~「人生は舞台、ひとはみな役者だ」(シェイクスピア)~
ビッグアプセットナイン躍動!石井親子完璧リレーと全員野球で中央マリナーズに快心の勝利!
ウクライナ情勢は緊迫度を増し、東京都のマンボウ延長も決まったが、一方でプロ野球のオープン戦も佳境、この日は最高気温19度まで上がる春の日和にビッグアプセットナインの野球への思いもつのる一方だ。はやる気持ちを胸にビッグアプセットナインは夢の島での中央マリナーズ戦に臨む。
この日試合前の話題は、なんといっても大河原・村上が満を持して共同購入したニューLegacy 710g 83cm、倹約を家訓とし華美な浪費とは常に一線を画してきたノビータ大河原が意を決して村上と共同購入したニューバットだ。これでビッグアプセットのLegacyは6本目となりその時価総額は30万円、金満球団との批判をよそに試合前からバット談義で盛り上がるなかでプレーボールだ。
その勢いのままビッグアプセットは初回表、驚異の電撃先制攻撃をみせる。まず先頭石井大和がプレーボール初球を強振しセンター前に弾き返すクリーンヒットででると、2番石井がフォアボール、相手ピッチャーワイルドピッチで2・3塁としたところで3番山下が見事な流し打ちでライト前タイムリー、これで石井大和が還り先制点ゲットだ!
しかしこの後もビッグアプセットの先制攻撃は手を緩めない。4番芝田の打席でのワイルドピッチで石井が2点目のホームを踏むと、芝田は三遊間突破のレフト前ヒット、5番伊藤のキャッチャー前の打球が内野安打となりノーアウト満塁と大チャンスが続く。するとここで登場した今期打撃絶好調の5番小川、スライダーを引きつけてフルスイングすると完璧ライナーが左中間を突破、これで山下、芝田がホームイン、1塁走者伊藤はタッチアウトとなったが2者を返す快心のタイムリーツーベースとなり2点追加だ!
さらにツーアウトとなって登場したのが8番村上、ニューLegacyの初お目見えにベンチの注目が集まるが、ここで村上は見事にライト前に弾き返すクリーンヒット!ニューバットの威力を完璧に引き出すタイムリーとなり小川が生還、初回大量6点の電撃先制だ!
大量6点をバックにビッグアプセットのマウンドに上がったのは先発石井大和。初回表の長い攻撃の影響で体がなかなか温まらず、先頭打者をフルカウントからフォアボールで出してしまう。しかし続く2番をピッチャーゴロに打ち取ると、2塁送球でランナーアウト、ショート伊藤から1塁への135キロ快速球がライト方向にそれるハーフバウンドとなるが、ファースト芝田がこれを逆シングルで完璧キャッチ!これで立ち直った石井大和は3番を三振に打ち取り、初回完璧な立ち上がりで試合の流れを渡さない。
すると2回以降、石井大和は完全に立ち直る完璧ピッチング。3回ツーアウトまでノーヒットピッチングで、焦った中央マリナーズはここでセーフティーバント、これが初ヒットとなるがその後アンラッキーなヒットとフォアボールでツーアウト満塁のピンチ、この試合はじめてのピンチとなったが、続く相手4番のレフトファールゾーンへの大フライをレフト山下が最後は膝を地面につきながらのナイスキャッチでピンチ脱出だ!
