~「あれからぼくはいくつの夢を見てきたのだろう」(中島美嘉)~
春爛漫の東台でビッグアプセット打線大爆発!村上通算300四死球、山下通算300本安打ダブル達成を祝う大勝!!
マンボウ全面解禁がいよいよ視野にはいったこの日、都内の最高気温は20度まで上がるついに春到来だ。聖地東台に集結したビッグアプセットナインもアンダーシャツを半袖に着替え気合を入れる。またこの日は村上の通算300四死球(通算2人目)、山下の通算300本安打(通算3人目)にリーチがかかった状態でプレーボールだ。
先攻をゲットしたの初回、この日1番を任された村上が相手先発若手投手の推定120キロの快速球を見極めいきなり大記録達成の通算300回目のフォアボールを選び出塁、するとこの日いつになく気合の入っている2番加藤が速球をジャストミート、目にもとまらぬ打球がレフトフェンス直撃のツーベース、一塁から村上が全力疾走で長駆ホームインで先制だ!すると続く3番山下が見事な流し打ち、これが加藤を還すライトへのタイムリーツーベースとなり通算300本安打を達成!この日リーチのかかっていた2つの大記録が初回いきなりダブル達成となりこれでビッグアプセット打線の導火線に火がついた。
続く4番芝田も鮮やかに1・2塁間を破るヒットで出るとワンアウト後6番伊藤が火の出るライナーでセンター頭上を越すツーベース、これで山下、芝田が生還し2点を追加!さらにその後相手投手が制球を乱し満塁となったところで櫻町が押し出しフォアボールを選び、初回いきなり5点を先制だ!
一方ビッグアプセットの先発は石井、若手中心で鋭いスイングを見せる杉並Ducks打線だがキレのよいチェンジアップを織り交ぜたテンポのいいピッチングで点を許さない。守備陣も初回にはライト薮下が絶妙の位置取りで相手2番のライトライナーを好捕、2回ツーアウト3塁のピンチではキャッチャー前の小フライをキャッチャー村上が猛ダッシュでナイスキャッチ、好投石井を盛り立てる。
3回にはヒット、エラーとフォアボールで満塁のピンチを迎えるが、相手1・2番を連続三振に切って取り、最後は相手5番のレフトへの飛球を山下がナイスキャッチでで無失点、4回に2安打で1点を失うが石井は4イニング1失点の安定ピッチングで試合の流れを完璧に守った。
一方のビッグアプセット打線、初回5点先取したあと2・3回は無得点に終わる。先週の中央マリナーズ戦でも初回6点をとったあと得点がない「スミ6」に終わっただけに、どうしても追加点が欲しいとベンチの焦りが見え始めた4回表、ワンアウトから石井がエラーで出ると谷上、櫻町がフォアボールを選び満塁、続く西村のセカンドゴロの間に石井がホームを踏みビッグアプセット打線の呪縛を解き放つ。するとランナーを2人おいて田辺がセンターオーバーのツーベース、これが2点を追加するタイムリーツーベースとなると続く大河原、村上が連続デットボール、加藤のサード強襲タイムリー、山下フォアボールのあと4番芝田がライト線を鋭く破るタイムリーツーベースと、つるべ打ちでこの回7点を追加だ!
打線大爆発でビッグアプセットベンチも最高沸点まで盛り上がったが、実はこの日の最高クライマックスはさらにこの次の5回表の攻撃に待っていた。まずこの回先頭薮下が変化球をひきつけてフルスイングするとジャストミートの打球がセンター頭上を超える、打球がA面グランドを転々とする間に薮下はダイヤモンドを駆け抜け、これがランニングホームラン!昨年のホームラン王の一撃が導火線に火をつけると、続く石井がセンター前ヒット、谷上フォアボールのあと10番櫻町がセンター前に鮮やかに弾き返すタイムリーで石井が生還!さらに田辺が2イニング連続のツーベースをライトに放ち2点追加!ツーアウトとなってから2番加藤が再びレフトフェンス直撃弾、山下のライト前タイムリー、芝田、小川がエラーで出塁し満塁となったところで6番伊藤が登場、この日ついにチョンマゲデビューとなった伊藤が風格万点のロン毛をなびかせ打席い入ると相手ナインも警戒心満載だ、ここで伊藤はそのイメージ通りのフルスイングでジャストミートをみせると火を噴く打球が右中間を突破、山下、芝田いつづきファーストから小川が背中に伊藤の足音を聞きつつ全力疾走、伊藤もホームになだれ込む満塁ホームラン!これで薮下・伊藤の驚異の1イニング2本塁打となりこの回11点を追加!このまま時間切れで試合終了、23-1の劇的大勝利となった。
先発石井の安定のピッチングは見事、一方この日大爆発のビッグアプセット打線、加藤はフェン直2発の脅威のバッティングで規定打席未満ながら打率.833とありえない大爆発、山下は技ありバッティング連発で一気に打率トップに躍り出た、田辺は連続ツーベースで今シーズンの捕獲的打撃復活を宣言、そして薮下、伊藤の度肝を抜く1イニング2ホームランでとどめを刺した。
しかしこの日のハイライトは、やはり村上の通算300四死球と山下の通算300本安打のダブル達成だ。村上はこの日デットボールを含む4打席4四死球で、昨年11月に史上発の300四死球を達成していた西村を一気に抜き去り通算四死球トップにたった。山下は櫻町、芝田に続く史上3人目の300本安打到達だが、通算の1試合あたり安打は0.98本、これは櫻町0.71本、芝田0.86本を大きく上回るハイペースでの大記録だ。
いまから19年前、ビッグアプセット創立5年目で試合数が増え公式記録がスタートした2003年、まだ30台だった最年長組はそれから足掛け20年、プライベートでの苦難、平日の激務やストレスを抱えつつ、土曜日の野球での活躍を願いバットを振りトレーニングを積んできた。多くの場面を夢をみつつ、叶えられない夢がほとんどだったが、この足掛け20年間、山下は300本の快打を放ち、大河原は1800のストライクに挑み、そして西村と村上は1200のボールを見極めてきた。その積み重ねに思いをはせつつ、来週から続くシーズンでの健闘を誓いながら春満開の石神井公園をあとにするビッグアプセットナインであった。
<監督談話>
おそらく史上最多得点の23ー1で快勝❗️
山下300本安打、村上300四死球おめでとう❗️
二人を祝う打線は加藤くんがフェンス直撃弾2本を含む3安打3打点、好調3番山下、4番芝田もそれぞれ2安打2打点、伊藤くんは満塁ホームランとツーベースでなんと6打点、昨年本塁打王の藪下くんも第1号ホームラン、田辺さんは完全復活の2本のツーベースで4打点、櫻町はセンター前タイムリー、石井さんもセンター前ヒットを放ち、チーム合計14安打21打点23得点は史上最高の大爆発、大勝利となりました❗️
石井さんも若い打線を1点に抑え、守備も山下、藪下がいい位置取りでナイスキャッチするなど堅い守備力で隙がなく、文句なしの快勝でした。
来週もこの勢いで行きましょう❗️
来週3月19日(土)は13時から光ヶ丘公園で試合です。
みなさん出席表明お願いします❗️
最後に一言、「なみちゃん、ありがとう❗️❗️」
では来週❗️
みんな、よろしく❗️