IT授業風景

学期

第7回 スクラッチ×ドローンで遊ぼう

本日のテーマ「Scratchを使ってドローンで遊ぼう」では、1学期に学んだScratchを用いたプログラミングを応用し、以下の3つの目標に向けてチームで作業を行いました。


目標① 二人(三人)が協力してscratchでドローンを制御

目標② テキストと同じ結果が得られるようにプログラミング

目標③ 楽しむ


前回のゲーム作成と異なり実際のものが動くということで、プログラムがうまく動作しなかったり、ドローンとつながらなかったりとトラブルへの対処についても学ぶことができました。

IMG_3361.MOV

 電源を入れ、Wi-Fiを繋ぎ、パッチファイルを即座に開いて、正確に組んだプログラムの実行ボタンを押し、ドローンを飛ばす。工程はさほど多くありませんが、実は『コツ』が必要です。

 とても集中していたからこそ、初めてドローンを飛ばせたときは、ドローンの音の大きさと風の強さに、たまらずびっくりしてしまう。

 慣れてしまえば後は簡単。テキストとパソコンを何度も見比べ、ミッションをどれだけ早く正確にクリアできるのか自分の限界に挑戦です。

 ドローンを上昇させ、下降させ、ローテーションさせ、フリップさせ、もう自由自在です。生徒たちは技術者にまた一歩近づきました。

回 物理現象と再現性実験① ~Algodooを用いたシミュレーション~

本日のテーマ「物理現象と再現性実験①」では、algodooを用いて物理現象のシミュレーションを行いました。


目標① 楽しく一人でシミュレーションを体験する

目標② テキストと同じ結果が得られるようにシミュレーションする


物体を自由に作り動かすことができるalgodooは、生徒たちにとって非常に直感的で学びやすいツールであり、与えられた課題をこなす中ですぐにコツをつかみ実験を行っていました。

また休み時間にも友達同士で話し合いながら様々な実験装置を作る楽しそうな姿も見られ、プログラミングや実験に対する興味関心の高さが感じられました。

回 物理現象と再現性実験② ~シミュレーションの実現~

本日のテーマ「物理現象と再現性実験②」では、前回のalgodooを用いた物理現象のシミュレーションを踏まえて、5種類の再現実験をチームで行いました。

自由落下運動や振り子、ばね運動、水平投射と空中衝突など様々な物理実験を行い、いくつかの実験を動画に収めた。チームによっては非常にうまくいったが、実験装置の調整や人の手で行うことによる測定の誤差により、思うような結果がでないグループもありました。

今回の授業を通してシミュレーションと再現実験は異なり、実験では誤差が発生するので、誤差も考慮して何回も繰り返すことや動画で解析して結論付ける必要があることも学びました。

10回 学校の抱える問題を解決しよう ~問題解決型ワークショップ ~

本日のテーマ「問題解決プログラム~問題の本質を見る~」では、ITの授業の原点である問題解決のプロセスについて、教育コンサルタントの立場から学校が抱える5つの課題の中から各グループで1つに絞り検討しました。1学期には付箋を用いて授業を行いましたが、今回はapisnote(デジタル付箋ツール)を用いてグループで以下のプロセスを通して問題解決に対しての意見共有や議論を行いました。

 ① 問題の再設定:何が本質的な問題なのかを考え直す

  ⇒アイディアをとにかく出す、多角的に問題をとらえる

 ② 課題定義:解決すべき課題を定義する

   リフレーミング(利他的にする、前向きに考える、動詞に言い換える)

 ③ 具体的解決策:新しい価値の創造

 数多くのアイディアと活発な意見交換が行われ、最後はクラス担任に対して各グループ2分でアイディアの発表を行いました。

第11回 校長先生特別授業 ~飛行機を飛ばしてみよう~

本日の佐藤校長による飛行機に関する特別授業では、「飛行機は乗るものではなく見るものだ」というくらいに飛行機好きの校長から飛行機の様々な話を伺いました。模型やイラスト、写真、動画で飛行機の解説が行われました。方程式や揚力、プロペラの仕組みなど工学につながる物理学や数学の話も交えながらの解説は非常に説得力がありました。また、校長は英語の教員ということで英語も交えての授業となり、生徒たちは興味深そうに聞いていました。

本時の目次

1.私のヒコーキ史

2.ヒコーキの歴史

3.ヒコーキはすごい!

4.ヒコーキの種類と用途

5.ヒコーキの課題(と未来)

6.ヒコーキを作って飛ばしてみよう!

2時間目には生徒たちが紙ヒコーキを作成して、グラウンドで飛ばしました。