大学院に行こう!

ー「キャリアガイダンス@岐薬」開催に向けてー

岐阜薬科大学学長の原英彰です。この度、本学の学部1回生~3回生を対象とした「キャリアガイダンス」を開催することになりました。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、今年はZoomにて開催いたします。本学の大学院についてより多くの方に知っていただくために、学外者の参加も歓迎いたします。詳細についてはこちらをご覧ください。

研究室にて

各研究室では多彩な先端研究を展開しています。

さて、今回のキャリアガイダンスは「大学院へ進学することを考えてみませんか?」という内容です。

ファーマシストサイエンティストの育成

本学では、教育のビジョンとして「ファーマシストサイエンティスト(薬剤師研究者)」(臨床に従事しながら研究ができる薬剤師、あるいは臨床の経験を生かして製薬企業などで研究者として活躍する薬剤師)の育成を一つの目標として掲げております。全国で、毎年約一万人が薬剤師国家試験に合格し薬剤師免許を取得しております。そのような中で、自分自身の存在感を示して行くために、薬剤師免許、あるいはそれに関連する知識以外に、他者とは違う技術・力を身に付けておくことは、本学の卒業生が将来社会に出る際に大変価値のあることになると、私たちは考えています。そして、その一つの機会が、今回のキャリアガイダンスでご紹介する大学院への進学です。

学会発表

国内外の学会で研究成果を発表します。

社会が強く求める人材

今現在、社会から強く求められているのは、薬学を修得しただけではなく、大学や企業の教育・研究職医療機関や行政機関の管理職として活躍できる人材であることですそこで、このキャリアガイダンスにおいて、現役の大学院生や薬剤師免許及び博士号を修得している教員から「大学院で学ぶこと」、「博士号を修得することでどのようなことができるのか」といった事を、経験を踏まえてお話ししていただきます。

薬剤師免許取得のその先、さらに力をつけていくこと、自分自身を生かすことを考えて~岐薬生よ、未来を切り拓け!~とサブタイトルを付けました。このガイダンスが、将来のキャリア設計について考える良い機会になることを願っています。

なお、本学においては、大学院博士課程に進学する学生に対して、チャレンジ奨学金やRA(リサーチアシスタント)制度などによる経済的な支援を行い、大学院進学を奨励しています。そのような本学の手厚いサポートについても具体的な説明を予定しております。

令和2年度学位授与式にて

晴れて博士号を取得し、科学者として未来を切り拓いてゆきます。