質問への回答

アンケートに寄せられた質問への話し手からの回答です。

▼前田さんへ

Q 仕事で楽しいと思うときはどんな時か、ぜひ聞いてみたいと思います。

A 僕が楽しそうに仕事をしているのをみなさん見たことがありますか?(笑)

あまり楽しいと思ったことはありません。これからは楽しめたらと思っています。

Q 受入の次に行きたい学部・部署はありますか?

A 水産学部に興味があります。業務統合がされていないので、いろいろな業務を経験できるからです。

Q 読書を促したい、図書館の利用を促したいというのは、私も読書は人生を奥行き豊かなものにすると思うので共感します。

図書館をどんな感じで利用してほしいというのはありますか?読書によって人と人との交流が生まれるといいな…とか。

A 本は読む人は読むと思うんですが、読まない人をどうすれば呼び込むことができるのかと考えています。

小樽商科大学さんでは学生に担当の職員をつけるクラスライブラリアン制度があるそうですが、北大の規模でそれをやるのは難しそうですし…。

Q これから力を入れたい、やってみたい業務外の活動、自己投資等ありましたら教えてください。

A 図書受入担当にいてパソコンスキル(ExcelやAccess)・システム周りの知識や技能は不足していると感じていますので、現在勉強中です。

あとは自己投資、、、英語ですね(笑)英語研修ではあまり伸びなかったので、やはり自発的な学習が必要な分野かと思います。

▼纐纈さんへ

Q Facebookなど広報の矢面に立ち続けたことで、何かデメリットを感じることはありましたか?

A 自分自身、デメリットを感じたことは無いです。

ただ、街中などで声をかけられたらどうしよう、と思ったことはあります(笑)

しかし今まで声をかけられたことは無いので、良くも悪くも図書館の広報としてはまだまだ広まっていないのかなと感じています。

Q「巻き込まれ力」をつけるためには、仕事を振られた時にとりあえず引き受けてみるということでしたが、

自分から手を挙げて仕事を引き受けることもありますか。私自身は、自信がないと自ら手を挙げるのはなかなか難しいと感じてしまいます。

A 自分から手を挙げて仕事を引き受けることはあります。

ただ、自分も自信がある方ではないので、あくまでも自分で出来そうな範囲での話しです。

ですので、最 初のうちは自分で出来る範囲のことでよいと思います。

仕事という大げさなものでなくても、周りのちょっとしたこと(荷物を運ぶ等)でも

「お手伝いしましょうか?」と声をかけることが大事なのかなと思います。

▼三浦さんへ

Q 入館ゲートがないということですが、利用者属性の統計はまったく取っていないということでしょうか?

A とにかく入館者が増えるよう、入りやすくするためにゲートをなくした結果、確かに属性ごとの統計はとれていません。

それでも構わないとのことで現行の状態になりましたが、

今後、数値を示す必要が出てきた時にどう対処するのか検討しなければならないと思います。

Q 改装の際、出入りを自由にしたという発想に驚きました。

これによって入館者数が増えたとのことでしたが、貸出冊数などにも変化はあったのでしょうか。

また、入館者のデータが取れないこと以外にマイナス面はありましたでしょうか。

A 貸出冊数は、改修前のH24年度と改修後のH26年度を比較すると、残念ながら、貸出冊数は約12%ほど減少しています。

内訳としては、教職員への貸出冊数はほぼ変更ないのですが、学生と学外者が減少しています。

考えられる要因としては、滞在型の図書館になり、館外貸出ではなく館内で資料を利用する学生が増えたのかも(楽観的観測ですが)。

また、「学外利用者の数が減少しているように思われ、読書・研究目的の学外者にとっては、

オープンな図書館は少し利用しづらいのかもしれない。」との閲覧担当の中筋さんからの見解もありました。

入館者のデータが取れないこと以外のマイナス面は、まだ実感としてはありません。

ただ、BDSを設置しているとはいえ不明資料が増えるかもしれないとか、

事件・事故等が発生した際の管理責任問題などが考えられるかもしれません。

Q 書庫への入庫は誰でも可能なのですか?