続く4回にもツーアウト2塁と得点圏にランナーを置くが、ここで相手8番の右中間の打球にセンター薮下の絶妙の位置取りでこれをナイスキャッチ、相次ぐ外野のナイスプレーで石井大和は4イニング無失点でマウントを石井に譲る。
5回裏、マウンドに上がった石井は先頭をフォアボールで出すと、続く1番の打球はライト線のハーフライナー、この回ライトに入った大河原は金の刺繍グラブを差出しダイビングキャッチを試みるが及ばずツーベースとなりノーアウト2・3塁、ここで続く打者の打球は今度はライト大河原正面のハーフライナー、最近の大河原であれば楽勝捕球できる打球、最近の強肩ぶりを考えるとホームタッチアウトも夢ではない、とベンチ誰もが思ったその瞬間、大河原が顔面正面に差し出した金の刺繍グローブがなぜか透明に!さらになぜか大河原自身も透明となり顔面正面で受け止めるはずだったボールがなぜかライト後方を転々、これで2者がかえり2点を許してしまう。しかしここでセンター石井大和がカバーに入り、打球を素早く処理、中継に入ったショート伊藤から135キロの剛速球がサードへ、石井大和・伊藤のビッグアプセットの誇る2大強肩がつないだ完璧中継プレーで打者走者は楽勝と思われたサードベース1m手前でタッチアウト!ニューバットで頭が一杯となり守備に集中していなかった大河原を若手メンバーがカバーするチームプレーでピンチを一気に脱した。
試合はこのまま6回表時間切れで6-2の快勝だ!打撃陣は2回以降追加点をとることができなかったが、打撃陣でこの日輝いたのがライアン小川だ。初回のタイムリーツーベースに続き、第2打席はセンター前クリーンヒット、第3打席もジャストミートのファーストライナーと打撃絶好調はつづく。聞けば最近はパーソナルトレーナーを採用し、ピッチングフォームとバッティングフォームの矯正に励んでおり、主戦ピッチャーとしての期待が高い小川だが現在首位打者驀進中、今期はバッティングでチームを牽引だ。
また打撃陣では山下が2本の技ありヒットでいよいよ本領発揮、史上3人目の通算300本安打についにリーチをかけた。ニューバットの村上はさっそく2安打で打率4割、ヒット単価をはやくも2万5000円に下げた。そしてこの日57回目の誕生日を迎えたストロングボディ田辺、6回の打席のデットボールで史上12人目の通算100死四球を達成!通算100死四球代には末永、橋爪、福原、谷上といったビッグアプセットのレジェンド達が君臨、コアメンバーより約10年遅れてビッグアプセットに参加した田辺だがいよいよビッグアプセット殿堂入りがみえてきた。
このほかにもゴルフに気を取られボールとキャッチャー道具を忘れ打席でも見事なライトゴロをくらった西村、西村に続く打席での強烈ライト前で連続ライトゴロを決死の走塁で防いだ櫻町、大河原の透明プレーにもめげず後続を連続三振にうちとった石井、守備に奮闘した芝田、山下、薮下、伊藤、ニューバットを大事に抱えて家路につく大河原も含め、だれもがこのグランドという舞台でそれぞれの生きざまを演じてみせる役者達だ。野球への熱い思いと、ビッグアプセットに投影するみずからの人生に思いをはせながら夢の島をあとにするビッグアプセットナインであった。
<監督談話>
強豪中央マリナーズに怒涛の攻撃で快勝❗️
初回の石井大和くん、石井さん四球のあと、3番好調山下の先制タイムリー、4番芝田の連続ヒット、5番伊藤くんの内野安打のあと6番小川さんの完璧左中間2点タイムリーツーベース、さらに村上のタイムリーと打撃爆発で勝負あり。
投げては石井大和くんー石井さんの自責点なしの完璧リレー、守備も1-6-3のダブルプレーで芝田のスーパーキャッチ、センター石井大和ーショート伊藤ーサード村上へのレーザービーム中継プレーも決まり、走攻守揃っての快勝劇でした❗️
高校時代に野球部引退後ベンチプレス100キロを挙げ、大学時代はアーチェリーで背筋や体幹を鍛え、今は2週間に1度スポーツトレーナーに投打の個別指導をしてもらっている小川さん、初回タイムリーは本日のMVPですね❗️
来週もこの勢いで連勝しましょう❗️
来週3月12日(土)は14時から東台で試合です。
みなさんの出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️