pg10
テーマ ビジュアル&サウンドプログラミング
オープニング1: スマホを振るとランダムに効果音が生成されて音が鳴るウェブサイト
オープニング2:https://808303.studio/ 1980年代の Roland TR-808 ドラムマシーン と Roland TB-303ベースシンセサイザーを体験できるサイト
Max8:
Max8はオーディオ・ムービー・MIDI楽器・CG・ネットなど様々なメディアに対応したインタラクティブ作品・システム制作で利用されている。リアルタイムなノード型のビジュアルプログラミング環境で、作品やシステムを作動させたままプログラムの作成・実験・調整が可能。
ライブコーディング:
君は演奏する”プログラミング”Live Codingを知っているか? http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/405/405286/
プログラム言語 Haskellを拡張したライブコーディング環境 Tidalでライブコーディング! - セットアップ編 https://qiita.com/yoppa/items/41805cc6af62b1047a34
Max8の操作練習
ソフトの起動:
スタート → Cycling'74 → Max8(64bit)
F201情報実習室のMax8について:
試用版ライセンスのためファイルを保存できない。C108情報実習室のMacにはライセンスありのMax8がインストールされている。
動作確認:
サウンド再生に問題がないようならTesterは閉じておく。
設定の変更(必要があれば)
練習:
メニュー File -> New Patcher から 新規パッチャー(Max8のプログラムのこと)を作成する
実行モード と 編集モード の切り替え
bang ボタン delay オブジェクト ナンバーボックス(整数値)の結合
信号の連鎖 分岐
実行モードと編集モードの切り替え: Ctrl + 左クリック を利用すると楽に作業できる
課題1
以下のようにランダムな数値を表示して、合計を表示するコードを制作する。
フラッシュ暗算用に使えそう。
初期値と合計値を0にリセットするコードを加える。
合計値に応じてMIDI音源(ピアノ)で音を鳴らすコードを加える。
makenote と noteout については右クリックから以下のように選択すると簡単に入力できる。
スクリーンショットを撮影して課題1としてWebclassに提出する。
課題2
以下の演習1~4から1つ選んでスクリーンショットを撮りWebclassに提出する。
課題提出
複数の演習に取り組んだ受講生は1枚の画像に組み合わせて張り付けて提出してもよい。
演習1~4
Max8入門用のサンプルパッチを利用して基本操作を概説する。
レポートフォルダ → 小橋一秀 → プログラミング入門 → PG2020_10 のフォルダを デスクトップにコピー
フォルダ内の メディアプログラミングF.maxpat を開く
画像の例をよく見て、未接続のオブジェクトをパッチコードで接続し、ボタンやスイッチを操作して動作確認してください。
演習1の作業例)
※プレゼンテーションモードに切り替えると作業がしやすい。
合成の実験用の白黒動画をyoutube で見つけるかAlgodoo で作成するとよいでしょう。
例) https://youtu.be/FtutLA63Cp8
Algodoo で白黒アニメーションを作るには、新しいシーンから 「黒」を選んで、図形の色をパレットアイコンから 黒 に設定します。
演習2の作業例)
左サイドのメニューからテスト用の動画素材をDnDして利用することができる。
またはmp4やmov形式の動画ファイルをDLなどで用意しておいてMax8の編集画面にDnDするても同様に利用できる。
映像のスイッチング(切り替え)の例)
トグルスイッチ や 切り替えスイッチを以下のように接続する。
演習3の作業例)
音源の波形を切り替える例)
cycle~ サイン波
saw~ ノコギリ波
rect~ 矩形波
LFOを使用して音を揺らす(モジュレーションの時間変化)
下の画像の様にキーボードをタッチしたタイミングで制御信号が発生するように 〇と〇を接続する。
LFOの周波数の数値やエンベロープ(グラフ)を調整してみる。
演習4の作業例)
ユークリッドリズムによる演奏の例)
余談1
リズムパターンの自動生成
ユークリッドリズムについて Device 32 ユークリッド・リズム・パターンを生み出すパッチ by 岡安啓幸
PG2020_10のフォルダ内に EuclideanSequencerのパッチをDLしておいた。
EuclideanSequencerMain.maxpat ファイルをダブルクリックして実行してみよう。
ノブの値 や シーケンサー を調整して様子を確認する。
余談2
ハ長調 とか イ短調 とか 音楽の 長調と短調 と 12種の調性と調号が苦手でよくわからなかったので勉強してMax8のパッチで体験できるようにしてみた。
PG2020_10の中にある MajorMinorSystem.maxpat を興味がある受講生は動かしてみてください。
たらいまわし関数による音楽生成について
PG2020_10 フォルダの中にTarai.maxpat を入れておいた。アルゴリズムによる音楽の自動生成に興味がある人は試してみてほしい。