~「君臨し、かつ統治する」~
石井親子・無四球完投リレー!江古田エイリアンズとの息詰まる接戦を制し今期20勝到達!
英国エリザベス女王の逝去というビッグニュースが駆け巡ったこの日、歴代最長在位を誇った女王を見送るように雲一つなく抜けるような青空が広がるなか、ビッグアプセットナインは西戸山公園に集結だ。山手線車内からみえる誰もが知る素晴らしい一面人工芝グランドだが、ビッグアプセットの歴史のなかでは、ビッグアプセット創設まもない1999年頃、まだ年間数試合で記録も残っていない時代にこの地で試合が行われ、ロンドンから一時帰国中の芝田がビッグアプセット初参戦し、最終回逆転のピンチの守備でレフト線ライナーにダイビングキャッチで試合終了、という記憶に残るグランドだ。その後2004年に一度試合が行われたものの、倍率高いこのグランドでの試合はそれ以来なんと18年ぶり、そしてさらに試合前にはアーロン黒須もサプライズ登場、前回のアーロン黒須観覧試合となった羽根木公園では前代未聞の大敗を喫っしており、その汚名を晴らすべく試合前から気合全開のビッグアプセットナインだ。
その気合のままいきなり先制パンチを放ったのは石井大和だ、初回先頭に登場した石井大和が相手投手スライダーをジャストミートすると、雲ひとつない青空に白球が舞い上がり、3塁側ベンチの歓声の後押しを受けた打球がライトフェンスを越え、初回いきなりの先頭打者ホームラン!ホームランダービートップを走る伊藤の7本に3本差に迫る今シーズン第4号でビッグアプセット先制だ!
一方ビッグアプセット先発は石井、初回先頭打者にライト前ヒットを許すが、その直後一瞬のスキを見逃さない鋭い牽制で一塁走者をタッチアウト!鮮やかな牽制でピンチを未然に防ぎ試合の流れを渡さない。
このまま1-0の1点リードで迎えた3回裏の守備、難なくツーアウトをとったところで相手1番に今度は右中間を破られ、微妙なタイミングの中継が間に合わずこれがスリーベースとなりツーアウト3塁、ここで続く相手2番の打球は三遊間よりのゴロ、ショート丸野が三遊間深くから遠投し本塁方向にわずかにそれた送球にファースト芝田も目いっぱい身体をのばし捕球するが、これがぎりぎりのタイミングでセーフ!痛恨の内野安打となりこれでサードランナーが還って1-1の同点においつかれる。
同点に追いつかれたビッグアプセットの5回表の攻撃、先頭丸野がデットボールで出るとさっそく盗塁、ワンアウトから田辺のサード内野安打に盗塁でワンアウト2・3塁のチャンス、村上倒れツーアウトとなったところで登場したのが櫻町監督、ここで相手投手ストレートを強振すると鋭い打球が三遊間へ、打球が強すぎ相手ショートが捕球できないヒットとなりサードから丸野が生還し3-2と再びリード!ツーアウトのチャンスで結果を残すさすがの勝負強さをみせた櫻町監督がドヤ顔で一塁ベースに君臨すると、つづく石井も三遊間へのしぶとい打球の内野安打、これでサードから田辺がホームインで3点目だ!
リードした5回裏からビッグアプセットのマウンドは石井から石井大和にスイッチ、石井大和はワンアウトから相手9番にレフト線にツーベースを打たれると続く相手1・2番に不運な連続内野安打で1点を献上し2-3の1点差、さらにワンアウト2・3塁とピンチは続くがここで相手3番を三振にきってとると、続く4番のときに相手2塁走者が何を思ったか3塁にスタート、これを難なくアウトとしこのピンチを1点リードで切り抜ける!
これでリズムをつかんだ石井大和はキレキレのチェンジアップが有効に決まり、つづく6回はヒット1本を挟み3者三振で無失点、1点リードのまま迎えた7回裏の最終回では、先頭あて8番を三振にきってとったあと連続ヒットでワンアウト1・2塁と一打同点のピンチ、ここで相手2番をセカンドゴロに打ち取るとビッグアプセット内野陣は4-6-3のダブルプレーを狙う、セカンド田辺から2塁に入ったショート丸野へのトスでワンアウト、しかし試合終了を狙った丸野の一塁送球はわずかにライト方面にそれる難しいハーフバウンド、2塁走者がすでにサードに到達している状態でビッグアプセットベンチが一瞬凍りつくが、このハーフバウンドをファースト櫻町が鮮やかに救い上げる!バッターランナーはセーフとなったものの、このスーパーキャッチでサードランナーは動けず、試合後アーロン黒須が「この試合のポイントとなったプレー」と称賛したプレーで1点リードのままツーアウト1・3塁だそしてここで相手1塁走者が果敢にスタートしたところで迷わずキャッチャー石井が2塁へレーザービーム、これが完璧タッチアウトとなり劇的なゲームセットだ!
江古田エイリアンズ投手の鋭いスライダーにてこずりなかなか追加点が取れないなか、追いつ追われつの接戦、しかし石井親子の完璧リレーは2人で7イニング無四球、石井大和は3イニングで6三振の力投、守備でもセンター石井大和、ライト谷上がさすがの好守備で相手に試合の流れを渡さなかった全員野球の勝利だ。
なかでも5回表、チャンスが潰えたかに見えた場面での執念の勝ち越しタイムリーヒットと最終回の試合を決めたスーパーキャッチと、巨鯨ビッグ櫻町監督が試合の局面を変える働きだ。史上最長在位のエリザベス女王には及ばないが、今年でビッグアプセット史上最長在位11年目を更新中の櫻町監督、監督の座に君臨するだけでなくチームを統率し自らもビッグプレーでチームのピンチを救う、まさに君臨するだけでもなく統治する君主としての地位は盤石だ。
スーパーひとし君石井はこれで今期10勝目、2017年前人未踏の25勝をあげて依頼5年ぶりのふた桁勝利に到達、防御率でもトップを走り石井大和にはまだエースの座を渡さない構え、またビッグアプセットもこのゲームで今期20勝、これも2019年以来3年ぶりの20勝に9月上旬に到達、史上最多の2017年32勝は遠いが、史上2位の2007年の27勝を15年ぶりに破る勢いだ。
充実の試合に満足顔のビッグアプセットナイン、アーロン黒須もロイヤルボックスからグランドに降りたち、ともに高田馬場名店中華に集結、生ビールと紹興酒が次々に供され、絶品餃子に麻婆豆腐を食しつつ来週以降に向けた鋭気を養う、アーロン黒須現役復帰要請も決議され黒須もクラブをバットに持ち替えバッティングセンター通いを約束、盛り上がったビッグアプセットナインはまだ高い初秋の太陽を背に、あてどもなく高田馬場界隈をそぞろ歩きつづけるのであった。
<監督コメント>
快晴の西戸山公園野球場で快勝❗️
石井大和くんの完璧先頭打者第4号ホームランで先制、石井さん、櫻町の連続タイムリーで勝ち越し。大間さんは黒須さんの講義を早速実践し1、2塁間を鋭く破るヒット、田辺さんもナイスヒット、また山下は打席の途中でいきなり左打席に変わり左中間を破るヒットを打つ離れ業をやってのけ、大いに盛り上がりました❗️
投げては石井親子の粘りのピッチングで逃げ切り、最後はキャッチャー石井さんが2盗阻止のレーザービームで完結。
ナイスゲームでした❗️
さて来週9月17日(土)は12時から柴又野球場D面でベィツアーズと初対戦です。
みなさんの出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️