~「人間は2種類に分けられる、スイングする者とスイングしない者だ!」(スウィングガールズ)~
大河原17年ぶりのシーズン三振記録更新!谷上史上3人目の通算100登板達成!ライアン小川力投で大会に向け準備万端!
日米ともにポストシーズンがいよいよ終盤に差し掛かったこの日、来週に秋季エンジョイカップ開幕を迎えるビッグアプセットは聖地東台にプレアデスを迎えた。先週の舎人公園では透明人間とケガ人続出で大会を前にして危機感も高まる櫻町監督、なんと前日会社に携帯を忘れるという事態にチームの危機感も高まるがここは黒幕大河原がフォローアップし何事もなく東台に11人が集結した。
この日ビッグアプセットの先発は、日開幕する日本シリーズ初戦でのスワローズ先発の小川に7時間先駆けて登板のライアン小川、初回ワンアウトからフォアボールと盗塁でワンアウト2塁から相手3番に右中間を破られ1点を先制される。その後もツーアウト2・3塁とピンチがつづくが、ここはつづく相手5番をサードゴロ、サード西村からのバックホームがきまり相手サードランナーを封殺、さらにツーアウト1・3塁から仕掛けられたダブルスチールに対し、2塁に入ったショート丸野にいったんボールが渡ったあと、サードランナーの動きを冷静に見極めた丸野からホームに転送、これで再び相手サードランナーを封殺、初回からいきなりの好守備連発で先週の悪夢を払拭だ。
2回にはフォアボールと盗塁でワンアウト2塁のピンチで、相手8番のショートゴロで飛び出したセカンド走者をショート丸野からサード西村に素早く送球しアウト!3回裏の守備では、この回先頭の相手1番の1・2塁間を破ろうとする鋭い打球にファースト芝田が鋭い出足でこの打球を逆シングルで鮮やかにぎりぎりキャッチ、ここで鋭く反転し俊足左バッターの打者走者との間一髪のタイミングで最後は芝田がファーストベースに滑り込みこれをギリギリアウトとするナイスプレー!ビッグアプセットナイン大喝采のスーパープレーもでて小川のギアもますます上がる。
4回にはワンアウトから相手5番に左中間を破られるスリーベースでワンアウト3塁のピンチを迎えるが、続く相手6番のセンターライナーをセンター谷上がナイスキャッチ、さらに相手7番のライト前のフライもライト村上が鮮やかにランニングキャッチしプレアデスに追加点を許さず、ライアン小川は先発4イニングを1失点のクオリティスタートだ。
一方のビッグアプセット打線、プレアデス先発投手の鋭い変化球を打ちあぐみ、4回ツーアウトまで11人が倒れうち内野ゴロ7つを積み上げるパーフェクトで、ビッグアプセットベンチにも危機感が高まるが、ここでひとつの大きな歴史的出来事が起こる。
4回表ワンアウトで登場したノビータ大河原、今シーズンここまで44三振を積み重ねてきた大河原がついにシーズン45コ目の空振り三振!自らがもつ2005年の44三振をなんと17年ぶりに塗り替えるシーズン三振記録を更新だ!
大河原の記録達成でベンチが盛り上がったところでビッグアプセット打線がついに覚醒する。このあと2巡目に入ってツーアウトから西村がフォアボールで初のランナーで出塁、するとつづく2番石井が外角球をジャストミートするとこれがライトの頭上を越える、1塁から西村が全力疾走でダイヤモンドを駆け抜け、これがタイムリースリーベースとなり1-1の同点だ!
