~「咲くもよし 散るもよし野の山桜 花の心は知る人ぞ知る」(東郷平八郎)~
石井大和熱投、全員野球で粘りに粘るも強豪ダークスに力負け
まん延防止等重点措置の大阪など1府2県への発令がきまり、「まんぼう」という略称がユルくてダメだという議論が国会で盛り上がる今日このごろ、先週につづいてビッグアプセットナインが訪れた光が丘公園の桜も8割方散りかけた状態、しかし最高気温23度と春満開の陽気の中、ビッグアプセット挑むのは強豪ダークス、すでに1試合こなしてきたうえにフル道場開催の石井、温泉でリラックスし体を柔らかくして臨む田辺など、それぞれのスタイルでビッグアプセットナインは強豪に挑む。
初回表のビッグアプセット、先頭石井大和がフォアボールで出てさっそく盗塁、2番石井フォアボールとワイルドピッチで1・3塁となったところで石井の盗塁は2塁タッチアウト、3番芝田もフォアボールで出てワンアウト1・3塁で久々登場の4番加藤、強い当たりがサード正面となり一瞬ゲッツーか、と思われたがセカンドから1塁への送球がそれ、これがエラーとなる間に石井大和が還りビッグアプセットが先制!さらに加藤を2塁において山下の打球はセンター前、タイムリーかと思われたが相手センターがこれを地面すれすれでスライディングキャッチ、いきなりの超ファインプレーでこの回は1点どまり。
その裏ダークスの攻撃、先発石井大和は立ち上がり制球が定まらず相手1・2番を連続フォアボール、ワンアウトからのショートゴロは加藤の一塁送球が悪送球となり1点、すると続く5番にセンター前、6番にライト前に弾き返され1回裏3点を献上してしまう。
粘るビッグアプセットの2回表、櫻町、大間が連続フォアボール、続く2者が倒れてツーアウトとなってから村上がデットボールでツーアウト満塁、ここで西村デットボール、木全フォアボールの連続押し出しとなり2点を返し3-3の同点!
さらにツーアウト満塁で一気に逆転のチャンスで登場したのは大河原、先週までチャンスの場面でも初球の絶好球を常に見逃しベンチから非難ごうごうだった大河原、するとこの勝負の打席は初球をフルスイング、打球はサード前の緩いゴロ、内野安打で逆転だ!とベンチ総立ちとなり大河原な一塁に向かって疾走、しかし惜しくもこれはアウトとなりスリーアウトチェンジ、一塁へのヘッドスライディングは次週以降の課題となった。
しかし強豪ダークス打線はバッティングのレベルが高い、この日の石井大和、球数は多めだがストレートの伸び、カーブの切れ味ともに力のあるピッチングだったが、その石井大和に真正面からフルスイングで挑んでくる。
2回裏は石井大和を強襲して出たランナーを1番のライト前で還し3-4と再びリードを許す。3回裏は先頭3番・4番がいずれも鋭い当たりのレフト前ヒット、続く2者を打ち取ってツーアウトにこぎつけたが7番打者の強いサードゴロがイレギュラーとなりサード大間が打球を胸にあてて投げられずこれで満塁、そこで続く8番がライト線への大飛球、これが風に流されツーベースとなり2者が還りこの時点で3-6の3点のビハインド。
残り時間が少なくなってくる中、ビッグアプセットは5回表の攻撃で意地をみせる。ワンアウトから村上がフォアボールででると、続く西村のサードゴロがエラーとなり、西村の盗塁もありワンアウト2・3塁、木全が三振に倒れツーアウト2・3塁となったところで再びチャンスで登場の大河原、この日は初球マン振りモードかと思いきや、このチャンスできわどい投球を次々に見極め最後はフォアボールを選び満塁、1試合の中でスタンスを柔軟に変えるというハイレベルな対応をみせた大河原がビッグアプセットのチャンスをつないだ。ツーアウト満塁となったところで打戦は上位に回り、石井大和がフォアボール押し出しでまず1点、続く石井は鋭い当たりでレフト前に弾き返し西村が還って2点目、3番芝田もフォアボールを選びこれが押し出しでついにこの回3点目で6-6の同点!ビッグアプセット粘りの攻撃でついに同点においついた。
しかし強豪ダークス、最終回にビッグアプセットを突き放す。5回裏、先頭2番をフォアボールで出すと続く打者の打球はファースト後方への高いフライ、これが強い逆風に流され一塁線に落ちるヒットとなり、4番のショートゴロでワンアウト2・3塁となったところで続く5番の打球は詰まった当たりでセンター前の飛球、前進守備の加藤・田辺が必死にバック、センター西村も全力ダッシュするが、おりからの逆風で戻されこれがセンター前にポトリと落ちるヒットとなり7点目、これが決勝点となり、時間の関係で行われた6回表のビッグアプセットの攻撃も3者凡退となり6-7の惜敗となった。
この日の石井大和、初回先頭2者をフォアボールとしたがそれ以降はフォアボールはひとつ、徐々にエンジンがあがるナイスピッチングだったが、肝心なところで出たエラーと強風、さらにガチンコで降ってくるダークス打戦に力で押し込まれた格好だ。ビッグアプセット打線も相手投手の制球難につけこみ粘りを見せたが、ヒットは芝田、石井の2本にとどまり肝心なところでのタイムリーが一本足りなかった。
試合は惜しくもサクラチルとなったが、花の心は知る人ぞ知る、咲いてよし散ってよしの全力で挑んだ試合、来週以降の健闘を改めて誓いつつ、花吹雪の光が丘公園を後にするビッグアプセットナインであった。
~監督談話~
強豪ダークスに対しあと1歩。相手投手の四死球13個でかえってリズムを作れなかったか、芝田の鮮やかなレフト前ヒット、終盤の石井さんの痛烈タイムリーなど盛り上がりを見せたものの、相手守備陣のファインプレーもありあと1本。
守備の乱れもあり熱投の石井大和くんを援護しきれなかった。
来週は大宮健保で強豪関電工とダブルヘッダーです。
今週のうっぷんを晴らす打撃爆発で快勝しましょう!
来週は7時30分大宮健保集合、8時30分試合開始です。
車組は現地7時30分、電車組は大宮駅西口タクシー乗り場に7時15分集合でお願いします。
みなさんの出席表明よろしくお願いします!
では来週!
みんな、よろしく!