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岐阜薬科大学 第12代学長 原英彰
皆さんは2022年度の本学の入学試験に合格され、晴れて4月より新1回生になられます。ここ2年間ほど続いているコロナ禍で色々な制約がある中、幾多の苦労を重ねて、勉学に励まれたと思います。その成果が現れ本学の合格通知を受け取られました。おめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。
大学に入れば、今まで出来なかった色々な事が出来ます。楽しい事が一杯あります。私も過去を振り返ってどの時代に戻りたいかと聞かれたら、大学時代と言えます。大学は人として自分を築いていく上で様々な経験ができる場です。
本学は三田洞キャンパス(1-3回生)と本部キャンパス(4回生以上)に分かれていますが、いずれも岐阜市の郊外にあり、決して都会と言えません。実はこれが良いところです。これは入学して一年も住めば次第に分かってきます。住めば都です。
三田洞キャンパス
1−3回生が薬学の基礎を学びます
1,2回生の間に、薬学の基礎を学びながら、専門的な興味を養います。その上で、3回生で「創薬育薬」あるいは「臨床薬学」のコース選択を行って、より高度な専門教育を受けながら研究室に配属し、世界最先端を目指す研究に直接触れることになります。研究分野は有機合成化学、物理化学、製剤学、分子生物学、薬理学、感染制御学、臨床薬学、病院薬学、薬局学など多岐にわたり、20以上の研究室から選ぶことができます。
本部キャンパス
4回生以上が専門教育を受けます
世界最先端を目指す研究にも直接触れます
卒業後は、薬剤師国家資格を持って多様な分野で活躍することが出来ます。病院薬剤部、薬局で働く薬剤師、国家・地方公務員、大学教員、製薬・食品企業の創薬研究者、開発者、営業職、学術職など。また学部卒業後には大学院(4年間)進学も可能です。本学では約1割の学生が大学院に進学し、博士(薬学)の学位を取得し、創薬や生命科学研究のプロとして社会に貢献しています。これからの進路を決めるのは皆さん自身です。何れにしろ輝かしい未来が待っています。
本学は、総合大学と比べて規模が小さく学生数が総数で約800人です。クラブ活動も盛んで、多くの学生が何処かのクラブに所属しています。皆さんも入学後はすぐに入部して下さい。本学の特徴の一つは、学生間、教職員・学生間の距離が近くアットホームな感じです。学生一人ひとりにアドバイザーの教員がつき定期的に面談します。また、学長との面談や学長へのサジェスチョンボックスも用意しており、安心して学生生活をエンジョイ出来る様に教職員が全力で皆さんを支援します。
クラブ活動も盛んです
最初の授業は私学長の「薬学概論」からスタートします。近いうちに皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。皆さんのこれからの学生生活が楽しく、充実したものになりますように祈念しています。