GC授業風景

1学期 TOYOASOBI

学期ごとにテーマのある”ロードマップ”

1学期のテーマは

TOYOASOBI

オリエンテーション:探究とは?GCとは?/SDGsってなんだろう?

B組 4月16日(金)

班分け→他己紹介→GCってどんな授業?→THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス) を使用したブレスト学習→あなたにとってSDGs は何故必要ですか?→次回「豊洲街歩き」の連絡。発表の場面では、堂々と説明できる元気な生徒が多く、これからが楽しみなクラスでした。(S

D組 4月19日(月)

中学1年生にとってSDGsは馴染みがないものかと思いきや、多くの生徒がすでに言葉として知っていました。

「SDGsはなぜ必要か?」という大きな問に対してもどの生徒たちも自分のアイディアを出していろいろワークシートに記入をしていました。その後はみんなでアイディアをシェアリング、それぞれのアイディアも未来を明るくしてくれるものばかりでした。(KY)

A組 4月23日(金)

答えが1つでない課題に対して生徒達は各班に分かれ議論し、代表者が生き生きと発表して意見を述べている姿に驚きました。班員全員で協力して取り組む授業スタイルでは、普段の授業では見られない生徒達の一面が見られました。(N)

C組 4月26日(月)

新入生が楽しみにしていた授業の1つ「GC」が始まりました。世の中にはいろいろな課題や疑問があります。これらをみんなで話し合って解決策を導きます。もちろん、答えはありません。答えのない課題に対して、生徒たちは、主体的に話し合いや活動していきます。今回の授業では、生徒たちの顔は真剣な表情をしたり、笑顔で問題に取り組んだりといろいろな顔をしていました。(KM)

TOYOASOBI1:豊洲を歩こう!___TOYOASOBI探QMAP

B組 4月30日(金)

GC2回目の授業では、配布された「TOYOASOBI 探Q MAP」を持って班ごとに豊洲の街を歩きました。表面は現在の豊洲、裏面は40~50年前の豊洲のイラスト地図が描かれた本校オリジナルMAPです!MAPに記載された各チェックポイントの問いを、一人ひとりが知恵を絞って、一生懸命リサーチしていました。今回の街歩きで見つけた疑問や発見を、今後の授業に繋げていきたいですね。(S)

A組 5月7日(金)


D組 5月10日(月)

今回は豊洲の街を歩いて、その歴史や特徴を学びます。生徒たちは本校のオリジナルMAPを片手に自分達でルートを覚え、各チェックポイントを周りました。天気も良く、自分の身体を動かして実際に体験することで、教室ではできない学びを行うことができました。きっと生徒の探究心もさらに強まったと思います。(KY)

C組 5月17日(月)

自分たちの通っている豊洲の地を探検・調査をしてもっとよく知ろう。何も考えなければ通り過ぎてしまう遺構やモニュメントは調べてみると豊洲の地の歴史を語るうえでなくてはならないものであることに気が付く。いろいろな気付きが生徒たちの好奇心をくすぐりました。そして、大坪前校長も様子を見に来てくれました。(KM)

TOYOASOBI2:海から豊洲を見にいこう!___スカイダック

A・B組 5月26日(水)

豊洲駅ーテレポート駅を水陸両用バス スカイダックでめぐる本校オリジナルコース。ガイドさんのアナウンスも生徒の学びを深めるために探QMAPとリンクした構成に。スカイダックに乗ったことのある生徒も大いに楽しめる行程となりました。

スカイダックが海にスプラッシュする瞬間、後ろに校舎が見えます。車好きな生徒は水陸両用バスの構造に興味津々、歴史が好きな生徒は台場砲台ができた過程に思いをはせたり。「市場はなぜ豊洲に移転しなければならなかったのか?」「材木置き場はどうしてここにあったのか?」「オリンピック施設が江東区に多いのはなぜ?」などたくさんの「気になること」をそれぞれが見つけていました。(KC)

C・D組 5月28日(金)

今回はスカイダックに乗って、陸と海から豊洲を知りました。まずは陸から湾岸エリアを通って、どんな企業があるのか、そしてどんな特徴がある地域なのかを学びました。

今回のメインイベントはなんといってもスプラッシュです。ジェットコースターさながらの勢いで海の中に飛び込む瞬間には生徒たちの歓声が上がりました。

海から見る湾岸エリアは陸から見る時とはまた違う風景を見せてくれました。海から見ることによって豊洲が海の上に作られている地域であることが実感でき、生徒たちは新たな視点を通してこの地域を学ぶことができました。(KY)

