山岳名の比定
画像は現地で撮影した写真と、できるだけ同地点・同方向からの視線で、眺めるようにしたGoogle Earth Pro 3Ð画像のスクリーンショットです。
この画像どうしの比較により、山域・山名を比定しました。
目的の山岳が前景に隠れて、見えないのか/見えるのか、はGoogle Earth Proの断面図で判断した。
●タルチェンから南方を望む
■ 参照画像 M1:コルラ出発前にタルチェンから南方を望む、 5/9 のページ。
画面右半分、山裾に細長く見えているのは、ラカスタル湖。
マナサロワール湖は左手前の低い丘陵の裏に隠れて見えていない(平原部の標高は約4,500m)。
中央やや左の大きな峰はナムナニ峰。
タルチェンから南方を見ています。
地図画像中央やや左、湖に近い手前のピーク(赤いA)がナムナニ峰です。
3本の直線がありますが、一番右の群青色は、アピとタルチェンを結んでいる。
プロファイル左端がタルチェン、地図画像の赤い矢印はプロファイル右端のアピで、ご覧の通り遮るものはない。
右から2本目の赤色直線は、ナラカンカール山群(タクブヒマール)とタルチェンを結んでいる。
プロファイル左端がタルチェン、地図画像の赤い矢印はナムナニ山群の一部で、ナムナニから東に派生した中国領の山並み、それに遮られてプロファイル右端のナラカンカール山群は、見えない。
※地図画像に各日毎の移動ラインなど見えて紛らわしいが、山脈の稜線をたどる黄色のギザギザの線が国境線を表し、その中で画面右の赤い線が印・尼の領有係争国境ライン。
左の黄色直線は、サイパルとタルチェンを結んでいる。
プロファイル左端がタルチェン、地図画像の赤い矢印はナムナニ山群の一部で、ナムナニから東に派生した中国領の山並み、それに遮られてプロファイル右端のサイパルは、見えないようだ。
●カイラス北面
■参照画像 N1:カイラス北方の岩峰
5/10午前中撮影だと思う、画像左が日向面で東、右が日陰面で西、南方向を見ての撮影のはず。
カイラス北面の過去の大規模氷河で、断ち切られた尾根の断面 A B C のいずれかだと思う。
Bが一番似ているので、B部分の3Ð画像を掲載したが、画像には針峰が表現されていない。
違う所かも知れないが、Google Earth Pro は針峰のような細かい表現は無理なのかもしれない、詳細は不明。
●カイラス・コルラ
Google Earth Pro による 5/9、5/10 、5/11、3日分のプロファイル、詳細はそれぞれの日付ページでご覧ください。
1日目 5/9 タルチェン→ディラプク・ゴンパ
2日目 5/10 ディラプク・ゴンパ→ズトウプク・ゴンパ
3日目 5/11 ズトウプク・ゴンパ→タルチェン
●プランより南南西方向を望む
Google Earth Pro 3Ð画像で、5/13 早朝撮影の写真と、同じアングルを得ることが出来た。
稜線の黄色ラインは中・尼の国境線。
少し視点を上げ国境の後ろネパール側を見ると、ナイフの刃のような山々が見える。
これらのピークは標高5,000~6,000m台ですが、いずれも未踏峰だと思います。
国境係争地に近く登山許可は難しいのでしょう。
●ヤリから南西方向を望む
Google Earth Pro 3Ð画像で、5/16 朝撮影の写真とほぼ同じアングルを得ることが出来た。
手前の山の谷に残る雪形、よく一致している。
下記の画面右上隅(西)側が中国領で、このピークはネパール領内。
Google Earth Pro 読み取りで5,865mが最高点のようです。
●氷蝕の北壁
Google Earth Pro 3Ð画像で同アングルを得た。
北壁の標高はGoogle Earth Pro 読み取り5,253m。
●チムサ・コーラ奥の針峰群
やはり針峰は表現されていない、右ピークの標高はGoogle Earth Pro 読み取りで5,155m。