GC授業風景

2学期 EDOMONO

学期ごとにテーマのある”ロードマップ”

2学期のテーマは

EDOMONO

2学期GC ルーブリック.pdf

EDOMONO1:伝統工芸品を知ろう/体験したことを共有しよう

夏休みに体験した工房での様子を,「驚いたこと」「調べてわかったこと」「みんなに伝えたいこと」の3つの視点で発表しました。新しい「問いづくりのワーク」にも積極的です。感染対策のため探究室を広く使って実施している2学期のGC。発表時はマイクを導入しています。

A組 9/3(金)

夏休みにグループで体験した伝統工芸体験を、代表者が発表していました。みな貴重な体験が出来たことがよく伝わって来ました。



B組 9/10(金)

前半は「問いのたて方」の手法を学び、後半は夏休みに伝統工芸品の製作体験をした経験について、江戸木目込人形・江戸切子・東京銀器・組紐など「製作体験を通して驚いたこと・気付いたこと」「みんなに伝えたいこと」などをロイロノートのスライドにまとめ、発表しました。

C組 9/13(月)

伝統工芸品のミライは?これを探究するためには現状を知ることが大切。今回は自分が体験したことなどを発表し、友達と共有しました。みんな鼈甲の写真に感嘆!

D組 9/6(月)


東京染小紋の発表!とても色鮮やかに染まっています。乾かすのではなく、蒸すことで色を定着させるということをみんなに伝えてくれました。簡単だけど時間がかかったという感想はこの蒸す時間が長かったのでしょうか。

SHIBAURA探究スキル他教科連携:情報収集の技(国語・図書)

#情報収集の技 #21メディアの特性 #22本の探し方 #NDC #OPAC

#25新聞・雑誌の探し方 #26雑誌論文の探し方

情報収集をする上で要の存在となる図書室の使い方について、司書さんのガイダンスと楽しいアクティビティを通じて学習しました。アクティビティは、図書室にちりばめられた暗号を探すゲームで、司書さんから指定された書籍を正しく調べると、暗号が手に入ります。そして、その暗号を組み合わせると、有名な書籍や戯曲のタイトルになるというものです。生徒は、夢中になって本を探す過程で「この本読みたい!」「こんな本があったんだ!」という発見もしており、今すぐ読みたい気持ちを抑えながらアクティビティを楽しんでいました。

組 9/15(水)

絵本・漫画のコーナーにも暗号が!!

組 9/15(水)

司書さんが毎月作り込んでくれるブックツリーを探す生徒たち。

組 9/15(水)

半信半疑でDVDコーナーを探す生徒たち。

D組 9/15(水)

わからないことがあっても、優しい司書さんが教えてくれます。

EDOMONO2:視点を変えて調べてみよう/ミライへつなぐためには

保護する人の視点から伝統工芸品について考えるきっかけとして,講師の方をお招きしてお話を伺います。素材の違う風呂敷やお椀,湯呑みを見て,触って,違いを体験します。ミライへつなぐためにJamboardで情報整理して,「理想のミライ」を設定します。

A組 9/17(金)

生徒達は夏休みに班であらかじめ伝統工芸を体験していたからか、初めのザクリエイションオブジャパン代表の話を興味をもって聞いていた。その後、班で伝統工芸の生き残りについて白熱した議論をかわしていた。現在の茶碗や陶器と江戸時代のものを、実際に比較して見て触れたこともいい刺激になっているようだった。


B組 9/24(金)

前半はザクリエイションオブジャパン代表の方から、日本の伝統工芸についてのオンライン講義を受け「消えてしまった伝統工芸の例を教えて下さい」などの質問が出ました。後半は、班ごとにジャムボードを使って意見をまとめ、セキラリ☆ポイントの設定、セカイ発見シートへのまとめを行いました。

C組 10/4(月)

東京は今までに目まぐるしい変化がありました。その中で生き残った伝統工芸。それは誰かが後世に残したいと思ったものなのかも。そう考えるともっと伝統工芸を愛でたくなります。授業では茶碗や漆器を見て触って違いを感じました。最後に今後100年先に伝統工芸が残るための作戦を考え話し合いました。

D組 9/27(月)

伝統工芸品に関してみんなで学んだことをシェアし、解決策を模索しました。「お金が高い」「なかなか売れない」などの課題を<理想の未来>へ向けて「コンビニで買えるようにする」「材料費を安くする」など班ごとに協力し、ユニークなアイディアを出すことができました。

EDOMONO3アイデアを考えよう/アイデアをみがこう

ミライへつなぐためにJamboardで情報整理して,班で立てた「理想のミライ」.それを実現するための課題と課題実現のアイデアを考えます.そのアイデアをほかの班や先生に1分間で発表し,フィードバックをもらって磨く材料につなげます.