TOYOASOBI3:歩いてみて・・・乗ってみて・・・発見した「セカイ」/解剖図鑑のつくりかた

A組 5月28日(金)

アクションカードゲームXをつかったブレストから始まるGCの時間。SHIBAURA探究室の使い方にも慣れてきました。歩いてみて、乗ってみて、「気づいたこと」を班で共有し、「気になること」「もっと知りたいこと」から問いを立てます。同じものを見ても一人ひとり感じ方や視点が異なるので、話したいことがたくさんありました。問いの立て方、情報収集の仕方、Googleスライドの共有の仕方など、SHIBAURA探究スキルをたくさん獲得しました。(N)

C組 5月31日(月)

先日までの授業で「歩いて豊洲を見よう」「海から豊洲を見よう」の授業を行いました。これらの授業だけでは単に楽しいだけの授業になってしまいます。SHIBAURA探究の授業はこれからが本番です。本日の授業は歩いてみて、乗ってみて「気づいたこと」「もっと知りたいこと」を班で共有して、今後どのようなことを調べるか話し合いました。生徒たちはとても活発な話し合いをしていました。さぞかし今までの授業が楽しかったのでしょう。(KM)

B組 6月4日(金)

X(クロス) を使用したブレスト学習→「TOYOASOBI1 豊洲を歩こう」「TOYOASOBI2 スカイダック」の体験からの疑問点の深掘り(ラベルワーク)→Google スライド作成手順の取得。各班に分かれて、今学期の最終授業に予定されている発表に向けた準備を進めました。班の意見を上手にまとめる生徒、PCの扱いに長けた生徒、それぞれの良さを生かした行動ができていました。(S)

D組 6月7日(月)

最初は久しぶりにX(クロス)を行い、問題解決のアイディアを出し合いました。その次に今回のメインテーマである「TOYOSU解剖図鑑」の作成に取り掛かりました。「TOYOASOBI1~2」を通して「発見したこと」や「もっと知りたい」と感じたことを付箋を使ってどんどん模造紙の上に出していき、班員で共有します。その上で「学びの技」という本を参考にして論題の設定の仕方を知り、最後にGoggleスライドを使ってまとめていく手順を学びました。(KY)

TOYOASOBI4:IHIに行ってみよう!

C組 6月14日(月)

生徒の皆さんはIHIで重工業の最先端技術に触れることを楽しみにしていましたが、緊急事態宣言の再延長でIHIの訪問は叶いませんでした。訪問はできなくなりましたがオンラインでIHIの方から説明を受けることができました。生徒の皆さんは真剣に説明を聞き、IHIの方へたくさんの質問をしました。質問の中にはIHIの方が答えられない難しいものもありました。やはり、生徒たちの好奇心には驚かされます。IHIの方の説明後は調べたことやわからないことをまとめて問を立てました。話し合いを進めていくうちに生徒たちは豊洲の地とIHIが切っても切り離せない関係であることが分かってきたようです。(KM)

A組 6月18日()


D組 6月21日(月)

今日はIHIへオンラインで企業訪問を行いました。IHIの方から丁寧に会社の概要を説明していただき、重工業の分野がどのように社会に貢献しているのかを理解することができました。IHIの主な事業の中には橋の建設があります。世界最長の明石海峡大橋もIHIが建設した橋の1つで、橋の専門家の方から橋の建設が一体どのように行われるのかを写真を見ながら具体的に解説をいただくことができました。

後半は今まで学んだことをもとに「もっと知りたいこと・疑問に思ったこと」をテーマに「問い」を立て、1学期の集大成である「豊洲解剖図鑑」の作成に取り組みました。7月に迫る「探究DAY」の発表に向け、生徒たちは真剣に取り組んでいました。(KY)

B組 6月25日()

前半は「IHIに行ってみよう!」オンライン企業訪問を体験、後半は『学びの技』で身に付けた「5W1H+Yes,No」の手法を使って、各班でもっと知りたいこと・気になることから問いを立てるグループワークを実施しました。「豊洲産業遺産をいつからどうやって残したのか?」「なぜ豊洲には企業が多いのか?」など、これまでの学びから様々な疑問点が出ていました。発表用のGoogleスライド作成も各々工夫して準備を進めています。7月17日(土)の「探究DAY」が楽しみですね。(S)

TOYOASOBI5:湾岸エリアの企業をたずねよう!

