x05. Javaでオブジェクト指向(1/4)

・出席はWebClassで。

前振り:

CODESPELL – JAVA言語がそのまま呪文となる教育用3Dゲーム(紹介記事HTTP://CODESPELLS.ORG/

連載企画 最強のJava入門書はどれか?(2016年秋)

演習準備: 今回の一番のポイント、プロジェクトの保存先の設定

標準の保存先が ../workspace となっているが、変更する。

マイドキュメント内に、 学籍番号eclipse と新規作成からフォルダを作成して設定。

参照先…の選択ボタンから、マイドキュメントを選択する

または、

H:\ でマイドキュメントのドライブを指定する。

\ ← バックスラッシュ記号 日本語キーボードでは、 ¥ キーで入力する。

例) 3114789eclipse

JavaApplet を ブラウザ(IE)で表示できるように設定:

※実習室PCではJavaのバージョンが古いため、かつ、ユーザ権限ではJavaの更新ができないため、IEにJavaを設定できません。

※自宅のPCやゼミ室のPCなどで試してみてください。

Chrome が Java plugin をサポートしなくなったので、本講義では JavaApplet の実行は IEからの利用にします。

ブラウザでのJavaの実行環境について Chrome と Safari と、 Edge(Windows10ブラウザ)ではサポートされなくなった。IE10とIE11では対応がある。

実行環境のチェック https://www.java.com/ja/download/installed8.jsp

IEへのJavaの設定手順

↑IEで上記ページを開く。

Javaのバージョンが古いので、最新版をDLして更新する。

Javaが更新できたら、ブラウザを再起動する。

↓のページを開いて、JavaAppletが動くか確認する。

http://www.nagoya-bunri.ac.jp/~kobashi/lec/advprog1/sample/4/Sample4.html

※結構大変、設定できないかも。

(参考資料) 旧科目 応用プログラミング1

今回から、連続4回 プログラム言語 Java を扱います。

講義内容は、応用プログラミング1 の資料を利用して組み立てます。

オブジェクト指向の講義概要と応用プログラミング1の資料の対応

Javaの文法学習について

C言語を元に、プログラムの表記文法が出来ています。

Cに加えて、オブジェクト指向に対応した文法、 総称プログラミング(ジェネリクス)、拡張 for ループ、λ(ラムダ)式 などの文法拡張も有ります。

「java 最速マスター」 で検索すると、文法をコンパクトにまとめた記事がみつかるので、ざっと目を通しておくとよいでしょう。

例えば基礎文法(C言語的な)は、 こちら に。

オブジェクト指向の部分は、ドットインストールの後半の記事が参考になりそうです。

Javaのマイナーな、マニアックな文法が 変態文法 として記事になっています。

大学の WebClass の 全学共通コース に Java入門 のコースがあります。

Wikipedia にも Java文法のページあり

IDE (統合開発環境) を利用した開発

eclipse のキーボードショートカットを活用して、コード補完によるプログラム作成に慣れましょう。

Eclipseショートカットキーまとめ

http://d.hatena.ne.jp/wyukawa/20090628/1246183795

Eclipse(エクリプス)良く使うショートカットキー

http://www.shikaku-pass.com/sjcp6/eclipse-shortcutkey.html

以下は、特に便利そう。

補完中にキャメルケースの大文字部分で絞込み

補完(Ctrl + Space)

単語補完(Alt + /)

クイックフィックス(Ctrl + 1)問題点の解法を提供

インデント修正(Ctrl + I)

1行削除(Ctrl + D)

ソースコードのフォーマット(Ctrl + Shift + F)

new XxxCB();と書いて「Shift + Alt + L」で左辺補完

今回の課題は、

応用プログラミング1 の 第2回 の課題(プログラム 2つ) と同様とします。

1つ目は、Javaコンソールアプリケーション

2つ目は、JavaApplet※

どちらも、WebClassから、Javaのソースコードをアップロードしてください。

このページの最下行にサンプルプログラムのソースコードを載せておきます。適当にDLするなり、コピペするなりして、課題作成に利用(改造)してください。

※JavaAppletは、かつてWebの動的コンテンツ制作の主力ツールであったFlashのようなWeb用の素材(コンポーネント)です。

JavaAppletは、WebからダウンロードされブラウザのプラグインであるJavaインタープリタ(エンジン)で実行されるアプリケーションです。

GUIやグラフィック、サウンドを備えたアプリケーションを作成できます。

現在では、セキュリティ上の理由からブラウザで実行できないようになっています。(実行にはかなり手間のかかる設定変更が必要。または使用不能)

ガラケーで独自規格のJavaAppletが動いていた時代もありました。