~「おーん」(岡田彰布)~
塚野智己久々の登場!TFMとのガチンコ勝負は勝利の女神に見放され敗退!
どんでん岡田率いる阪神タイガースが18年ぶりのアレに到達し、日本中の阪神ファンが涙にくれたこの週、先週の敗北で再び勝率5割に戻ったビッグアプセットは宿敵Tokyo Fight Moneyの招待をうけて羽根木公園に集結だ。この日は塚野智己がほぼ1年ぶりに参加、試合前には近況報告に花が咲き、すさまじい湿気で汗は次々に流れるものの最高気温31度と真夏の最盛期からは少し和らいだ暑さで各自身体をほぐしつつ11時のプレーボールを迎える。
この日先発はアツモリ佐藤、初回表のTFMの攻撃で先頭打者にいきなりセンターオーバーのスリーベースを打たれ、その後2・3番にも連続ヒットと続かれノーアウトでいきなり2点を失うが、ワンアウト後2塁からの相手6番の三遊間を破る当たりでレフト山下からショート塚野智己の中継バックホームがばっちり決まりセカンドランナーをホームタッチアウト!これで流れを取り戻した佐藤が後続を打ち取って初回失点は2点のスタート。
するとその裏のビッグアプセットが電撃の反撃攻勢をみせる。今年初登場となった1番塚野智己がショート後方のフライでエラーを誘いさっそく出塁するとワイルドピッチで2塁に進むと、ピッチャーからの牽制が悪送球となりすかさずサードを狙い、外野からの返球がまたも逸れた一瞬の隙をついて快足を飛ばしてホームイン!久々登場ながらいきなりノーアウトでダイヤモンドを駆け抜ける快足で1点を返すと、つづく塚野敦也がフォアボールを選び、3番石井大和がライトへのツーベースでノーアウト2・3塁のチャンス、ここで4番芝田が外角ストレートをジャストミートするとこれがライト後方、フェンス直撃のタイムリーとなり塚野敦也、石井大和が相次いで生還し一気に逆転だ!
逆転リードをもらった佐藤は2回には立ち直り無失点、このままの流れをキープしたいところだったが、3回表のTFMの攻撃に落とし穴が待っていた。ワンアウトから相手1番にまたもセンターへのツーベースを打たれ、続く相手2番にはデットボール、ワンアウト1・2塁からのダブルスチール、キャッチャー村上からの鋭い送球でサードタッチアウトかと思われたがこれがセーフ、結局2・3塁とランナー2人が生きたところで相手3番にレフト前タイムリーを打たれこれで3-3の同点、さらに盗塁でワンアウト2・3塁と絶対絶命のピンチでつづく相手4番を緩い当たりのピッチャーゴロ、佐藤の素早いフィールディングでランナー動けずこれでツーアウト、何とかしのぎたい場面で続く相手5番の打球はジャストミートのセンターへの火の出るようなライナー、センター石井大和が鋭くダッシュし捕球態勢に入ったかと思われたが無念の落球、これで2点追加を許し、このあとホームラインを含む3安打1フォアボールでこの回8点を失い3-9となってしまった。
反撃に転じたいビッグアプセットは3回裏、塚野敦也、石井大和が連続ヒット、芝田のショートゴロでランナーが進み5番佐藤フォアボールでワンアウト満塁、ここで6番櫻町が技ありのセンター前ヒット、これで塚野敦也、石井大和が生還するタイムリーで2点を返す!さらにワンアウト2・3塁とチャンスが続くが残念ながら後続が続かずこの回2点どまり。
ビッグアプセットは4回から石井大和をマウンドに送るが、石井大和も5回にエラー絡みもあり3点を献上、このまま5-13の敗戦となった。
2本のホームランを含む14安打の猛打のTFMに力負けした形だが、ビッグアプセットも8安打を放ち、佐藤・石井大和もいいピッチングだったが、試合の流れをどうしてもつかむことができなかった試合、奇跡の反撃で勝率5割に到達したビッグアプセットだがこれで再び借金1、試合後めずらしく監督の囲み取材が行われたため、その文字おこしをもって本日の戦評を締めくくることとしたい。
(記者)カントク、ガチンコ対決で五分五分のように見えましたが力負けですか。
まーあのねー、TFMさんとはいつもええ試合になるからなあ、おーん。今日は守りも攻めも中味は悪くなかったよ、まあ試合の流れをつかめんかった、ちゅうことや、はっきり言うて。
(記者)先発佐藤の出来はいかがでしたか。
そんなんお前、見たらわかるやろ、ええピッチングやってん。球も走ってたしなあ、2回の2三振なんて見事なもんやったけどなあ、まあ何というか、色々かみ合わんかったなあ。
(記者)両軍メンバー以外のところとのかみ合わせ、ということですかね。
お前なあ、そんなことよう言えんやろ、こっちもいろいろ人間関係あるんやから、いろいろ言うたら分かるやろ。
