日時 2014年2月14日(金) 18:00-20:00
場所 新所沢コミュニティーセンター第一会議室
講師 大澤 正秀(本会理事)
参加者からの報告
2月14日(金)午後6時から8時30分まで、所沢市の新所沢コミュニティセンターで、ところざわ福祉の住まいづくりをすすめる会の勉強会が開かれました。大雪の中、7名の方の参加がありました。
講師は本会の理事の大澤正秀さん。「高齢期の住み替え」をテーマに、有料老人ホームの利用料について熱弁をふるわれ、参加者の方々と共に熱い討議が行われました。
勉強会の中でお互いに理解できたことは、以下の通りです。
有料老人ホームは「利用権方式」の入居形態が多い。「居住権」とは異なる。
入居一時金も数百万円から億単位の金額が必要な施設もある。
入居後3か月経過すると、前払い金のうち「初期償却」分の金額が一気に引かれる。
施設経営側の解釈と厚労省との見解が異なることが多い。
入居後、退去(死亡)までの期間の長短により、入居一時金の総額に影響がある。
等々です。
巨額の入居一時金を払い、「終の棲家(ついのすみか)」のつもりで入居はしたが、諸般の事情で退去せざるを得ないケースも多くあるようです。今回の勉強会を契機に、有料老人ホームの諸問題を、会としてもさらに掘り下げていく意義を痛感しました。
講師の大澤さん、参加者の皆さん、どうもありがとうございました。
(伊藤博)