マルハニチロさん 6月14日()

マルハニチロさんは、本校から歩いて10~15分ほどの所にあるビルの中にあります。緊急事態宣言の影響で、オンラインでお話しを聞かせていただきました。世界の水産資源を守るためにマグロ養殖の先駆者になったことや、SDGsに関する取り組みを積極的に行われている事などについて、生徒達は熱心にメモを取りながら聞いていました。ご説明だけではなく「今後に向けて私達は、どうすべきなのか。」などと問いを投げかけていただく場面もあり、生徒達が自らの考えを深める良い機会にもなったと思います。プレゼントとしてお魚ファイルと、ゼリーを全員に一つずついただき、とても嬉しそうに持ち帰っていました。 (WK)


住友ゴム工業株式会社さん 6月17日()

豊洲駅の反対側のセンタービルの中に東京本社のある住友ゴム工業株式会社さん。緊急事態宣言下のため,対面での企業訪問ではなく,オンラインでつないでお話を聞かせていただきました。神戸本社からもサスティナビリティ経営やSDGsに詳しい方がご参加くださいました。生徒たちはホームページで事前下調べをして参加しましたが,日本初のチューブタイヤやチューブレスタイヤの開発などを行っていること,CMなどで目にするタイヤやスポーツ用品など自分たちの生活の身近にある製品を開発されていることに驚いて話に聞き入っていました。「廃タイヤを集めてリサイクルすることと新しいタイヤを作ることはどちらがコストがかかりますか?」という生徒からの質問や,タイヤの製造過程で冷却する水をどう節約するかなど環境と絡めた質疑応答や,2050年までのビジョンを伺い,生徒たちはサスティナビリティな世界の実現に向けて少し詳しくなったようです。(KC)

東京国際クルーズターミナルさん

6月23日()・25日(金)

2020年度秋に完成しましたが半年以上休館していた東京国際クルーズターミナルさんに行ってきました。スカイダックに乗って知った晴海ターミナル閉鎖の話や,IHIさんで聞いた水上での構造物建造の話ともつながって,短い時間ですが非常に充実した時間になりました。晴海ターミナルで光っていた「F」の意味,「I」「O」などの種類や意味も教えていただいて生たちは目を輝かせていました。

探究DAY:TOYOSU解剖図鑑を自慢しよう!___探究発表会 2021年7月17日(土)

本校初の学年全生徒による公開発表会。代表生徒が発表する公開発表会はありましたが,全員は初めて。コロナ禍のため,保護者の方はオンライン,TOYOASOBIのステークホルダーや学内の教職員は対面というハイブリッド開催となりました。

まず,各クラスですべての班が5分以内で豊洲解剖図鑑を発表します。教室には画面共有だけでなく,生徒の様子がわかるように,"オンライン投影機"をセットします。

生徒間の相互評価はS-tabで即時回収,ゲストのコメントシートはアナログで即時に手渡ししてフィードバックができるよう適材適所で活用します。各クラス上位2班が全体発表会に進出しました。

選ばれた8班に共通したことは,各班が立てた問いが非常に興味深いものであったこと,さらにそれを深堀りできていたことにありました。その問いをここに記載します。

  • 豊洲にオリンピック関係のものが多いのは?タワーマンションが多いのは?どのように世界と繋がっているか?(A03班)

  • なぜ昔の工場を停止したのか?豊洲をいつ誰が再開発したのか?(A10班)

  • なぜ豊洲は東京の中でも重点的に発展することになったのだろう?(B04班)

  • 台場砲台のおかげで日本は守られたのか?(B10班)

  • 昔の豊洲から,どのようにして今の豊洲に変わったのか?(C02班)

  • なぜクラゲが多いのか?(C09班)

  • なぜ観光業や工業の企業が豊洲に多いのか?(D07班)

  • どうして、豊洲という場所を埋め立て地として選んだのか?(D08班)

ゲストの方からの講評やアドバイスなどは生徒の心にしっかりと刻まれました。2学期の活動も楽しみです。