学生向け受講ガイド
このページでは、学生のみなさんに向けて、ハイブリッド型授業における学習の進め方について情報を発信しています。
ステップ1:オンライン授業の接続環境を準備する
オンライン授業を受けやすいように機材を用意する
受講用パソコン
ビデオ会議ソフトウェアをインストールできる最低要件以上のスペックのパソコンを用意してください。(例:Webexの最低要件はこちら)マイク付きイヤホン
スマートフォンで使うようなイヤホンプラグ接続のマイク付きイヤホンで十分です。Webカメラ
パソコンに内臓されている場合は不要です。ネットワーク環境
受講用パソコンを、自宅や下宿、寮などに設置された安定した有線または無線のネットワークに接続してください。個人に割り当てられたELMS ID(決して他人のIDを使わない)
必要なソフトウェアを用意する
オンライン授業を受講するためのソフトウェアを、パソコンにインストールします。
Google Meet
Googleのビデオ会議ソフトウェアです。
Chrome等のブラウザで利用できます。ソフトウェアのダウンロードは不要です。
詳しい使い方は、Googleのヘルプ(外部サイト)をご覧ください。
Webex Meeting
Ciscoのビデオ会議ソフトウェアです。
ソフトウェアは無料でダウンロードできます。
Zoom
北海道大学では,教育環境整備の一環として、Zoom社との包括契約を締結しています。
ZoomはELMSと連携しており、Zoom に「Google からサインイン」することで、ELMS メールアドレスにて Zoom を利用することができます。
Zoom へのサインイン方法は以下の「Zoom サインイン方法手順」を参照ください。
<問い合わせ先>
・サインイン方法等、ご不明な点は、ページ最下部の「お問合せ」フォームからご連絡ください。
・Zoom の一般的な利用方法については、下記URLをご参照ください。
Zoom 公式ホームページ内「Zoom サポート」https://support.zoom.us/hc/ja
Zoom+α(大阪大学)
https://zoom.les.cmc.osaka-u.ac.jp/
ステップ2:授業方法について教員からの指示を確認する
ELMSや受講生用メーリングリストなどで通知された授業の受講方法について確認します。
対面授業
科目によって建物や教室が異なるため、事前に確認しておきます。
対面授業に先立ち、オンデマンドで講義コンテンツを視聴したり課題に取り組んだりする場合があります。事前課題の有無について毎回の授業後に把握するようにしましょう。
事前課題の進め方がわからない場合は、前もってTA(ティーチングアシスタント)や担当教員に質問しましょう。
同時配信授業(同期型)
受講用パソコンで、Zoomなど担当教員から指定されたビデオ会議ソフトを立ち上げます。
指定された会議室のURLにアクセスするか、指定されたミーティングIDを入力し、入室します。
同時配信授業の場合、授業開始時間の前に余裕をもって準備する時間をつくることが大切です。
インターネット環境の不具合など、授業開始時間に入室できない場合は、直ちに担当教員へメールなどで連絡しましょう。
オンデマンド型授業(非同期型)
ELMSの授業グループにアクセスして、講義コンテンツや課題、また配信期間や課題の締め切りなどを確認します。
※ 講義ビデオの視聴、課題や小テストの提出、電子掲示板(フォーラム)への投稿などを必須の活動として求められることがあります。期限をよく確認し、遅延のないよう課題に取り組みましょう。授業内容が十分理解できなかった場合は、図書館で調べたり同じ授業を受けている他の学生に尋ねてみましょう。
受講方法や課題の進め方など不明な点がある場合には、TA(ティーチングアシスタント)や担当教員に質問しましょう。
授業ごとに担当教育へ連絡する方法を確認しておきましょう。やむを得ず授業を欠席する場合、事前に連絡しておくことで、欠席した授業回の配布資料や録画映像などに関して、教員との情報共有が円滑に進められます。
ステップ3:大学からのお知らせを確認する習慣をつける
ELMSポータルには、大学からのお知らせのほか、自分が履修している科目からさまざまなお知らせ(たとえば休講や小テスト、レポート提出など)が掲載さます。また、メールからもさまざまな情報が送られてきます。ELMSポータルとメールの確認は日課として習慣づけることが大切です。
メールは、パソコン以外のほか、携帯電話でも確認できるようにしておくと便利です。
メールは受信されると、まず「受信箱」や「Inbox」という名前の場所に入ります。メールを受信したらできるだけ早めに確認しましょう。また、メールの受信箱は、常に整理された状態に保つようにすることが大切です。Gmailの場合「メールの自動振り分け設定」をしておくと便利です。
Gmailヘルプ:メールのフィルタルールを作成する
ステップ4:授業外学習時間を含めて、計画的な受講計画を立てる
「学習」には、大学での授業と授業外の自主的な予習・復習なども含まれます。授業時間外の学習には、授業で課された事前・事後課題などが含まれます。
各授業科目のシラバスを熟読して、履修登録をするとともに、授業の目的や学習到達目標を確認して、自分がその授業で何を達したいのか把握しておくことも大切です。
授業時間外に課題に取り組むことを考えて、授業のスケジュールを管理・調整しましょう。
スケジュール管理には、Googleカレンダーなどを利用すると便利です。カレンダーには、授業予定のほか、課題の締切日、サークル活動、アルバイトやプライベートの予定など、一目でわかるようにしておくことによって、見通しをもって日々行動することができます。
Moodleなどインターネットを介して課題を提出する場合、インターネットの接続状況やブラウザの不具合などによりアップロードに時間がかかったり、正しく提出ができなかったりする場合があります。不測の事態に備えて、なるべく早く課題に取り組み、余裕をもって提出するように心がけましょう。
ステップ5:ルールを守って受講する
皆さんがオンライン授業を受講する際の 最低限のルール を以下に示します。 それぞれが意識を高め、ルールを遵守し、受講してください。
オンライン授業に参加するための方法(URL 等)、授業の様子(映像)、授業で提供された教材、資料等を第三者に配付したり、SNS や掲示板などインターネット上 にアップロードしてはいけません。 教材や資料には著作権があり、それらの権利者に無断で SNS 等に掲載すると、著作権法等に違反し法的措置が取られることがありますので、絶対に行わないでください。
プライバシー保護に十分配慮しましょう。 他の受講者の氏名、学生番号などの個人情報を SNS や掲示板などインターネット上 にアップロードしたり外部に漏洩させたりしてはいけません。
試験等において本来の受講生になりすまして受験したり、他人が作成した提出物の盗用、カンニング等の不正行為は行わないこと。
これらの行為は処分の対象になります。
他大学でもブレンド型授業の受講方法が紹介されていますので、参考にしてください。
ブレンデッド教育で効果的に学習する12のポイント(大阪大学)