとヒットでワンアウト満塁のピンチ、ここで相手5番にセンター前に弾きかえされ2者生還で初回いきなり2点を失う。しかしさらにワンアウト1・2塁のピンチが続くところで、小川は続く打者を三振、ファーストゴロに打ち取り試合を立て直す。
すると初回裏のビッグアプセットの攻撃、相手先発投手も制球が定まらないなか先頭佐藤、谷上、伊藤が3連続四死球でノーアウト満塁、つづく芝田、田辺もフォアボールを選び先頭から6連続四死球で2点をあげ即座に同点に追いつく。さらにワンアウト満塁となったところで7番村上がセンターフライ、やや浅めのフライだったがサードランナー芝田は決死のタッチアップ、ホームのクロスプレーはぎりぎりセーフとなり3点目、初回裏にすぐさまビッグアプセットは逆転だ!
すると直後2回表のグリーンビーンズ、先頭8番から連続ヒットさらにワイルドピッチと盗塁でノーアウト2・3塁のピンチ、ここで相手1番もセンター前に弾き返すヒット、3塁ランナーが還って同点となるが、さらに2塁ランナーが果敢にホームに向かうなあ、センター谷上・ショート伊藤の中継プレーが完璧に決まり、2塁ランナーはホーム1メートル手前でタッチアウト!グリーンビーンズに逆転を許さないスーパープレー、しかしそのあとも三振ひとつをはさんでフォアボール3つを与え1点を許しここで3-4と逆転を許す。さらにツーアウト満塁のピンチは続くが、ここで相手打者がツーボール後にボールを選んだところでフォアボールと勘違い、ファーストに向かって歩きかけたところで勘違いに気づくが、これにつられて1塁走者がベースを離れかけた一瞬の隙をキャッチャー村上が逃さずファーストへ矢のような送球、ファースト芝田の鋭いタッチも決まりタッチアウト!ツーアウト満塁の追加失点のピンチを一瞬の判断でしのぐとともに、キャッチャー村上は59歳4か月の史上最年長刺殺記録を更新だ!
3-4と逆転されたビッグアプセットは3回裏に反撃、先頭1番佐藤がデットボールででると2番谷上の内野安打、3番伊藤のフォアボールでノーアウト満塁のチャンス、4番芝田のセンターフライは浅く佐藤はタッチアップできずワンアウト満塁、しかしつづく5番田辺が押し出しフォアボールを選んで同点!さらに6番伊東のサードゴロの間に谷上が果敢にホームインでさらに1点追加!さらにツーアウト2・3塁のチャンスで7番村上がくらいついた打球はセンター前へのヒット、これで伊藤、田辺が相次いで生還、相手守備の隙を見て村上はセカンドに到達するタイムリーツーベースとなり2点を追加、7-4とリードだ!
さらにつづく4回裏のビッグアプセット、先頭牧が鋭くライト前に弾き返すヒットでチャンスメークすると、盗塁と続く木全の内野ゴロでサードに進みワンアウト3塁、ここで登場は12番大河原、2回の第一打席であえなく三振、今シーズン39個めの三振で自らがもつシーズン44三振の最高記録にロックオンした大河原だが、始動が遅いクセが復活していることをみた芝田が打席前に始動開始のタイミングを厳しく指導、珍しく人の助言を受け入れた大河原はゆったりとしたフォームで鋭くスイングするとこれがしぶとく転がすセカンドゴロ、サードから牧が猛ダッシュでホームに突入し追加点、大河原が見事な修正をみせこれでリードは8-4の4点だ!
一方ビッグアプセットのマウンドは3回から佐藤にスイッチ、佐藤はキレのあるストレートと変化球でグリーンビーンズ打線を翻弄、3・4回の2イニングを連続三者凡退に打ち取るナイスピッチング、5回には3安打をあび2点を献上するが5回終了時点で8-6のリード、櫻町監督は6回に伊藤を満を持してマウンドに送り必勝パターンに持ち込む構えだ。
しかしここで落とし穴が待っていた。伊藤の135キロの速球に押された6回グリーンビーンズ先頭打者の当たりは大きなバウンドのショートゴロ、しかしこれを途中からショートに入った牧の手につかずエラーで先頭打者が出塁、さらに続く打者の当たりはどん詰まりのボテボテのファーストゴロ、しかしファーストに入っていた櫻町が怪しい動きで前進したところでなぜかスプリンググローブが出現!またもボールをお手玉する連続エラーで伊藤はいきなりノーアウト1・2塁のピンチ。ここで伊藤は気を取り直して後続をピッチャーゴロ、三振に打ち取りツーアウトに漕ぎつけるが、ここで相手2番にレフト前に見事に弾き返されツーアウトからついに8-8の同点、さらにつづく相手3番にフォアボールを与え1・2塁で相手4番にレフト頭上を超えるスリーベースを浴び2点追加され8-10とついにリードを許す。力尽きたビッグアプセットは6・7回の反撃もならず、このまま8-10の敗戦となった。
両チームあわせて4度の逆転劇があった追いつ追われつの大接戦、いつもながら好ゲームとなる神宮前グリーンビーンズさんとの試合は最後は力負け、しかし大事なところで連続登場したスプリンググローブに足をすくわれ最後までどうしてもペースを掴みきれない試合だったが、しかし史上最年長刺殺を記録しファールフライにエビぞり捕球を試みる気合をみせた村上、試合を立て直した佐藤のナイスピッチング、大河原のしぶとい得点打、組長伊東のナインを鼓舞する大声キャッチングなど、明日につながるプレーもたくさんでた。
気温27度と酷暑は終わったものの相変わらずの湿気で身体中汗だくになったビッグアプセットナイン、天王洲クラブハウスでシャワーをあび心身ともに生き返り、モノレール移動で浜松町の隠れた名店中華で格別の生ビールで悪いイメージを追い払う。ここでこの日欠場の山下が登場し冒頭の名言を述べるとこれでビッグアプセットナインも一気に息をふきかえす。この日の試合の反省はそこそこに、シーズン後半にむけた結束を近いあうビッグアプセットナイン、同店名物オヤジと櫻町監督の掛け合いにテンションをあげつつ来週以降への気合を入れなおしつつ、浜松町の夜は更けていくのであった。
いろいろ噛み合わず、思い通りに行かなかった日も、スプリンググローブで捕れなくても、試合後のシャワーは超気持ちいいし、試合後にみんなで飲むビールもいつも通り美味い。
癒しの後にバニーちゃんも目撃。
「シャワーとビールは裏切らない」
バズーカ山下の格言、素晴らしいですね❗️
さて来週9月10日(土)は11時から、かつて芝田がダイビングキャッチした、あの西戸山公園野球場です❗️
みなさんの出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️