質疑応答

▼井上さんへ

Q1)30代までは勉強会にも出たことがなかったと仰っていましたが、今のように自分を変えるきっかけというのは何だったのでしょうか?

A)最初の緩やかなレベルアップは、アレ?30歳になったのに、10年働いたのに、俺なんもないなあと思いだしたのがきっかけです。

直接大きかったのは、図書館を異動で離れることを命じられて、まあ端的に言うとしたくない仕事をさせられていた、ということ。戻ったとき、好きな仕事できるってこんなに嬉しいんや、と思ったことです。

Q2)1-7-30-180というのが気になるのですが?

A)きわめて簡単なルールで、相手にお礼のメールを送るタイミングです。

1日以内、24時間以内にお礼のメールを送ります。ありがとうございました、と。そこでたいていの人はお返事が来ます。

次、1週間以内に会った時のことをブログにアップしてお知らせする。僕ブログやってるんですよ、この前のことこんな記事にしました、読んでみて感想聞かせてください、という話をします。そうするとたいてい読んでレスをくれます。

次はまた印象が薄れる一ヶ月後。それでも覚えてもらえなさそうだったら、さらに忘れたころの半年後ぐらいを目安に、その後どうですか?と言って半年間の近況報告を送る。

やっていれば効果テキメンですね。別に損得だけでやってるわけではないんですけど、繋がりたければやはり、特に絶対覚えてもらいたい人には、覚えたなーって自信を持てるまでこれを繰り返します。場合によっては、2年くらい経ったころに暑中見舞いはがきを放り込んでみるとか。繰り返せばいやでも覚えますから。そういうルールです。

▼千葉さんへ

Q1)

性格的にそうでもないことはないんじゃないか、という根本的な疑問を投げかけたいです。

A1)

広報戦略として、性格的にそうでもない人たちに集まっていただきたくて書いたというのもあるんですけど、そのあたりの実際のところはどうでしょう?

でも「本当の自分」というものは、自分でもよくわからないので、そういう面もあるということで。

ただ、よくよく考えてみると結局のところ仰るとおりだと思います。

Q2)

千葉さんが色んな人とつながっていく中で、誰も傷つけず、誰にも怒られずにという事を仰っていたんですが、大勢と付き合う中では難しいんじゃないかと思うんです。

それは千葉さんのお人柄のおかげで、普通の人には難しいんと思うんですが、そこに秘訣というのはあるんでしょうか。

A2)

無いですけど(笑)

ただ、この手の研修ではグループとか出来ると思いますが、私は結構節操なくいろいろ行っていたので、

あの人うちのグループじゃないのかしらみたいなところが、怒られてはいないけれど、気分を害してしまっているかもしれないです。

でも、どうせ北海道に帰っちゃうわけだし、全国規模の研修ではそこは割り切っていいんじゃないですかね。

どこかにとっかかりを作っておけばいいと思います。

逆に既存の知り合いだけでグループを作って、楽しかったねと帰ってくるのはよくないと思います。

今回、過去のいろんなつながりで、誰々さんによろしく伝えてとお願いしましたが、

ひさしぶりに連絡が来たと思ったらそんなこと聞いてくるのかよって感じは相手の方も内心あったかと思います。

でも、何が起こるかわからなくて、京都大学の方も11月に北海道に来ると仰られていました。

それならこちらもその方のために何かおもてなしをセッティングしたいと思うわけです。

そういうわけで、そこらへんはゆるく考えて、研修が終わった後も、もし何かあれば深められるだけのとっかかりを作れるといいですよね。