更新:2021年8月
居留問題を考える会 -きょりゅうもんだいをかんがえるかい-
居留問題を考える会は、1999年1月に発足し、日台国際結婚を始めとする台湾在住日本人など、台湾で生活する外国人の居留環境の改善を目的として活動しているボランティアグループです。会員は、性別を問わず、国際結婚の日本人や台湾人、日本人永住者などがいます。居留関係の法令、手続きに関する情報の提供、連絡、座談会、陳情、国際結婚に関する調査研究への協力などの活動を行っています。現在、会員は台湾各地に約480名おり、台北、台中、台南、高雄に役員がいます。
活動言語
当会の会員に対する活動はすべて日本語で行っています。
活動形式
座談会
台湾各地で居留問題に関する事項について座談会を行っています。
台南 3月
新竹 4月
台北 5月と12月
桃園 9月
台中 10月または11月
高雄 11月
会報の配布
年間5回(不定期)、会員に会報の「居留問題を考える会」リポートを送付、居留問題に関する法律事項などについて報告しています。
会の沿革
【主な活動】
1997年:当会発足前の段階では、有志たちによる活動として、日本専修大学教授陣との座談会「台湾における日本人妻の基本的人権」に参加。
1998年:立法院での「外国籍配偶者とその子女の永久居留問題」第一回公聴会に参加。「入出国及移民法草案修正建議書」および「請願書」を立法院へ提出。
1999年:居留問題を考える会の発足(1月)。「在台邦人(国際結婚)各会連絡リスト」を作成、配布を開始。台湾大地震後、義援金送付、通訳ボランティア結成。
2000年:「改正国籍法」草案修正建議を立法委員及び内政部に行う。永久居留申請受付開始後、資料配布や助言を行う。
2001年、2003年~2020年:台北市政府「外国人ハンドブック」日本語版翻訳編集をボランティアとして担当。
2002年:高雄市政府警察局「外国人ハンドブック」およびホームページの日本版翻訳をボランティアとして担当。
2017 年 : 台北市政府警察局外事科に要請により会員を中心とする通訳ボランティアリストを提出。
2021 年 : 外務大臣表彰を受賞。
現 在:日本の国籍法における重国籍の容認を求めて請願署名活動を実施。
連絡先について
ウェブサイト上では公開していません。会員には公開しています。
サブページ: 会からのご挨拶