(記者)初回裏に電撃の逆転、塚野智己がいい働きでしたね。
まーねーあのねー、やっぱりスピードスターがいると違うよなあ。ノーヒットで1点やからなあ。
(記者)4番芝田の逆転タイムリー、よかったですね。
そんなんお前、クラッチ4番やんか、普通やろあのくらい、はっきり言うて。
(記者)8安打で、そのうち5本が最年長メンバー、頑張ってますね。
そらそうよ、巨鯨ビッグのタイムリーはおもろかったけどなあ、でもまあオヤブンも2安打やろ、ええ感じやんか。
(記者)芝田、村上はだいぶ打率もあがってきました。個別指導はされたんですか。
そんなんお前するわけないやろ、そんな金もろうてないやんか(笑)
(記者)外野の乱れは少しありましたが、守備は堅かったですね。
そーねー、まあ最後のノビータのやつはまあ想定の範囲内やけどなあ、でもバズーカも「追いついたら捕れ」言うてるやんか、気合の問題やなはっきり言うて。スプリンググローブや透明グローブもあったけどなあ、まあでも内野はまあノーエラーやんか。クラッチも久しぶりのサードやったけど動き悪くなかったしなあ、おーん。
(記者)石井の復帰も遅れており、戦力がなかなか整いませんね。
そんなんお前、色々あるやんか。スーパーひとし君はちゃんとリハビリせんといかんやろうけど、ショータイムも血豆できたり腰痛めたりしとるやろ、そのわりにはええボール放ってたけどなあ、おーん。まーでもねー、クラッチもぎっくり腰やってコルセット巻いてるし、バズーカは手がしびれてちゃんとバット振れへんし、スピードスターも家建てたし、若巨鯨も今日来るって言うてたのにれみちゃんが急に熱出したりなあ、生きとったら色々あんねん、知らんけど。
(記者)これで借金1、またも借金生活に後戻りですが。
何言うてんねん、お前、シーズン長いやんか、そんなひとつくらいの負けで細かいこと言うたらあかんやろ。
(記者)でもこの後、丸野の転勤や櫻町の離脱なども見込まれており、采配は大変そうですね。
そんなん言うたやんか、生きてたら色々あんねん、先週かてノビータがグランド予約やボール係から打ち上げの店きめたり、戦評までぜんぶやったんや、そのときいる人間で何とかするしかないやろ、おーん。
(記者)このあとは打ち上げですか。
そらそうよ、そんなんお前あたりまえやんか、羽根木ゆうたら梅江飯店って決まってるやんか、20年前くらいからきまっとるやんか、あのコネチカットがゴロゴーなんて知らん言うて大暴れした伝説の店やんか、餃子も美味いしなあ。
(記者)では最後にファンへのメッセージを。
まあねえーあのねー、とりあえずねー餃子たべてから今後のことは考えますわ(笑)はよ行かな生ビールなくなってまうやんか、みんながんがん飲み食いするからなあ、成績にちなんだ飲み食いせえよ、言うてんねけどな(笑)まあファンのみなさん、色々ありませすけど、最後はアレと思ってますんで、今後もソレでよろしくお願いしますわ、知らんけど。
<監督コメント>
芝田の戦評名作選、今週も殿堂入りですね❗️
汗がしたたり落ちる暑さの中みんな頑張ったが、戦評の通り、あと一歩かみ合わなかった。
東京ファイトマネーの1回表の連打に対して、1回裏のビッグアプセットも 1番塚野智己くんから6番櫻町まで怒涛の連続出塁、7番小川さんもセンターへ抜けようかという痛烈ライナーがベース寄りに守っていたセカンドに好捕され惜しくもダブルプレーでチェンジ。次々に真芯でで捉えるビッグアプセットの連続攻撃は東京ファイトマネー先発伊藤さんを浮き足立たせる破壊力。芝田のライトオーバータイムリー、村上の上昇気流に乗るマルチヒット、三冠王石井大和くんもマルチヒット、櫻町もカットボールを弾き返すマルチヒット、塚野敦也くんにもヒットが出るなど状態はいい。
投手神は佐藤達路くんもストレートが走り、村上のミットに収まる音がレフト山下まで聞こえる気持ちいいスピードボール。石井大和くんも変化球を交えた巧みな投球でリリーフ。2人ともナイスピッチング。
点差ほどの差を感じないいい戦いでした。
来週9月23日(土)は15時から芝公園で試合です。
欠席者が多いようなので、みなさん来れそうな人は出席表明お願いします❗️
それと、大変申し訳ありませんが、
櫻町が10月初めに目の手術をする関係で、10月7日から10月28日までは医師の指示で野球ができず、全休となります。
人数がギリギリになる可能性もあり、申し訳ないのですが、みなさんの出席をいつも以上によろしくお願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️