日時 2014年10月17日(金) 18:00-20:00
場所 新所沢コミュニティーセンター第2会議室
講師 栗原恵美(所沢市社会福祉協議会地域福祉推進課)
今回は所沢市生涯学習センターの出前講座制度により社会福祉協議会から講師を派遣していただきました。
10月17日(金)午後6時から8時10分まで、所沢市の新所沢コミュニティセンターで、NPO法人ところざわ福祉の住まいづくりをすすめる会(とこすま)の勉強会が開かれました。今回のテーマは「いきいきサロンの現状と課題」です。参加者は12名。
ひとり暮らしの高齢者や、高齢者の夫婦のみの家庭が増える中で、住まいのバリアフリーとともに大切なのが、地域での見守りや孤独死の防止に向けての様々な取り組みです。今回は市内各地で取り組まれているサロン活動を学び、NPOとこすまの活動にどう生かしていくかを考える勉強会として開催しました。講師には、所沢市社会福祉協議会の職員の方を招き、社協の出前講座として実施しました。
所沢市内では、およそ30団体がサロン活動を行っているようです。定例の食事会などを開催している活発な団体の活動の様子なども紹介していただきました。スライドで説明を受けた限りでは、高齢女性の参加が多いようです。
サロン活動の課題としては、活動拠点の確保や、運営者側の高齢化や世代交代、運営資金、活動のマンネリ化などが挙げられ、勉強会の参加者からは「サロン同士の統合は考えられないか?」「活動に行き詰ってしまったサロンは一旦休止し、新たに別グループを立ち上げるということもありうるのか?」等々の質問も出されました。
今回の勉強会を終えて、私たちNPOとこすまとしての活動にどう生かすかが、今後の課題となりました。
NPOとこすまは、福祉と住まいを活動の基本に据えていますので、サロン活動との連携はその基本線を踏まえた中での、いくつかの選択肢が考えられます。
自らがサロンを立ち上げる
すでに活動されているサロンやデイサービス、高齢者施設などに、出前型のとこすまのイベントを取り入れていただき、情報提供を行う
コミュニティカフェの開設をめざし、そこをベースとして多様な活動を展開する
等々です。
今後もさらに議論を深め、より良い方向を見出していきたいと思います。
今回は良い勉強会になりました。