A リニューアル後は誰でも可能としました。

書庫への入り口に、簡単な「書庫の使い方」パンフを置いたり、新入生向けライブラリーツアーで書庫案内もしています。

(電動書架を動かすと「おぉーっ!」と驚いてくれるのが微笑ましいです。)

Q 大学の情報をこの少人数でオープンな場で聞くことができるのは、勉強会の魅力だと思いました。

係長になるってこういうことだよ、というお話がとても印象的でした(でもまだやっぱり怖いですけど…)。

ひとつ質問なのですが、事務スペースをオープンにして、仕事中の音や会話が聞こえることに対して、学生から反応はありましたか?

また逆に職員から、外から見られることに関して抵抗はなかったですか?

A カウンター担当者にも聞いてみましたが、学生から事務側の出す作業音への反応はないそうです。

存在を身近に感じるどころか、目にも入っていなさそう(泣)。

職員の方も、意外と気になっていない人が多いです。

ただ、夜勤時間や土日のようなカウンター業務しか対応していない時の目隠し用に、ロールスクリーンを事務スペース周りに追加設置しました。

個人的には、普段は全く気になりませんが、笑い声などでかなり騒々しい時は、少しイラッとします…。

Q 係長としての仕事のやり方、他の人への仕事の割り振り方、全体のバランスの取り方などをお聞きしたいです。

A まだまだ迷走中な私には難しい質問ですが、まずはみなさんと同じように、担当実務を責任をもってこなすことは大前提です。

それから、課長←係長→係員(非常勤)という位置にいるので、課長に対しては、判断材料となる情報を提供することと、

係員に対しては、割り振られた仕事の意図が判るような説明の仕方を心掛けるようにしています。

直属の部下がいないので、仕事の割り振り方や全体のバランスの取り方は、あまり意識していることはないのですが、

他係への越権行為にならない程度に、全体業務に係わるような提案はしています。

Q 小樽に通うの大変じゃないですか?北大から小樽に行ってびっくりしたこと(カルチャーショックとか?)を教えて下さい。

A 私は西区からなのでかなり楽な方だと思います。朝はとても苦手なのですが、起きなければならない状況になるとなんとかなるものですね。

でも、今年の冬は札幌に帰れず小樽1泊したり、天候&交通状況に翻弄されました。

小樽でびっくりしたことは、北図書館から異動したこともあり、

正直、学生の少なさと17時以降の利用者の少なさ(学生はアルバイトや帰宅で札幌へ…)は驚きました。

他には、朝の小樽駅からの乗り合いタクシーでしょうか。知らない人同士でも4人乗り込んだら、タクシーが自動的に商大へ向かってくれます。

知らずに並んでいると、なんだか判らないうちに知らない人が乗り込んできて、勝手に商大に連れて行かれるので注意が必要です。

それから、思った以上に小樽の料理はおいしかった!

Q どれくらいの時期からご自身のキャリアについて考えてこられましたか? 何かきっかけはあったのでしょうか?

これまでを振り返って、自己投資としてやってて良かったがありましたら教えてください。

A 10年目くらいまでは、色々な業務が経験できることが楽しかったので、このままでいたいなーと思っていました。

でも、10年過ぎると周りからも「そろそろ順番だね」みたいなことを言われ始めるので、係長職は何となく意識するようになりました。

特に明確なキャリア像を描いてはいないです。

おすすめできるほどの自己投資をしていないので、こういうときにビシッと答えられなくて恥ずかしいですね。

業務では、会計周りの知識とか、システム周りの知識とかが必要な時があるなと感じます。

また、自己投資とはちょっと違いますが、テニスをやり始めて学内の知り合いがとても増えて、仕事上の情報交換などをすることもありました。

研修など色々な機会に図書系以外の方とも交流すると新たな視点も得られていいのではないでしょうか。