~「今から君のすごす夏が、君を一生奮い立たせる夏になりますように」(斎藤佑樹)~
第二次村上政権発足!往年のスーパースター集結でNew Bigupsetが灼熱の多摩川緑地で始動!!
2024年夏、前代未聞の熱波が日本列島を襲うこの夏、2024年エンジョイカップを敗者復活準優勝で終わったその節目のタイミングで、櫻町監督から突然の辞意表明、憲政史上最長の安倍晋三政権の3,188日、G7でも英国マーガレットサッチャー政権の4,226日、フランスのフランソワ・ミッテラン政権の5,109日をも圧倒的にを上回る7,832日の超長期政権突然のピリオドがうたれた。ビッグアプセットナインに激震が走るが、先週の試合後の大宮、その後のLINEでのコメント、またこの日の試合後のコメントも含めビッグアプセットナインからは長年の功労への感謝、そして櫻町前監督からの指名を受けたオヤブン村上の16年ぶりの政権復帰にも全面支持が集まり、この日は村上第二次政権発足の記念すべきゲームとなった。
とはいえ、2024年夏を迎えてますます猛威を振るう猛暑はこの日も最高気温36度、いっさい日陰のない多摩川緑地は午前10時でも信じられない熱波が襲うなか、しかし第二次村上政権発足のニュースにかけつけたのは、あのローヤー窪田が今期2試合目の参加、そして2007年シーズン二冠王にしてMVP、通算144試合出場のレジェンド・ストロングアーム橋本が猛暑のなか駆け付け、また諸々の予定で今週はやむなく不参加予定だった丸野も分単位のスケジュールを組み東京・名古屋間をこの週末2往復する男気をみせ、コアメンバー12人が1塁側ベンチに陣取り第二次村上政権の開幕ゲーム、対東京ペイパッカーズ戦がプレーボールだ。
この節目の試合の先発はライアン小川、36度の猛暑をものともぜず初回東京ペイパッカーズ打線を封じ、またキャッチャー丸野が相手先頭打者の2盗を見事なスローイングで封殺するなど、完璧な立ち上がりだ。
2回表、ビッグアプセットの守備では守備がわずかにほころび1点先制を許すが、その裏のビッグアプセットの攻撃、ツーアウトランナーなしから最近数試合、「振ればエラーで出塁」の西村がここも相手エラーで出ると、大間がセカンド左を鋭く破るヒット、相手守備の乱れもありこれで西村が生還し同点!そして西村をおいて丸野が左中間を深々と破るツーベースで西村が還りビッグアプセット逆転だ!
しかし打順一巡したこのあたりから灼熱のグランドでのプレーに両チームナインも次第に疲弊、ゲームはデスマッチの様相を呈する。そんななか、ビッグアプセットは守備陣が奮起、キャッチャー丸野は初回につづき3回表も先頭ででた打者走者を2塁で封殺する強肩を疲労、2回表には先頭のレフト線への難しいフライにレフト山下が果敢にダイビング、最後は地面すれすれでのスライディングキャッチ!!還暦メンバーに喝を入れるスーパープレーだ!5回表にはこの回マウンドにあがった丸野が先頭打者をフォアボールで出すも、つづく相手5番のショートゴロでショート橋本・セカンド窪田・ファースト櫻町の完璧ゲッツーが成立!殺人的な暑さのなか還暦メンバーを中心に奮闘するプレーがビッグアプセットベンチを盛り上げる。試合の方は4回表、不運なヒットと守備の乱れが重なりビッグアプセットは6点を失い、一方5回裏には相手ピッチャーの制球難につけこみ2点を返し、さらに満塁のチャンスで大河原が芯打率1000%の完璧打球を放つも、これがサードベースに入っていた相手サードの正面でゲッツーとなる不運もあり、結局4-7の敗戦となったが、最後の最後までチーム一丸となってゲームを進めたビッグアプセット、全員が無事に生きてグランドを去る目標を達成したビッグアプセットナインは真夏の太陽の下満足感でいっぱいだ。
ありえない暑さのなか、往年のスーパースターもかけつけ第二次村上政権の発足を祝った試合、火照った身体をシャワーで洗い流し、狭いクラブハウスのキンキンに冷房の効いた休憩室でクールダウンするビッグアプセットナイン、気を取り直して六郷土手駅前の名店中華に集結、往年のスーパースター窪田と橋本に加え、この節目の日にかけつけ日傘をさしながらビッグアプセットナインの動きを細かくチェックしたのはあのレジェンド、アーロン黒須、こうした面々が集結した名店中華で生ビールが10本単位でオーターされ、絶品餃子、数々の名品がとともにビッグアプセットナインの胃袋に流し込まれ、それとともに身体の中のエネルギーが復活、ビッグアプセットの明日、第二次村上政権を盛り上げる機運が最高潮でその宴は終わることがない。
46年前の桐朋中学野球部キャプテンにして、ビッグアプセット監督を2005年から3年半つとめビッグアプセット中興の祖と呼ばれるオヤブン村上。この日参加した窪田、橋本、また今シーズン本格復帰のコネチカット橋爪に加え、創業者にして初代エースのマダックス末永、2000年代の打撃タイトルを独占したフェラーリ黒田、さらには伝説の韋駄天・アグレッシブ福原など、第一次村上政権時代の主力メンバーが次々にビッグアプセット本格復帰を表明、第二次村上政権をチーム全員で盛り上げようという機運が一気に広がった。
前代未聞の暑さに見舞われる夏、しかし野球といえばこの夏の光をおいて語ることはできない。1973年の怪物江川、1985年のKK擁するPL学園、1998年怪物松坂、そして近年では2009年、中京大中京の堂林をあと一歩まで追い詰めた日本文理の猛攻、そして2018年、サヨナラツーランスクイズで奇跡を起こした金足農業、数々のベースボールの追憶は常にこの真夏の太陽とともにあった。まだ7月が終わらないこの夏、史上最悪の猛暑にもめげず、来週以降もこの夏が老いも若きもビッグアプセットナインの一生を奮い立たせる夏になりますように、暑い日差しにを浴びながら熱い想いで応え、まだ衰えることのない暑さのなかを次なる祝宴の場をもとめてさまようビッグアプセットナインであった。
<監督コメント>
応援も含めまして参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
十時試合開始とはいえ、暑さは思っていた以上に厳しく、頑張ってくれた皆様には感謝あるのみ。
特に、先発ピッチャーとして奮闘してくれた小川さん、名古屋から駆けつけてくれてキャッチャー・ピッチャーとして限界スレスレまでプレーしてくれた丸野くんには過大な負担をかけてしまったにもかかわらず、試合後は、笑顔で「また頑張ります」と言っていただき、救われた気持ちです。
また、山下の地面スレスレでのスライディングキャッチ、大間さんのジャンピングキャッチ、橋本くん・窪田・櫻町の6-4-3のダブルプレー、丸野くんのレーザービームなど素晴らしいプレーが毎回のように出て、小川さん、丸野くんを盛り立ててくれた。他の参加メンバーも最後まで大きな声を出し全力を尽くしてくれて、良い野球をやれた、との思いです。
試合後、皆、笑顔で、六郷土手駅近くの中華料理屋さんで楽しく飲み食いできたことが最高の時間となりました。
来週は、午後3時から光が丘での試合。
皆様、参加表明・確定をよろしくお願いいたします!