IT授業風景

学期 

11回 SIT×Metro

中学2年間のITの集大成として、PBLを通じて東京メトロの企業課題解決に取り組みます。企業の課題は言葉にすると非常に単純なものでしたが、それゆえに解決策を考える糸口が見つからず、非常に難解なPBLになりそうです。しかし、生徒たちからは「大人にもできないのに」というような弱音は一切なく、真剣なまなざしでグループでアイデアを作り出していました。 第1回の授業を終え、東京メトロの担当者は「大人には気付かない柔軟な視点を感じられた」「いいアイデアがあれば社に持ち帰って実際に現場に生かしたい」と話してくださりました。問いから理想状態(ビジョン)へのギャップを埋めるアイデアを出すという中2の活動が凝縮されたこの活動を通じて、生徒の成長がみられることが楽しみです。 

12回 SIT×Metro

第2回は完全に自走モードです。来たるコンペに向け、各班で本質的な課題についてもう一度見直します。そして、自分達が考案するアイデアは企業課題解決のポテンシャル(効果性、価値、阻害要因など)をどの程度秘めているのか、分析を行いました。最終回の発表で東京メトロ方々を驚かすことが出来るのか、社内で検討して頂けるアイデアは発掘されるのか、期待大です。 

13回 SIT×Metro

最終回はいよいよコンペ、まずは予選会を行いました。10班の中から東京メトロの方に2班選出して頂き、その後決勝発表を実施しました。2年間かけて学んできた集大成と言える素晴らしい発表が続き、メトロの方からも好評を頂けることが出来ました。見事賞を獲得した班員の顔には満足気な表情が見て取れました。日頃から社会を支えている企業が抱える課題の解決案を探ることは非常に貴重な機会となったことでしょう。

中3に向けて、良い刺激となりました!来年度も頑張りましょう!!