目次
研修医のための病理マニュアル
Contents
序 文 i
A 総 論 1
0 CPCレポート 2
1．CPCレポートの内容 2
2．CPCレポートの書き方 3
1 細 胞 診 7
1．細胞診とは 7
2．細胞診を行う資格 7
3．保険点数 7
4．実際の細胞診業務 7
5．判 定 法 7
6．細胞採取法 9
7．依頼用紙の記載事項 9
8．検体の塗抹法 9
9．細胞診の染色 11
10．術中迅速細胞診 11
11．感染症の細胞診 12
12．チェックすべき細胞所見 14
2 異状死・医療事故の扱い
1．異状死とその取扱い 18
2．医療事故・診療関連死の取扱い 22
3．診療関連死に関する問題点と今後への展望 24
3 病理の保険点数 26
1．病理の保険点数 26
B 各 論 29
1 心筋生検 30
1．検体の取扱い 30
2 肺 32
1．肺検体の取扱い 32
2．炎症性疾患 33
3．肺腫瘍性疾患 39
3 上部消化管（食 道，胃） 42
1．食道 42
2．胃 46
4 下部消化管（大腸，小腸） 51
1．炎症性疾患 51
2．腫瘍性疾患 53
5 肝生検，胆道，膵臓 57
1．肝生検 57
2．胆道 59
3．膵臓 62
6 腎 生 検 65
1．検体の取扱い 65
2．内科的腎疾患の概略と生検診断の問題点 66
3．生検診断の実際 66
7 腎 臓 70
1．検体の取扱い 70
2．先天異常と形成異常 70
3．炎症性疾患 71
4．腫瘍性疾患 72
8 尿 路 76
1．検体の取扱い 76
2．炎症性疾患 76
3．腫瘍性疾患 77
9 精 巣 82
1．検体の取扱い 82
2．疾 患 82
10 前 立 腺 87
1．前立腺の解剖 87
2．男性骨盤臓器の取り出し 87
3．前立腺検体の取扱いおよび検索法 87
4．疾 患 88
5．組織分類 89
11 外陰部，腟，子宮，卵巣卵管 91
1．外陰部，腟 91
2．子宮頸部 92
3．子宮体部 95
4．卵 巣 98
12 胎 盤 102
1．検体の取扱い 102
2．胎盤の異常 102
13 乳 腺 106
1．検体の取扱い 106
2．良性病変 107
3．乳癌の組織型と広がり，悪性度 107
4．治療適応決定の診断 110
5．手術可能乳癌のリスクカテゴリー分類 111
14 皮 膚 112
1．検体の取扱い 112
2．おもな皮膚疾患 113
15 骨関節，軟部組織 118
1．非腫瘍性骨関節疾患 118
2．骨腫瘍 120
3．軟部腫瘍 123
16 筋 生 検 127
1．筋生検の特殊性 127
2．検体の取扱い 128
3．筋線維のタイプ 128
4．おもな筋疾患 128
17 造血器（骨髄，リンパ節） 130
1．骨 髄 130
2．リンパ節 133
18 小児病理（小児腫瘍） 136
1．検体の取扱い 136
2．鑑別診断 136
19 脳腫瘍の術中迅速病理診断 138
1．中迅速病理診断の依頼および検体の取扱い 138
2．術中迅速病理診断の意義 138
3．病理診断 138
C 補 遺 143
1 染 色 法 144
1．HE染色 144
2．特殊染色 144
3．免疫組織化学染色 146
2 病理解剖 148
1．肉眼観察および記録 148
2．病理検査と病理解剖における感染症対策 149
3．病理解剖（剖検）病理解剖（剖検） 150
3 病理検査 153
1．結核菌 153
2．ピロリ菌 154
3．レジオネラ症 159
略語一覧 161
索 引 167
mini lecture
Class IIIaとIIIb 8
Papanicolaou染色の染色性 15
病死，外因死 19
外因死と犯罪性 19
監察医制度 23
病理検査の依頼時の注意 27
慢性心筋炎，拡張型心筋症 31
大葉性肺炎と気管支肺炎 34
肺神経内分泌腫瘍 40
肺の実質と間質 41
上皮内腫瘍 43
Group分類 52
早期大腸癌 55
アルコール性泡沫状脂肪肝 58
早期肝細胞癌 60
仮性嚢胞 62
PanIN（膵管上皮内病変〈pancreatic intraepithelial neoplasia〉）分類 64
びまん性病変（diffuse lesion） 68
低悪性度乳頭状尿路上皮腫瘍 79
針生検のポイント 88
頸部円錐切除材料の処理法 93
子宮腺筋症の原因 96
胎盤の肉眼診断 104
生検をしてはいけない疾患 112
軟部腫瘍のWHO分類による定義 124
凍結標本の作り方 127
移植後リンパ増殖性疾患 135
神経芽腫群腫瘍の国際病理分類 （international neuroblastoma pathology classification〈INPC分類〉/shimada system） 137
グリオーマの化学療法感受性について 141
PAM染色での注意点 145
免疫組織化学染色による診断の注意点 146
スタンダードプリコーション 149
non-invasive and minimally invasive autopsies 151
ツベルクリン反応とインターフェロン-γ測定法 153
ピロリ菌発見の裏話 155
レジオネラとフィラデルフィア（Ph1）染色体 159