2014/10/18
その時はまだ、古民家に住む事なんて簡単なことだと思っていたんです。
琉球村の古民家で心地良い風に癒やされた日から古民家に住みたいという夢を抱き、不動産屋巡りを始めました。
町に出ると比較的簡単に空き家らしき古民家を目にします。
これなら、簡単に古民家の借家が見つかり、沖縄の風を感じられる生活がすぐにでも始まると高をくくっていました。
しかも、古い建物だけに家賃も安く経済的にも楽だろうなんて、脳天気に考えていたのです。
しかし、数件の不動産屋を訪れても、いい借家物件はなかなか見つかりませんでした。
ならば!、自分で古民家を見つけて家主さんに直接交渉を試みようと動き始めたのです。
恩納村、読谷村、国頭村など、仕事が休みの度にいろんな土地を探し回りました。
そして、やっと今帰仁村で見つけた一軒の空き家。コンクリート瓦ながら趣のある佇まい。
隣り近所を一軒一軒訪ね家主さんの住んでいる所を探し出しました。
そして、何度か足を運んではお留守で空回りなんて事を繰り返し、ついに家主さんにお会いする事ができました。
突然の訪問者に怪しまれない様に、緊張しながらもあの空き家を貸して頂きたいという思いを伝えました。
がしかし、
『あの家には先祖代々の仏壇が残っていて家を貸す事はできない』という返事でした…。
「古民家に住むって難しいんだな~、自分の考えが甘かったかなぁ」身にしみて感じました。
それからも、なかなか貸してもらえる家を見つけられず、古民家に住む事を諦めかけていたその時、ある一人の建築士の方と出会う事になるのでした。
つづく…