A組10/22(金)

前半はJamboardで「理想の未来」に近づくための具体的なアイデアをまとめ、後半は3グループに分かれて「壁打ち」を行って、さらに深く考察していました。生徒達はみな一生懸命に熱心に取り組んでいました。





B組10/8(金)

前半は各班で「理想の未来」に近づくための具体的なアイデアをJamboardでまとめ、後半はクラスを三グループに分けて、提案したアイデアに他班から質問・意見をもらい「壁打ち」でアイデアを深掘りする時間でした。自宅からオンラインで参加した生徒もいました。

C組10/18(月)

今回の授業は<理想の未来>へ近づくためのアイデアを考えました。前半は理想のミライに必要なことを各班で考えました。後半はそのアイデアを発表し、意見交換をしました。クラスメイトに違う視点からの意見をもらい、発表した人たちは他の人から意見をもらったことによって新たな気づきができたようです。

D組10/11(月)

<理想の未来>へ近づくために今日は各班でアイディアをシェアしました。伝統工芸品を身近にするために「100円ショップに置く」といアイディアが出ました。それに対し「100円ショップで作ると伝統工芸とは呼べないのではないか」「若い人に知ってもらうきっかけにはなる」など真剣に発言をし、学びを深めることができました。

EDOMONO4アイデアをみがこう(後半)/動画のつくり方(準備)

セカイ発見ミライ創造ノート(GCではノートをそう呼びます)にメモをした他の班からのアイデアや質問。それらをもとに,自分たちのアイデアを磨き上げて,Newアイデアとして昇華させます。伝えたいアイデアをどうやったら伝わるのか,生徒の試行錯誤が続きます。

A組10/31()

1学期とは違って、2学期EDOMONOは自分たちが考えたアイデアをじっくり色々な視点で考えます。前回大盛り上がりだった「壁打ち」で他の班からもらったアイデアにさらに磨きをかけていきます。これまでJamboardで整理してきたことをもう一度見直します。探究では大切な「考える時間」。自分たちのアイデアが本当に伝統工芸品をミライにつなげられるのか吟味しました。

B組11/5()

前回壁打ちでもらったアドバイスや質問に真摯に向き合い、自分たちの班のアイデアに磨きをかけます。「誰に(ターゲット)」「何を(メッセージ)」伝えるか。どのようなイメージで伝えるか。プロのプロセスの動画を見てラフスケッチの描き方を学びました。久々の紙での個人ワークです。生徒たちの個性が光るポスターが完成しました。

C組11/2(月)

本日の授業は伝統工芸品のポスターを作ります。先週からのアイディアを班で磨き、ポスターにどのようなメッセージを書くかを考えました。また、ポスターに入れる情報をどのようにレイアウトするかを動画を交えて学びました。ポスターのレイアウトが分かったところで実際にポスターを書きました。スタイリッシュな写真を入れてみたり、かわいいイラストを入れたりして、クリエイティブ溢れる授業となりました。

D組10/25(月)

壁打ちをしたアイディアをさらに磨きあげていきます。そして、それを班員で「学びの技」を参考にしながら、ポスターにしていきます。工夫を凝らしたデザインが各班のポスターを彩ります。後半は「プロのプロセス」を参考に一人ひとりでポスターを作成します。発想は自由そのもので、かわいいイラストを利用する人、メッセージのフォントにこだわる人など個性豊かな作品がたくさんできました。


EDOMONO5:動画のつくり方 11月8日(月)3-4限 A,B組 5-6限C,D組

CMクリエイター藤丸さんをお招きして,動画のつくり方のワークショップです。「伝える動画」と「伝わる動画」の違い,動画のクオリティは伝えたいことを深掘りすること。班で悩みに悩みながら,1枚画を作り上げます。

プロの話を食い入るように聞く

伝える?伝わる?

自分たちの考えを言語化すると

プロの技を目の当たりにして

EDOMONO6:動画をつくろう

「1枚画」から動画の構成を考えて「絵コンテ」をつくります。動画を見た人が「やってみたい」「買いたい」と心動く動画にするために、見た人がどんな利益(ベネフィット)があるのか、班で試行錯誤しながら作品作りがすすみます。

A組 11/12(金)

1時間目は動画作成のために絵コンテを行い、2時間目に実際にiMovieを使い各班で動画編集を行いました。生徒達は班でよく協力し、熱心に作業していました。


B組 11/19(金)

動画作成の1回目ということで、まずは各々で絵コンテを考え、そのアイデアを持ち寄って班の絵コンテを作成。後半はいよいよipadを使用して動画編集作業に入りました。慣れないながらもiMovieを徐々に使いこなしている姿が印象的でした。