1-1のまま早いペースで試合は進み、ライアン小川は5イニング目に突入、この回先頭の相手8番にレフト線に運ばれるツーベースでノーアウト2塁、ここでつづく相手9番に左中間を破られ1点を追加され、さらに中継が乱れる間にバッターランナーも生還しこの回2点を失ってしまう。この後相手10番を三振に打ち取ったところで小川はマウンドを降り丸野が久々のマウンドに上がる。丸野は突然のリリーフにも動じず後続を打ち取り、またつづく6回には丸野のかわりにショートに入った村上の好守備もあり1回2/3を無失点におさえビッグアプセット打線の反撃をまつ。
しかし反撃が待たれるビッグアプセット打線、5回には携帯なくても打撃好調の櫻町の快心のセンターオーバーツーベース、6回には田辺のフォアボールに小川のセンター前ヒットといずれもチャンスを作るが後続がつづかずどうしても追加点がとれない。7回表にはツーアウトから芝田がフォアボールを選び、好調櫻町に期待がかかるが惜しくもここはショートフライに倒れ万事休す。
時間の関係で延長された7回裏のプレアデスの攻撃、勝敗がきまったこのタイミングで櫻町監督はこの日センターに入っていた谷上をマウンドに送る。2009年ガンバロウ大会躍進の立役者で最多勝、MVPを獲得したかつてのエースだが、肩を故障して依頼は外野手として活躍、通算登板数が99のままこの日を迎えていたが、勝敗がきまったところでの登板でついに通算100登板を達成だ!3人の打者に対し内野ゴロ、ヒット、フォアボールとなったところでマウンドを改めて丸野に譲ったが、石井、末永しか達成していない通算100試合登板はビッグアプセットの歴史を背負ったエースの称号として記憶されるに違いない。
試合は1-5と敗北となったが、先週の守備崩壊、透明人間続出の危機を克服し、芝田、村上、丸野、谷上、西村など守備陣が奮闘、来週開幕するエンジョイカップに向けてあとは打撃陣の奮起をまつばかりだが、引き締まった好ゲームに監督以下充実感がみなぎる。大河原のシーズン記録更新と、谷上の史上3人目となる大記録達成もあり、かつての定番・受楽から近年評価がうなぎ上りの名店・太陽になだれ込んだビッグアプセットナインは、来週の大会に向けて絶品餃子や生姜焼き定食とともにボルテージを上げるのであった。
と、通常であればここで終わる戦評だが、この日はこのあと予想外の嬉しい展開が待っていた。解散した直後のビッグアプセットナインに、ポストシーズンを迎え仕事が佳境にはいっているアツモリ佐藤から、複数のチャンネルでこの日開幕する日本シリーズ初戦への突然の招待が入る。予想外の展開に歓喜したビッグアプセットナイン、明日に備え帰宅する石井、皇室周年行事のため欠席の大河原などは断念するも、櫻町、村上、芝田、丸野、塚野敦也、石井大和、梨己ちゃんを含む達路フレンズが神宮球場に急遽集結、大盛り上がりの日本シリーズを体感することができた。
塩見、オスナ、そして真打ち村上の特大ホームランに胸を熱くしたビッグアプセットナインだが、その中で強烈な印象を残したのがバッファローズ4番の吉田正尚だ。アーロン黒須が理想の打撃フォームと絶賛する吉田、この日は内野安打1本におわったが、その中でみせたヘルメットも吹っ飛ぶ強烈フルスイングの空振り(グループLINEの動画参照)、空振りで球場全体をどよめかせることができるのは、あのミスター長嶋以来だろう。17年ぶりに自らの三振記録を更新した大河原は言うに及ばず、アラ還を迎えるオヤジたちを含め、ビッグアプセット打線もこれからも振って振って振りまくれ!と喝を入れてくれた吉田正尚の強烈な後姿を胸に、来週の大会と残りのシーズンに向けて熱い心に火をつけながら家路につくビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
今季第38戦のプレアデス戦は、守備陣が迷いなく前に横にボールに食らいつく攻撃的守備を貫徹、ノーエラーの素晴らしい守備力を発揮した。
特にファースト芝田は1、2塁間のゴロを逆シングルでキャッチ、向き直って1塁ベースにスライディングしてアウトのスーパープレーには石井さんも「ナイスプレー❗️やればできるじゃないですか❗️」と興奮、ナインもナイスファースト❗️と大盛り上がり。ショート丸野くんもナイスプレーを連発、サード西村も常に前に出る積極的守備、さらにセンター谷上くん、セカンド田辺さん、ショート村上などみんな躍動、来週の大会に向けて自信を持って臨む準備が出来た。
ピッチャーは小川さんが粘りのピッチングで4回を投げ切り、丸野くんも2回を無失点のナイスピッチング。大会に向けて計算できるピッチングでした。
谷上くんはついに通算100登板達成❗️おめでとうございます❗️
打線はチャンスにあと1本。櫻町、石井さんが調子は上向き。小川さんもナイスヒット、来週は打線爆発で行きましょう❗️
さて来週はいよいよエンジョイカップ初戦です❗️
ディフェンディングチャンピオンですが、今回も挑戦者の気持ちで立ち向かいましょう❗️
10月29日(土)の大会初戦は大宮健保で14時試合開始。対戦相手はBarbariansです。
みなさん出席表明よろしくお願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️