第35回「図書系職員から研究へのオルタナティブ・アプローチ -Top10%論文をはじめとした業績評価指標を押さえる-」

発表資料

20180221_図書系職員から研究へのオルタナティブ・アプローチ ―Top10%論文をはじめとした業績評価指標を押さえる―

質疑応答

Q1. 11/8のレクチャーには、どのような層(教員/職員/学生?)が参加されたのでしょうか?また、想定としては誰を対象にして資料を作成されたのでしょうか?

秘書さんがほとんどでした。元々FDとしてのレクチャーだったので研究者の方々も多いかと思っていましたが、そうでもなかったようです。

以前飲み会の席で、ある研究者の方と研究評価の話題で盛り上がったことがあり、資料はその方にご理解いただくことを想定して準備しました。

その方はレクチャーにご参加くださったので、自分としては満足感がありました。

Q2. 先日、研究者から「自分の論文がTop10%論文に該当するか?」との問い合わせを受けました。

先生も千葉さんのスライドをご覧になりご自分で調べていたのですが、古い論文についてはESIで調べられず、お困りになり図書館へご相談いただいたものです。

業績評価指標周りのサポートはニーズとしては一定程度存在するのかと思います。

図書館としてのサポート体制づくりについて、千葉さんはどのようにあるべきだとお考えになりますか?北大の現状とも合わせてお話いただければ幸いです。

業績評価指標周りのサポートについて、需要があるのは確かです。

個人的には、昔、学校のテスト成績を廊下にずらーっと貼りだしていたようなイメージで、

部局内の共有フォルダなどにデータ一覧を保存しておけばいいのかなと思っていたこともありました。

ですが、研究者の方にとって業績評価に繋がるデータは非常にセンシティブなものらしく、そういったスタイルは難しいようです。

図書館としては、研究者の方から問い合わせがあったら、他を紹介するのではなく図書館で対応する。

そのために図書館・図書室で誰か1人でも答えられるような体制をつくるのがよいのかなと考えています。

Q3. 最も基本的な事項から学習するために参考となる資料はありますか?どんな資料を読むとよいでしょうか…。

今日の資料です。

体系だった資料は恐らくなくて、本になっているものは情報が古いのではないかなと思います。

私は文科省やNISTEP(科学技術・学術政策研究所)から出るウェブ上の情報をチェックしています。

第35回勉強会のまとめです。

第35回勉強会『図書系職員から研究へのオルタナティブ・アプローチ』のまとめ - Togetter

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