ガップリ四つでたっぷり3時間の熱戦を11対7で制し開幕3連勝
開幕からシルバーフォックス、安信タイガースと難敵に連勝して意気あがるビッグアプセット、今週は城北交通公園で初対決となるThiefCatsと対戦。追いつ追われつのシーソーゲームを小川・石井のリレーで11対7で制して3連勝とロケットスタートを加速させた。
1日ごとに寒暖が入れ替わる中、この日は風もなく陽がさす好天。今期初参加の西村、小川に前週に引き続き名古屋から夜行バスで参加の丸野と11人に加えこれも今期初参加の梨己ちゃんが集まり試合開始。
初回、ビッグアプセットは先頭の大和がフォアボールで出塁すると二盗、三盗、さらにキャッチャーからサードへの送球がそれる間にホームイン。まさにショータイムの大和劇場で1点を先取。2番の石井もデッドボールで出ると大和に負けじと盗塁とワイルドピッチで進んだところで3番の好調村上がライト前にはじき返す。これは当たりがよすぎてライトゴロとなるがその間に石井がホームインして2点目。更にここから芝田、丸野、牧が相次いで三遊間にヒットを集めたところで田辺がセンターオーバーのツーベースを放ち大量5点をゲット。
先発の小川は味方の援護を得て初回は1四球無失点。二回は先頭をフォアボールで出すがワンアウトから石井がランナーの盗塁を刺して無失点。しかし三回、先頭バッターをセンター前ヒットで出すと、ここから制球を乱し3連続フォアボールで1点を返されてなおノーアウト満塁。急遽石井がマウンドに登り丸野がマスクをかぶる。石井はこのピンチを食い止めるべく必死の投球。しかしまだ肩があたたまり切らず、フォアボール・三振・フォアボール・ピッチャーフライ・フォアボールとバッテリー以外ボールにさわらない状態の力投を続けたがその後、エラーとファアボールで結局この回6点を失い逆転される。
しかし今年のビッグアプセットはここからが違う。直後の4回、相手ピッチャーがかわったところで先頭の牧がセーフティバントで出塁すると田辺がフォアボールで続く。そしてツーアウトから大河原もフォアボールでつなぐと1番大和がセンターオーバーのツーベースで二者をかえして7対6と逆転。ところがその裏、ThiefCatsの4番打者で村上崇隆を意識した背番号55の左打者のライトフェンス越えのホームランで同点に追いつかれ、試合はノーガードの打ち合いの様相をみせてくる。
そして6回、先頭の牧が今度はお返しとばかりライトフェンスオーバーのホームランをたたき出して三度リードを奪う。更に最終7回、大和の猛打賞となる3本目のライトフェンス直撃弾から始まり牧の脅威のこの日4安打目となるショート強襲までの3安打で3点を追加してThiefCatsをつきはなし試合を決める。ロングリリーフとなった石井は我慢の投球を続け、キャッチャー丸野のダイビングキャッチやレフト小川のライナー好守などもあり7回まで5イニングを投げ切ってチームと同じく3連勝となった。
3時間の残り時間をフルにつかっての8回にはThiefCats3番手から4点を追加し、その裏は丸野がマウンドに登り大和がキャッチャー、牧がファースト、石井がサードを守る体制でしめくった。
これで開幕から3連勝と昨年とはうってかわったロケットスタート。春にはまだまだ時間があるが、翌日の立春を前に皆の力を結集しての勝利が花と咲いたビッグアプセットナインはそのまま解散し、所要のため途中退場の芝田を含め各自が静かに勝利の味をかみしめえるべく家路についたのであった。
<監督コメント>
開幕ロケットスタートで3連勝❗️
初回の大和くんの四球で2盗3盗ワイルドピッチでホームインで先制後、死球後2盗とワイルドピッチの石井さんを3塁に置いて村上のライト線のタイムリー、さらに芝田、丸野くん、牧くんの連続ヒット、最後は田辺さんのセンターオーバー2点タイムリーツーベースで5点。
これで優位かと思われたが、
3回、それまで無失点の先発小川さんの制球が突如乱れ、無死満塁から押し出しで1点のところで石井さんに急遽ピッチャー交代。しかしその後も四球とエラーなどでこの回6点、逆転を食らう。
しかし大和くんの右中間突破の2点タイムリーで再逆転、直後に7ー7の同点に追いつかれた後、牧くんがライトフェンスオーバーの完璧ホームランで勝ち越し。
この間キャッチャー丸野くんのダイビングキャッチ、レフト小川さんのレフトライナーランニングキャッチなど守備陣も盛り立てる。
最終回に3点取って突き放す執念を見せ、延長8回には大河原の今季初ヒットも飛び出すなど最後まで手綱を緩めないビッグアプセットが執念を見せ、3時間の長丁場を勝利で飾ったナイスゲームでした❗️
さて来週2月10日(土)は11時から大田スタジアムで横浜シュターンと初対戦です。
みなさん出席表明お願いします❗️
では来週❗️
みんな、よろしく❗️