~「まさかと思っているのでしょうが、実は実はわたくし透明人間なのです、ショック!」(ピンクレディー)~
芝田・櫻町史上初の通算300得点同時達成!石井ビッグアプセット史上初の隠し玉アウト!満身創痍のオヤジ軍団に透明人間続出で試合はサヨナラ負け!
メジャーリーグ・プロ野球ともにポストシーズンが佳境に入り、ビッグアプセットも今シーズン残り10試合をきっていよいよラストスパートだ。11月のエンジョイカップにデフェンディングチャンピオンとしての参加も決まりギアを挙げたいビッグアプセットナインは超久々の舎人公園に集結、好敵手シルバーフォックスとの試合に臨む。
プレーボール直後の初回表のビッグアプセットの攻撃、先頭石井大和がセンターへのヒットででると2盗3盗を決めワンアウト3塁のチャンス、ここで3番丸野のショートゴロの間に石井大和が鋭いスタートでホームを落とし入れビッグアプセットは幸先よく初回先制だ!
一方ビッグアプセット先発は石井、初回のピンチを無失点でしのいだ2回裏、先頭相手6番にライト前に弾き返され、後続を抑えてツーアウト3塁にこぎつけるがここで相手9番にセンター前にタイムリーを打たれ1-1の同点に追いつかれる。
しかしすかさず3回表のビッグアプセットの攻撃、先頭石井大和が相手セカンドのエラーで出塁すると、2番西村がフォアボール、盗塁で2・3塁となったところで3番丸野のショートゴロで再び石井大和が還り2点目!続く芝田のサードゴロはサードランナー西村が三本間に挟まれアウトとなるが、ツーアウトで一塁に芝田が残ったところで初回第一打席に技ありレフト前ヒットを放っている5番櫻町が変化球を引き付けてフルスイングするとこれがレフトを超える快心の大飛球、これでツーアウト2・3塁となったところで6番石井がストレートを強振するとこれも完璧ジャストミートの打球がレフト後方を襲い、これが快心のタイムリースリーベースとなり芝田・櫻町が相次いで生還し4-1とリードだ!
芝田はこのホームインで史上初の通算300得点を達成!のメモリアルシーンだったが、ここでホームインした芝田が打席付近の穴に足を取られ転倒、左足首を捻挫するというアクシデントが発生、続いてホームインした櫻町をはじめビッグアプセットナインが転倒した芝田に駆け寄る、サードに達していた石井も心配そうにベースを離れた瞬間、相手サードが隠し持っていたボールで石井がタッチアウト!なんとビッグアプセット20年の歴史でも史上初の隠し玉アウトとなりこの回チェンジだ。
3点リードに芝田の偉業達成と上げ潮ムードだったはずの試合が、芝田が負傷でベンチに下がり石井の隠し玉という珍事で試合の流れが微妙に変化しはじめる。
3回裏のシルバーフォックスの攻撃、ワンアウトから相手2番のサードライナーを西村がとれずランナーを出すと続く3番にフォアボール、1・2塁となったところで相手4番はライト正面へのフライと打ち上げる、この日ライトスタメンは大河原だ、ビッグアプセットナインが祈るような気持ちで見つめる中、ライト大河原はこの飛球を何食わぬ顔でナイスキャッチ!これでベンチを含め全員が大喝采、なぜあの正面のフライキャッチでこれほど盛り上がるのかとシルバーフォックスベンチに疑問が広がるが、大河原のスーパープレーでこの苦境の流れをとめられるか、と誰もが思った。しかし試合の流れは無情にも変わらず、続く5番の三遊間へのゴロ、6番のサードへのゴロをいずれもさばききれず内野安打にしてしまい、シルバーフォックスに1点を与え4-2に詰め寄られる。
試合の流れを取り戻したいビッグアプセット4回表の攻撃、先頭木全がフォアボールででると続く田辺がピッチャーゴロでランナーが入れ替わる。足を負傷し満足に走れない木全に替わって田辺がランナーとなったが、実は田辺のこの直前の守備中に両足がつった状態となり走るのが厳しい状態に、にもかかわらずここで相手投手はワイルドピッチ連発で田辺は足をひきづり2塁・3塁と進塁、ここで続く村上がしぶとくセンター前に弾き返し田辺は足をひきづりながらダイヤモンドを一周し執念の1点追加だ!