C組 11/15()

今回の授業は班でどういう動画にするか検討しました。先週の動画つくりの講演を聞いたことがとても効果的だったのか個人ベースで作成したものとは比べ物にならないクオリティーになってきています。話し合いもとても建設的で「こうやったらもっと心を動かせる」という声が聞こえてきました。

D組 11/22(月)

動画を作成するためには絵コンテが大切ということで、絵コンテ作成に挑戦中です。自分のアイディアを上手く絵コンテに直せるかみんな悪戦苦闘していました。絵が上手な子は自信を持って堂々と描き、苦手な子も方法を変えて言葉を多くしてストーリーを作ったり、創意工夫が目立つ時間になりました。

SHIBAURA探究 GCTGG英語研修

11月18日に中学1年生がTGGへ英語研修に行きました。TGGでは実際の海外での生活を設定し、活きた英語を使うことができます。今回の研修ではアトラクションエリアとアクティブイマージョンエリアの2つ体験をしました。

トラベルエリア

トラベルゾーンとエアポートゾーンを体験しました。トラベルゾーンではファーマシーやファーストフード店などの設定で必要な薬を購入したり、食事を注文したりしました。エアポートゾーンではエアプレインの中で飛行機に乗った設定で添乗員さんと会話をしたり、レストランで食事を注文したりしました。

たくさんのメニューの中から英語で注文しました。

トラベルエージェンシーでスタッフさんとやりとりしました。

まさに飛行機に乗っている気分で添乗員さんと英語で会話しました。

海外のファーストトフード店にいる気分で注文をすることができました。

アクティヴイマージョンエリア

アクティヴイマージョンエリアでは「コマ撮り作品を作ろう」と「身近なものから効果音を作り出そう」を体験しました。「コマ撮り作品を作ろう」では動きを工夫して動画を作成し、最後に作品を発表しました。「身近なものから効果音を作り出そう」では風が吹く音や雨音などの英語での表現を学びながら、最後は素材を組み合わせて作品を作り、こちらも作品を発表しました。

コマ撮り動画の作成に挑戦します!

みんなで協力をして作品を作っていきます。

スタッフさんから英語でアドバイスももらいました。

イメージ通りに作れたか確認をします。

EDOMONO7:動画をつくろう

いよいよ2学期EDOMONOの集大成「ミライへつなぐ動画」の完成の日.動画は作り続ければ延々作りこんでしまうものなので,今回は作成時間を区切って,決められた時間の中で完成を目指します.

A組 11/26(金)

2回の授業で、各班で体験した伝統工芸のPR動画を各班で作成しました。どの班も中心になる生徒がいて、みな一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。


B組 12/3(金)

「ミライへつなぐ動画」の完成回!班ごとにS-tab、ipadを駆使して動画作りの仕上げ作業をしました。動画撮影のため校内を自由に動き回る班など、楽しんで積極的に学ぶ姿が印象的でした。

C組 11/29()

各班で体験した伝統工芸品のPR動画を作りました。かわいいイラストを挿入したり、自分たちが作ったものや体験しているときの写真を挿入したりと各班それぞれ個性あふれる動画が仕上がりました。


D組 12/6()

いよいよ本格的な動画作成を行います。配役を決めて、CM撮影する班やイラストを手書きで書いて動画を作成する班など、各班が工夫を凝らして絵コンテのイメージに近づくように努力をしていました。

探究DAY:ゲームでSDGsを考えてみよう

多くの生徒がはじめて触れる2030SDGsゲームは,たくさんのSDGsを考える教材の中で企業研修や海外,国連などでも実施され秀逸だと判断し,本校でも教員がファシリテータ研修を経て,実施します.中学1年生のため,子ども版のカードキットを使用しました.前半では自分の班のゴールを目指して行動していた生徒たちが,後半では「豊かな世界」の実現に向けて,自然発生的に交渉や協力して解決に向けて行動する変容が見られました.ゲームを通し,自分たちの決断が世界を変える可能性があること,世界はつながっていることを体感しました。そして,ふりかえりから,SDGs(ゴール13気候変動)は自分たちに無関係ではなく,日本が気候変動リスク世界4位の国であること,環境の課題は待ったなしだということに気づくことができました.生徒たちの振り返りも豊かなものとなりました.

牛肉を選択することが与える影響を考えてみる

豊かな世界を高いレベルで実現したC組の後半では,多くの交渉と解決が生まれていた

班が決断して実行したプロジェクトが世界にどのような影響を与えたか振り返る

ゲームの前半,後半ではどんな気持ちの違いがあったか振り返ってみる