~「私はあなたが転んだことには興味がない、どう立ち上がるかに興味があるのだ」(リンカーン)~
Heroesとガチンコ勝負の白熱の接戦!一歩及ばずまたも惜敗で今シーズン2勝目ならず!
光が丘での鬼道衆戦で惜敗してから2週連続雨で試合を流したビッグアプセット、この間にWBCの侍ジャパンの世界制覇で日本中が熱狂、そしてこの週にはMLB/NPBともに日米で開幕、春のセンバツが決勝戦を迎えるなど野球界は花盛り、この日の東京は最高気温22度に到達する桜満開の春爛漫、ビッグアプセットナイン11人が気持ち全開で夢の島に集結だ。
開幕から今シーズン1勝6敗と前代未聞の低迷がつづき、一部では監督休養説もささやかれる事態だが、前回鬼道衆戦での驚異の粘りで上昇気流に乗った状態でこの日のHeroes戦に臨む。
初回表の守備、この日先発のライアン小川が相手先頭にフォアボールと盗塁でノーアウト2塁から続く2番にレフト前に弾き返されあっさり先制を許す。さらにつづく3番にもレフト前にしぶとく落とされ、その後盗塁でさらにノーアウト2・3塁と初回から絶対絶命のピンチだ。しかしここから小川が驚異の粘りのピッチング、続く4番をピッチャーゴロで走者親類を許さず、そして5番・6番をいずれも力のあるストレートでいずれもショートフライに切って取り、このピンチを最少失点で切り抜けるナイスピッチングだ!
小川は2回も相手打線を2三振ノーヒットの無失点に抑え、試合の流れをぐっと引き寄せたところで2回裏ビッグアプセットが反撃開始だ。
相手先発は125キロはあると思われる速球を持つサウスポー、2回ワンアウトから櫻町がしぶとくフォアボールを選び出塁すると、つづく丸野が速球をジャストミートし三遊間を鮮やかに破るクリーンヒットで1・2塁、つづく田辺のセカンドゴロが進塁打でツーアウト2・3塁となったところで、やや荒れ球の相手投手をみたサードコーチャー芝田がサードランナー櫻町に、「ワイルドピッチあるよ、でも個人の判断で!」とささやき櫻町も準備万端、すると案の定ショートバウンドとなった投球を相手キャッチャーが逸らしボールは3塁ベンチ前へ、これをみた櫻町が果敢にスタート、重戦車が地響きを上げて突進し無謀かと思えたタイミングだったものの重戦車が思いのほか加速しホームに怒涛のスライディングでセーフ!さらにキャッチャーからの返球が逸れたのをみたセカンドランナー丸野がスピードを緩めず3塁をまわりホームに突進、これは残念ながらホーム寸前のタッチアウトとなったものの、これで同点!櫻町・丸野のアグレッシブな走塁でビッグアプセットベンチもヒートアップだ!
このまま両チーム無得点のまま3回が終了、緊迫した接戦となって迎えた4回表Heroesの攻撃、この回から石井がマウンドにあがったが、先頭にヒットを打たれたあと守備の乱れと5安打集中で5点を献上してしまう。
1-6と一気に試合の流れを失い、ここまでであれば意気消沈してしまうところだが、この日のビッグアプセット違った。4回裏のビッグアプセットの攻撃、この回相手も2人目がマウンドにあがるがこちらも130キロ級の速球と鋭い変化球をもつピッチャーだが、試合をあきらめないビッグアプセット打線はひるむことなくこのピッチャーに挑む。
まず先頭石井がしぶとくフォアボールを選ぶと盗塁、ここで3番塚野敦也がフルスイングで三遊間を破りノーアウト1・3塁、塚野敦也も盗塁でノーアウト2・3塁となったところで、前日37年の仕事に終止符を打ちこの日から無職となった4番芝田が気合マックスのフルスイングでこれも三遊間を鋭く突破、これがタイムリーとなり石井が生還して1点だ!
さらに芝田も盗塁で2・3塁と攻め立てるが、つ7く小川、西村が倒れてツーアウト2・3塁と追いつめられる。しかしここで登場、7番櫻町が快速球に一歩もひかずジャストミートした打球が三遊間へ、相手ショートがおいつき万事休すかと思われたがまたも櫻町が一塁に向かって激走、これが気合の内野安打となり塚野敦也が生還しこの回2点目だ!そしてさらにツーアウト1・3塁で、つづく丸野が今度は外角球を技ありの流し打ち、これが鋭くファースト横を破る、これで芝田が生還するタイムリーツーベースでこの回3点目!櫻町はまたも激走で3塁をおとしいれ、この時点で4-6の2点差でツーアウト2・3塁、ついに一打同点の場面にもちこみ、つづく田辺にビッグアプセットベンチの熱い期待が集まる。田辺はこれに応え速球をジャストミートしビッグアプセットベンチ総立ちとなるが、2塁方向に守備位置を移動していた相手セカンドがこれをおさえ、残念ながらチェンジ。ビッグアプセット怒涛の攻撃も一歩及ばず、このまま5回表石井が相手を三者凡退に抑えたところで時間切れゲームセットとなった。
あと一歩及ばずの敗戦で今期ついに1勝7敗となってしまったが、若手好投手相手に一歩も引かない粘りの攻撃、前回の光が丘につづく激戦でシーズン大反撃への兆候をしっかりつかんだビッグアプセット、また石井と皇居ランを敢行した櫻町はホームへの突進、激走でゲットしたタイムリー内野安打とさっそくその効果を発揮、無職となった芝田、華麗な転職をはたした田辺と人生の岐路を通過したベテランメンバーも気合十分、マルチヒットの塚野敦也に丸野、そして先発小川の若手相手に一歩もひかない気合のピッチングなど、上昇へのシナリオはそろった。来週以降想定されるビッグアプセット怒涛の反撃に向けて、ビッグアプセットナインは錦糸町・珉珉に直行、格安ビールセットで主菜と生ビールをがんがん注文、来週以降へのガソリン注入は果てしなくつづくのであった。
<監督コメント>
快晴の夢の島で行われたヒーローズ戦は、小川さんは3回を制球力あるナイスピッチング、石井さんも2回を自責点1の力投でつないだ一方、
打線は1ー6のビハインドから130キロ速球派投手相手に石井さん四球、塚野敦也くん三遊間痛烈突破、芝田も渾身の三遊間突破タイムリー、この1点で波に乗り櫻町のショート内野安打、丸野くんのライト線ツーベースと連続タイムリーと速球を攻略、田辺さんのセンター前に抜けようかといういい当たりは惜しくも相手セカンドに阻まれたものの、この気迫溢れる攻撃力はつぎにつながる大きな収穫だ。
来週も気合いで行きましょう❗️
来週4月8日(土)は14時から北区新荒川大橋野球場D面でスティング戦です。
みなさんの出席表明お願いします。
では来週❗️
みんな、よろしく❗️