木全、芝田につづき田辺も負傷し、この日10人しかいないビッグアプセットは窮地に追い込まれ、櫻町監督はベンチの残っている梨己ちゃんにまさかのウォームアップも指示する事態、痛みが治まったと判断した芝田がサードに戻り、力尽きた田辺がベンチに下がって運命の4回裏の守備を迎える。
先頭をピッチャーフライにきってとったあとの相手9番はさきほどと同じようなライト正面への高い飛球、余裕の構えで捕球体制に入った大河原だったがこんどはこの打球をグローブで大きく上に弾くエラーとなりワンアウト1塁、つづく10番にフォアボールのあと相手1番の打球がライト前に小フライ、ライト大河原が決死の前進でダイビングを試みるがこれはショートバウンドで大河原の腹にあたるヒット、そして続く2番もライト正面に鋭い打球を弾き返すとすでに力尽きた大河原がここで透明人間となり打球がフェンスまで到達する走者一掃のタイムリースリーベースでついに同点だ。
この辺で満身創痍のビッグアプセットオヤジ軍団の電源が切れはじめ、フォアボール、ポテンヒット、芝田も透明人間化するなど、詳細は省くが3点を追加され一気にこの回6点を失い、5-8と逆転を許す。
一気に劣勢にたってしまったビッグアプセットは最後の力を振り絞り5回表の攻撃、ノーヒットながら相手エラーにフォアボールを絡め、田辺、村上の押し出し四死球などで3点をもぎとり同点に追いつく!
両チーム死力を尽くした試合はついに8-8のまま5回裏、時間の関係で最終回が宣告されたシルバーフォックスの攻撃、ビッグアプセットはなんとか引き分けに持ち込もうと最後の力を振り絞る。先頭10番にライト前にヒットを許すも、すかさず石井が一瞬の隙を逃さない鋭い牽制でランナーをタッチアウト!ビッグアプセットも必死に流れを食い止めようとするが、つづく相手1番はまたもライトへ狙い撃ち、これがスリーベースとなりワンアウト3塁とサヨナラのピンチに追い詰められる。ビッグアプセット内外野全員が決死の前進守備を敢行するが、続く相手2番のショートにとんだ打球に最後は西村が透明人間と化し、これで万事休す。時間まで延長された残りのイニングでセンター石井大和が2度のセンターゴロを決め最後の意地を見せゲームセットとなった。
負傷者続出で満身創痍となったビッグアプセットナイン、しかし透明人間続出にも最後までキレずに力投をつづけた石井のピッチングはあっぱれだ。先日の左手に加えこの日左足首を負傷した芝田は満身創痍になりながらもビッグアプセット史上初の通算300得点を達成、そして時間差での同日達成の櫻町とあわせ、ビッグアプセットのクリーンアップを長年組んできたこの2人の同時達成はビッグアプセットの歴史を改めて思い起こさずにはいられない。負傷に倒れる者、透明人間と化した者、残った健常者として必死にチームを支えたメンバー、これら全ての戦士がビッグアプセットの歴史をつくっていくのだ、そう思いを新たにしつつ、かつて2000年代にビッグアプセットナインが足しげく通った日暮里駅前の名店中華で来週以降のシーズンに向け気合を入れなおすビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
今回は石井さんの熱投にもかかわらず、守備の課題を残した試合だった。ケガ人もありギリギリの戦いでしたが、ライト大河原が7度の守備機会に奮闘するなどみんな時々透明になりながらも真剣に立ち向かってくれました。
守備面の課題についてはミスを恐れずに前に出る、住友銀行磯田頭取の「向こう傷を恐れるな」の精神で。攻撃的姿勢で行くことでクリアしましょう❗️
史上初の300得点同時達成の芝田、櫻町、長年にわたり積み上げた素晴らしい歴史です。おめでとうございます❗️
さて来週10月22日(土)は11時から東台野球場B面でプレアデスと対戦です。
10月29日(土)のエンジョイカップ開幕の前哨戦、互角のチームです。気合い入れて快勝しましょう❗️
みなさんの出席表明お願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️